前回 伝説ライダー?100年早いな!【仮面ライダーガッチャード33話】感想
たまに見るゴー⭐︎ジャスさんのネタがこの世で一番面白いと思う時がある男アメイジングRYOです。
あの方特撮大好きなんですよね。トッキュウジャーにも出てたなあ。
特撮好き芸人として自分も本業もっと頑張りたい!
決意を新たに33話感想です。どうぞよろしく。
あらすじ
並行世界より降り立つ救世主 鳳桜・カグヤ・クォーツ/仮面ライダーレジェンドは最終兵器レジェンドカメンライザーを使い仮面ライダーレジェンダリーレジェンドに変身。
キャラソンをバックにサイゲツ/仮面ライダーダークキバを圧倒!その力は世界を滅ぼすとされるダークキバの〝キングスワールドエンド〟すら容易く押し返すほど。
16年越しに本編未登場だった必殺技を披露し、それが『かめはめ波』的な技だったことを視聴者に見せる役割を果たしたサイゲツは退場…ではなく一度レジェンドの世界に退散。
逆襲に燃えるサイゲツのその手にはCV速水奨のドライバーが握られていた。
一方友との再会を喜ぶが宝太郎は自分のことを覚えていないと知ったカグヤは…
人間 鳳桜・カグヤ・クォーツ
『仮面ライダーガッチャードvs仮面ライダーレジェンド』ではカグヤのヒーローとしてのスタンスやそのオリジンにフォーカスが当たっていた。
ディケイドに助けられヒーローを志し、誰よりもゴージャスに振る舞うことでハンドレッドの目を自分に引きつけ、並行世界のライダー達をリスペクトし、もっと輝けるはずだと先輩ヒーローとして宝太郎を応援する。
前回ラストの無双っぷりも併せ、あざとい程のキャラ付けで多くの視聴者はカグヤをヒーローとして好きになったことだろう。
そこでヒーローとしてのカグヤの掘り下げは十分なので今回は人間として、いわば素顔の部分をクローズアップした内容となっていた。
そして描かれた素顔はというと…
ゴージャスに不器用な照れ屋さん
というこれまたなんともあざとい姿。
まずは冒頭宝太郎に忘れられていると知った時のあの寂しそうな顔…。その後すぐ装置で記憶を戻したけどあの装置わざわざ持って来てたってことだよね?
つまり「記憶なくしてんのは分かっていたので装置は持ってきた。でもひょっとして覚えててくれてるかも知れないから話しかけてみたけどやっぱり忘れられていて(´・ω・`)ションボリ」と推理できるわけだ。カグヤ様お可愛い…
その後のカッシーンとの戦いではファイヤーガッチャードに変身し強くなった…もといゴージャスになったガッチャードを見て嬉しそうな声色。そこでホッパー1とスチームライナーを以前の戦いで使ったクウガと555のケミーカードに(勝手に)取り替えガッチャードをエクシードマイティにフォームチェンジさせてしまう。
この行為はケミーを友達と思う宝太郎に糾弾されてしまうが…カグヤ様、まあテンション上がってゴージャスしてあげたくなっちゃったんだろうな、と察せる(ゴージャスしてあげるってなんだよ…)
カグヤからすれば友達を思っての行為だったのに余計なことするなと言われてしまい不貞腐れながらの
「ゴージャスが嫌ならそう言えばいい」
カグヤ様お可愛い。
思うに彼は同世代の友達が下手したら宝太郎が初めてにして唯一なのだろう。バトラーは友達って感じじゃないし。
長らくハンドレッドと1人で戦い続け、常にゴージャスに強く逞しくヒーローとしては完璧と言っていい程の振る舞いを身につけている彼だが一方で仮面を付けずに自分を晒すことが下手。フラットな友人との接し方が分からない。それ故にやり過ぎたり、他者の気持ちを慮ることが出来ず、でも相手のことは好きだから好意や善意を押し付けてしまう。
ヒーローとして成熟しているのに人としてはカグヤはあまりに幼い。そしてそんな姿が非常に魅力的だと私は思う。
速い話がギャップ萌え(死語だろうか?)
