前回 届け屋のハンドル【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ1】感想
なんやかんやで記事が出来たのが3話の直前。良くないですねぇ…。出来れば日曜日ないし月曜日には3記事上げたいものです。
そんな抱負を胸に感想行きましょう
本文
第二話は謝士郎/ブンブルーが飛び入りの新人未来/ブンピンクを認めるまでというのが本筋。
しかしそこの部分は思いの外すんなりでしたね。
しかし流れ的に謝士郎は個人的にはまだ未来を完全に受け入れてるわけではなさそう?
ではなぜ今回なんかんやで仲間として認めたのか。それはひとえに「大也が彼女を認めているから」ではないでしょうか。
そう、何を隠そう射士郎は大也が大好きなのです。
全幅の信頼を置き、大也が言うならそれに付き合う。
それが射士郎のハンドルの切り方ということです。古くはルパンと次元のように、
冨岡さんの担当された作品で言えばゴム人間と三刀流のように。
boonboomger/story/1233917_3486.html
公式で一話からこんな(恥ずかしい)設定をお出しされてるくらい謝士郎は大也ガチ勢。彼が認めるなら自分も従うというスタンス。
だから任務にも同行させたし苦魔獣との戦いでは時間稼ぎという重要な役割を未来に任せた。結果それをやり遂げ、最後に届け屋の魅力にも気付いた彼女を見て少しだけ笑ったのは謝士郎自身、大也が未来になぜ「惚れた」のかその理由が分かったからだったのではないでしょうか
それと今回ドラマ部分でいいなと思ったのは上でも書きましたが未来が届け屋の魅力を知るシーンですね。
今回の任務は某国大統領に極秘書類を届けること。まあその極秘書類というのは本編見た方ならご存知
これだったわけです。おそらくメイド喫茶で撮ったと思しきツーショット写真。
この展開自体は、すごいものかと思いきやめっちゃしょうもないものでしたー!という分かりやすいギャグですが『大統領がお忍びでメイド喫茶でお楽しみして撮ったウルトラプライベート写真』と考えると割と真面目に極秘書類なのでは?という気がしないでもない
がっくりきてしまった謝士郎ですが未来は大統領の笑顔を見て「誰かの大切なものや人をその人に届ける」という届け屋の仕事の魅力、楽しみ方を知ります。
前回半分勢いでブンブンジャーになりそれとセットで届け屋となった未来。何をするのかも分かっていない彼女が出勤初日に届け屋がなんたるかを知るという展開は必要だし「未来は依頼人の笑顔のために届け屋をしてる」という軸が定まっていた方がグッと見やすくなると思うんですよね。
そういった意味では今回の展開は非常に上手いなと感じました。
バトル
感想をドラマからバトルに移しまして
今回の苦魔獣はソウジキグルマー。右手の吸い込み口からあらゆるものを吸い取るという割とシリーズでは良く見るタイプの敵。
吸引に対してブンブンジャーは足に出現するタイヤの機動力で応戦します。がむしゃらなピンクはまだアレとしてレッドはこれを活かし一話からかなりスタイリッシュなバトルをしてますね。
観察によってソウジキグルマーの弱点がサイクロン式の掃除機ゆえに吸ったゴミは左手のダストカップに収まる=吸い込む量に限界がある事と見抜いた謝士郎はブンブンワゴンでソウジキグルマーを廃処理場に連行。元が掃除機なのでその本能(?)に従い処理場のゴミを目一杯吸ってしまってソウジキグルマーは限界に達してしまいそこを突いてブンブンジャーは勝利しました。
敵の特性からブレーンが弱点を見抜きそこを突いて倒すという流れは非常にスタンダードながらスーパー戦隊では結構久々に感じますね。そしてただスタンダードな流れにならずしっかりブンブンジャーの個性が光る展開もありました。
ただ敵をゴミ処理場に誘導するという流れなら他の作品でもありますがブンブンジャーはまず謝士郎が弱点を見ぬき調達屋の玄蕃が手頃なゴミ処理場を見つけ、大也に代わり取引をする。最後に富豪の大也が場所を買い取るという手順を踏んでいます。
「敵をゴミ処理場に誘導するぞ!」で終わっても問題ない(大概の作品がそれで良しとする)ところを各キャラの役割に沿った働きで道理を守って敵を攻略するのは面白い。このまどろっこしさ、リアルさがブンブンジャーの個性ですね。
そして巨大戦のブンブンジャーロボは前回よりもバリバリ動いていて弾着、ジオラマの爆発も激しくかっこよかった。一度トレーラーの形態になりすぐさまロボモードに切り替える流れはトランスフォーマーさながらでこれも良き。
謎
今回は今後の展開のための引きとなる描写も色々ありましたね。
まずは大也と謝士郎の出会い。
パッと見謝士郎はスパイか泥棒のような格好をしていました。2人は最初は敵だった様子。範道家に何かしらの理由で忍び込んだ謝士郎は大也に追い詰められ「惚れたよ」という言葉と大也の人柄に惹かれ今の情報屋件届け屋になったのかな?と想像できます。
次に大也とブンブンの夢
ブンブンジャーの装備はハシリヤンと戦うためのものではなく彼らの夢を叶えるために必要とか。
ヒーローの装備が戦うために作られたものではないという設定は仮面ライダー鎧武のアーマードライダーや古くは怪傑ズバットのズバットスーツなどを思い出します。
それと大也の台詞
「事故で地球に落ちてきたところを俺が助けたんだ。で………意気投合して仲間になった」
いや何その『………』!
これは絶対なんかあるやつですね
最後にサンシーター達の上司に当たるハシリヤンの幹部枠 ハシリヤン斬込長・マッドレックス
声だけの登場でしたが雰囲気はなんとなく軽そう?あと名前の由来はおそらく洋画の『マッドマックス』ですね。
ひょっとしたらハシリヤンの幹部は皆車系映画のもじりなのかも?
次週
チャリンコに乗った新人女優を襲う採石場のナパーム爆発!
これが東映だ!!
…あと錠は変身するまで毎週酷い目あうノルマ課せられてそう
それではまた
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