ケミーの起源!我は理解する【仮面ライダーガッチャード36話】感想

仮面ライダー

前回 ゴージャスタイム!レジェンダリーは終わらない【仮面ライダーガッチャード35話】感想

「暑い日に熱いラーメンを食べる」という発想が理解できない男 アメイジングRYOです。

まずご飯食べてる時に汗だくになるのがめっちゃ嫌。同じ理由で暑くなるからお酒も苦手。

そんな気持ちも多分理解できるギギスト様大活躍の36話の話をしていきましょう

あらすじ

「みんなでラケシスちゃんを大いに笑わせてくれないかな」

唐突且つ無茶振りもいいとこなお願いをキッチンいちのせに持って来た鏡花。曰くラケシスを人間にする上で感情を学ばせる必要があるんだとか。

早速宝太郎達は各々の持ちネタでラケシスを笑わせようとするが…

一方、ミナトスパナは2人で無能…錬金連合本部に行き先日大暴れしたハンドレッド(とカグヤ様)の一件とそれに伴い現れた暗黒の扉よりいづる者 ギギストの対策を進言するが相変わらず腰が重いおっさん達

しかしその時本部にそのギギスト本人が現れた!

アグレッシブ系大ボス ギギスト様

転載https://www.kamen-rider-
official.com/gotchard/37/

ゴージャス回からぬるっと登場したせいで微妙に影が薄かったというかカグヤ様の輝きに負けていた感あるギギストだが今回は名誉挽回、ここからが俺のステージだ!とばかりに大暴れ。あっち行ったりこっち行ったり三姉妹に任せず割とガンガン自分で動く現場主義者なボスだ。

まずはいきなり連合に現れ立ち向かった連合幹部の1人を容易く消滅させる。しかしただ消滅させたのではなく「人には扱えないほどの強大な力の一端に触れさせてやった」んだとか。どういう意味なのか?あの幹部は世界のどこかで生きているのか?

その後は仮面ライダーヴァルバラドと交戦するも全てを〝理解〟しているギギストにはまるで通用せず。

ところでこのギギストというキャラ。連合の幹部の正体のわからぬ相手に立ち向かう気概を勇敢だと讃え、立派だと褒めたりスパナを強いと認めたり二言目には相手を〝理解〟しているということを口にしたり一見すると人間に対してリスペクトがあるかのような態度を取っている。そして認めた相手には褒美として願いを叶えてやろうと言い出す様はまるで気前のいい神様。

尊大ではあるが、根っからの悪で世界を破壊してやるぜぐへへ…的な雰囲気をまるで感じないのが逆に不気味というか、人間を下等とか罵るタイプでもなく寧ろ素直に褒めるのが気持ち悪いというか。とにかく今までにあまりいなかったタイプの大ボスだ。置鮎氏の演技は言うまでもなく抜群。

戦闘時には空間を捻じ曲げる力を持っているようでフィールドを変えたり、攻撃を別の場所に移して回避したりと当然強敵。

11、12話で登場したスパイのお姉さん針馬さんを覚えているだろうか。

https://www.kamen-rider-
official.com/gotchard/12/

彼女が使っていた空間の再練成という禁術をギギスは自由に、しかも超規模で使えるということだろう。

ギギストの力の由来は仮面ライダーWEBによれば「神働術」

ではその神働術とはなんなのかという話だが…

神働術は、存在の諸階層において神的「しるし」を辿っていくことによって超越的本質を回復することを目的とする一連の儀式と作業である。

引用 https://www.weblio.jp/content/神働術#

だそうです。

…何言うてんのかわからん!!!!!!