カグヤ役の永田さんの演技も素晴らしい。宝太郎と接する時の妙にドギマギしている感じや、子供のような所作が完璧。
あと何気に加治木見て「バトラー!?何故ここにいる?なんでいるの??」ってなるとこも好き。
お前も驚くんかい…。
てっきり並行世界に慣れてるからそっくりさんに会うのなんて日常茶飯事かと。
5年越しの決戦!アークワンvsゼロツー
今回のトピックはサイゲツの変身する仮面ライダーアークゼロ/アークワンとレジェンドが変身する仮面ライダーゼロツーによる本編ではなし得なかった夢の対決。
これに関しては仮面ライダーweb で熱く語られているのでそっちを読んでもらうといい。
元々仮面ライダーゼロワンが新型コロナウィルスの影響で撮影スケジュールに大幅な変化が出なければこの対決は本編でやるつもりだったらしい。
キングスワールドエンドといいこのレジェンド編って当時できなかったことや描けなかったことをこれを機にやろうぜ!みたいな企画なのか?
この対決の注目ポイントはガッチャード由来のものの介入が少なく、まさにゼロワン本編でやりたかったゼロツーvsアークワンの擬似的な再現に勤めていることだろう。
ガッチャードも一緒に戦ってはいるが攻撃は最後の決め技以外当たってないし、ゼロツーがアークワンの予測演算を超える動きをしてこれを突破するという流れはゼロワン要素だけで成り立っている展開だ(設定的にもアークワンよりゼロツーのがだいぶ強い)。
例によって設定面などに詳しいオタクほど楽しい要素を入れてくるぜ。
…っかゼロワンから5年ってマジ?
まだまだあるぞレジェンド要素!
最後にゼロワン以外のレジェンド要素について。
まずは天下無敵のゴージャス野朗レジェンドジーニアスフォーム(仮)
最強形態にフォームチェンジするというのはディケイドもやらなかった(設定的には出来るんだったかな?)やつだがレジェンドの場合は例によってゴージャスな装飾が着く。
最強形態というのは基本派手派手なビジュアルなのでそこに装飾が付くともう本当に「ゴージャス」としか形容できない姿になるなと感じる。逆にクウガアルティメットやオーズプトティラみたいな一色気味の最強形態にアレが付いたらどうなるのか気になる。
ジーニアス変身時のボトル工場エフェクトやボトルが各部にブッ刺さる演出も本家通りでそのすべてが金色になっていてこれまたゴージャス。本家ではゲンさんがやってるイメージのあるダイヤモンドフルボトルによる防御を披露した。
アークゼロとの戦いでは歩くゴージャス図鑑レジェンドコンプリートフォーム(仮)を使用。
最強形態召喚からの必殺技は原作通りなんだけど電王ライナーフォーム召喚からの〝W電車斬り〟で敵を倒せないとこまで再現しなくても…
そして最後にファイヤーガッチャードエクシードマイティ。
前にも書いたがファイヤーガッチャードは「基本形態を強化する形態」という独特のポジション故にこの先どんな形態が増えようと型落ちしないであろう美味しいフォームだ。
見惚れたのは必殺技のシーン
クウガのマイティキック前のポージング→ファイヤーガッチャードの背中から伸びるアンカーで体を止めて最大出力になった瞬間それが千切れる→超高速で多段クリムゾンスマッシュを決めてキックの後にはクウガの紋章
というガッチャード+クウガ+555すべての要素を完全にガッチャンコさせた見事なキック。
アクション監督にはクウガでグロンギ怪人のスーツアクトを担当したこともある福沢氏を起用しており制作の本気が伺える。
次週
サイゲツを退けた直後突然別れを告げるカグヤ
それだけじゃなく何故か宝太郎を攻撃!
何故だカグヤ様!事情も話さず殴ってくるとか頭平成ライダーかよ!
ハンドレッドの終末時計のカウントダウンが迫る…
頭平成で時計?じゃあもう彼が出るしかない!
登場!レジェンドグランドジオウ
それではまた
コメント