さあ!
始まりましたスーパー戦隊シリーズ通算48作品目!!
乗り物系戦隊はキラメイ以来…って書くと割と最近に感じますね(4年前)。
ちなみに私キラメイめっちゃ好っきゃねん…新條由芽さんの引退は非常にショックです。
こんな気分も爆上げてくれるブンブンジャーの感想を書いていきましょう。
本文
一話の率直な感想としては
久しぶりの王道戦隊
これですね。
キラメイはかなり直球スタンダードな作風だったのに対しそれ以降のゼンカイ、ドンブラ、キングオはスーパー戦隊シリーズという単位で見ても超個性派な異色、異色、また異色という感じでした。
これだけ変わった作品を連続で見てきたのでそろそろ普通味の作品が食いたい…と思っていた古参ファンも多いんじゃないでしょうか?
そこにスッとお出しされたブンブンジャー…
思わず「(こういうのでいいんだよ…)」と心の松重豊が呟きました。
まあ王道だ異色だというのを気にするのはよほど毎年見てるニチアサ民だけで、メインターゲットのちびっ子に言わせれば関係ない。ドンブラ、キングオを見てきたちびっ子からすれば
「え!?何この戦隊!一話から名乗ってる!?」
と新鮮に感じたかもしれません。
今年のレッド
範道大也/ブンレッドは俺様系というよりはカリスマ系リーダーって感じで雰囲気としてはキョウリュウジャーのキングやアメコミならキャプテン・アメリカのような。誰もが惹かれ彼に付いて行きたくなるそんな魅力を持っているように思えました。
お気に入りのシーンは志布戸未来/ブンピンクにウェディングドレスを脱ぐよう言った際に未来が「嫌だ」と主張。その後ドレスが苦魔獣ウェディングドレスグルマーに変化させられそれを奪い返そうとする未来からおばあちゃんの形見のドレスを守りたいとの言葉を聞いてからのこの台詞
「完全にハンドルを手放した訳じゃないんだな(イケメンスマイル)」
ここですね。主体性がなく流されるばかり、自分のハンドルを握っていなかったように思えた未来ですが譲れないものがあった。彼女もまた自分の意思で進む道を決められるんだと知り安心したような反応だったので大也の好感度爆上げ↑↑
同時に今作において主体性=ハンドルは大きなテーマであるとこのシーンでハッキリ分かりそこも構成が上手いように感じました。
大也で言うと今回気になったのは店を丸ごとブラックカードで買ってしまう富豪っぷり。公式HPにはこのような記述がありました。
大也は超お金持ちという設定があります。
とある理由で莫大な財を築きましたが、
特にお金に執着はなく、気前よくぶっ放していきます。
このお買い物はアメリカの某コウモリマンのスタイル。
引用:https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger/story/1233917_3486.html
こういう大胆な部分も気前がよく好感が持てますね。何をして莫大な財を得たのかも気になります。
三馬鹿幹部サンシーター
今回の敵組織その名も
大宇宙侵略大走力団ハシリヤン
そして地球にいち早く到着した三人組はそれぞれデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーといい三人揃ってサンシーターと呼ばれるそうです。
右から順に究極生命体アブソリューディアンの戦士、キュアブロッサム、星宮いちごちゃんとやけに強い声優陣。しかも愛されるべきアホ敵感を一話から感じさせてくれ早くも人気出る要素ばかりでもう退場回が辛くなるやつと予想できます(ボーゾックみたく死なないかも?)。
特に今回良かったのは大也とのカーチェイス中にお婆さんが渡る横断歩道で止まってあげるシーン。
これ重要なのは「信号機で赤だったから止まった」のではなく「横断歩道で自主的に止まった」と言うこと。
横断歩道は歩行者優先で車は止まらなければならないという「信号赤なら止まる」より更に一歩先にある高度な交通ルールをサンシーターは理解し、遵守しているのです。こいつらええやつやあ…。
ギャーソリンという人間の悲鳴から得られるエネルギーを集めているという悪者らしい部分はしっかりあるものの、デコトラーデとイターシャは巨大化しランウェイ空間でブンブンジャーと戦うヤルカーを呑気に応援していたりどうも憎めない。彼らサンシーターにも注目していきたいですね。
…ヤルカーが巨大化したメカニズムは敵側も分かってない様子。これは物語的にも大事な部分になりそう。
次回
次の届け屋の仕事は極秘の資料を届けること
毎回届け屋が仕事を請け負い様々なものを届けその中で苦魔獣と戦うことになるというプロットは分かりやすい一話完結ものって感じですね
今回出番がトータルで10秒くらいしかなかった振騎玄蕃と阿久瀬錠の本格参戦はいつになるんでしょうか
それではまた
次回 情報屋は認めない【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ2】感想
余談
ブンドリオ・ブンデラス君、演技がサトシ過ぎません?
あとなんでアントニオ・バンデラス捩ったん?
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