語られしケミーの起源

ギギストから語られたケミーの起源。それはケミーとは元来悪であると言うこと。

ギギストによって最初に作られたのがドラゴナロスガイアード26話で語られている)で残るケミーは全てそれを模倣し人間に作られたんだとか。

仮面ライダーシリーズはシリーズが進むほどに原型が消えていき今やウルトラマンやスーパー戦隊より遥かに自由なシリーズとなっているが、変わらないテーマがある。

それは「力の源泉は悪」ということ

初代仮面ライダーも元は悪のバッタ男。それが悪の言いなりにならず人類の自由と平和のために戦うことを誓ったからこそバッタ男ではなく「仮面ライダー」という正義の名を与えられたのだ。

ガッチャードもその例に漏れず、力の源たるケミーが悪より生まれたという展開にして来た。ここはどれだけシリーズが進んでも変わらないで欲しいな。

そもそもバッタが蝗害を起こす害虫ってタッチも何気に好きなのよ。ゼロワンメタルクラスタの時だかに1000パー野朗にも言われてたね。

気になるのはギギストが自分で作ったケミーを「人に害をなす悪」と定義しているところ。彼は上記の連合に現れた際に「かつて世界を闇に閉ざした悪魔などと不名誉な名で呼ばれている」と自分が悪者だなどという自覚は全く無い様子。

もし仮にギギストが悪者ではないのなら、何のために人に害をなすケミーを作ったのか。錬金術師達に伝わる御伽話が捻じ曲げられていて、語られていない真実があるとしたら。この先明かされることはあるだろうか。

ケミーは純粋で人の悪意に引っ張られてしまうだけと訴えて来た宝太郎だが、ギギストスケボーズのみを冥黒に染めてマルガムにしてしまう。

転載https://www.kamen-rider-
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「〇〇に染まれ」は基本的に悪意とケミーを結びつけマルガム化させる能力だが、スケボーズ1人でマルガムになれてしまうことはそれ即ちスケボーズに悪意があることの証拠ではないだろうか。

もしそうなら宝太郎の解釈は根っこから間違っていたということになり辛い。

そしてラストのスケボーズマルガムを倒してしまったシーンのやっちまった感を煽るあの演出も辛い。上手いからこそ辛い。スケボーが白くなっただけでズシンと来るのはケミーに愛着を持てる作品にしようという制作の努力が実っているからこそだろう。

ガッチャード得意の重い時はとことん重く!が効いてくる。

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暁の錬金術師=デイブレイク?

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りんねの昔話になると度々出てくる暁の錬金術師。私はこの錬金術師とは仮面ライダーガッチャードデイブレイク 即ち未来の宝太郎ではないかと前から考えている。

このお伽話の内容は早い話120年前に現れた悪魔(ギギスト)を暁の錬金術師がやっつけましたというものだ。

タイムロードがいる以上過去に飛ぶことはできる。そこで過去に行ったデイブレイクが悪魔を倒したのだ。

ギギストは120年前に錬金術師に敗れ体の一部を奪われたと言っていて、それは宝太郎の中のと見ていいだろう。宝太郎を「盗人」とギギストが呼んだのは未来の宝太郎ギギストより体を奪ったから。

今回の黄金の花のスパイスでみんなが笑顔に〜というのも過去に飛んだ宝太郎がその花を使って料理を振る舞ったとも考えられる。

なぜ過去に行ったのか?どうやって過去の宝太郎を託したのか?などはおそらく夏映画で明かされるんじゃないかしら!

全て私の推測だが当たっていたらご喝采

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次回

スケボーズを倒してしまい失意の宝太郎

そんな彼を救うのは君しかいない!

立ち上がれホッパー1!幻の花のスパイスをガッチャし宝太郎を元気づけよう!

見つからなくてもしょげないでよベイベェ!!

それではまた

次回 ホッパー1とたからもの【仮面ライダーガッチャード37話】感想

余談

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ラケシスちゃんを笑わせよう会の時のりんね錆丸ペアのショートコント

内容ではなく動きのキレで笑わせようとしてるの現役芸人の私に言わせてもらうとレベル高い!

一度作ったフォーマットから外さないネタをやるのもナイス。

ああいうネタのが意外とM-1一回戦通ったりするのよ。

ただネタの入りはフォーリンラブ感あったな

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