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『キラメイ』から行ってるからスーパー戦隊FLTも5回目参加の男 アメイジングRYOです。
静岡に来るのも慣れたもんだ。新幹線なんて乗るのはマジで年一回これだけ。FLT前に新幹線で食う崎陽軒のシウマイ弁当が楽しみでな…。
今年も行って来ました『ブンブンジャー』FLT!
静岡公演第3部!感想を語っていきますよー
【ファイナルライブ】あらすじ
長き戦いの末にハシリヤン走大将ワルイド・スピンドーを倒しBBG出場のために地球を飛び出したブンブンジャー。
次のBBGの舞台は惑星シズオカ。ブンブンジャーは惑星の地形、特色を調べながらレースの準備を進めていた。
しかしそんな折突如としてハシリヤン分家の元マッドレックス隊副隊長シャコタングルマーが姿を現しブンブンジャーを襲撃する。
ブンブンジャーを倒し次のハシリヤンのボスになろうと企むシャコタングルマー。そして新天地を探し偶然惑星シズオカに来ていたサンシーターはかつての上司の出現でまさかの解散の危機!?
彼女達の悲鳴を聞きつけた「届け屋」は果たして最後のミッションを達成出来るのか
【爆上戦隊ブンブンジャー ファイナルライブ】感想

FLTは本編のその後を描くヒーローショーパートとキャスト陣によるトーク&ゲームコーナー、そしてキャラクター歌謡祭の2部構成なのでまずはヒーローショーパートの感想から。
自分はブンブンメンバーを生で見るのは今回が最初で最後。メイン6人はもちろんのこと調さん、ブンブン、ビュンディー、サンシーターとスーツキャラも含め本編のメインメンバーは概ね全員生で見れる豪華さがFLTの醍醐味。
自分は今回は1階4列目のど真ん中あたりの席だったのでどのキャラクターも平等に同じくらいの距離で見れる良い席だった。特に真ん中に立つ場面の多い大也/井内さんをよーく見れたね。かっこよかったあ。
ショーの内容はというと意外や意外。主人公はサンシーターの三人である。FLTで実質メインになるとは本当にファンからも作り手からも愛されているよな三下。
サンシーター帝国を作ると新天地目指し宇宙を回っていたところ偶然ブンブンジャーが来ていた惑星に到着し、更に偶然かつての上司に当たるマッドレックス隊の副隊長シャコタングルマーに再会することになる3人。
「マッドレックス隊長の暴走魂を一緒に引き継ごう」「きっと隊長も喜ぶ」と誘われ、イターシャとヤルカーとの約束を選ぶか、それともシャコタングルマーと共にマッドの意志を継ぐのかという選択を迫られ後者を取ってしまうデコトラーデ。結果サンシーターは喧嘩別れで解散となってしまう。
サンシーターの喧嘩からの解散って本編で凄いやってそうで実際にはやってないイベントなんだがまさかFLTという大舞台でやるとは…。
サンシーターが初めてマッドレックス隊にやって来た日のこと、シャコタングルマーとの出会い、何故副隊長が苦魔獣なのか等はかなり丁寧に時間使って描かれ説明されるので本当にサンシーターが主役って感じなんだよね。
シャコタングルマーは〝ギャースタマイズ〟能力で苦魔獣の力を使ったり、更には召喚することまで出来る本編の苦魔獣グルマーの完全上位版のような能力を持つ強敵。ちなみにスーツは苦魔獣グルマーのリペイントだ。
スピンドーを失ったものの今なおハシリヤンは宇宙で幅を利かせており、寧ろハシリヤン分家の残党達は頭を失ったことで次なるハシリヤンの走大将になろうと勢い付いていてシャコタングルマーもその1人だという。この設定、続編作る上で便利すぎるな…。
勢いで解散してしまったがデコトラーデがやっぱり心配なイターシャとヤルちゃん、マッドの為とシャコタングルマーについて行くが何かが違うと感じ出すデコトラーデを通して描く『ブンブンジャー』にとっての大事なファクター「自分のハンドルを握る」ということ。この辺りが見どころであり本作の主題となっていて最後まで『ブンブンジャー』らしいエピソードになっていたと思う。
終盤には熱いサプライズも!
ブンブンジャーがBBGの舞台としてやって来た惑星シズオカ。もちろんこのシズオカってのはFLT名物ご当地ネタなので多分鹿児島でやるときゃ惑星カゴシマだし、福岡の時は惑星フクオカだろう。ブンブンジャー達がコースの攻略について話し合う場面では地元の名所に因んだコースがあることに触れるので地元民には嬉しいところだろう。
それと中盤未来が街でハシリヤンについての情報集めるシーンでは静岡おでん屋の売店でバイトをしていたのでここも各会場によってバイトの内容が変わるご当地ネタ部分だね。
またサラリと驚きの情報もぶち込まれてくる。
宇宙に飛び出したブンブンジャーはBBGに出場しながらも合間に宇宙に蔓延る悲鳴に駆けつけるヒーロー活動も引き続き行っておりハシリヤン残党とも戦っているのだがその戦いの過程で
・惑星ブレキのハシリヤンを撃退しゲンバード・デリバリー王の無実を証明。玄蕃は星を取り戻し今は正式に王座を継いでBBGにおけるブンブンジャーのスポンサーになった。
・惑星トリクルでニコーラ、そして宇宙海賊と協力し無事ハシリヤンを撃退し解放に成功した。
ことが台詞でのみだが説明されている。
何それ見たかった!!特に後者!!
「ニコーラ、すっごくかっこよかった!」という未来の台詞から察するにニコーラがブンピンクになったんじゃないかと思う。チェンジャーは劇場版で渡してるしね。
シャコタングルマー率いる苦魔獣軍団との戦いでのクライマックスではブンブンジャー側にも大きなサプライズがあるので注目。
『仮面ライダー』シリーズのファイナルライブでは定番になっているいわゆるステージ限定形態の系譜なのだが『スーパー戦隊』FLTのそれはちょっと違っている。
例えば去年の『キングオージャー』だとクワガタオージャーとオオクワガタオージャーのW始祖光来からのキングクワガタオージャー&キングオオクワガタオージャーの揃い踏みをやってみせた。
このように作中で登場した形態だが並ぶのは初、設定上出来ないと思われていたシチュエーションなどをステージショーというある程度無理の通る場所でやっちゃうのが『スーパー戦隊』FLTのスタイル。
今回のサプライズもそれに近いというか。劇中でやってるんだけどやってない。あの人の強化形態に歓声も上がっていたし是非生で一緒に声をあげよう!
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【みんなに届けタイヤ!バクアゲトークショー&キャラソンライブーン!】 感想

続いてトークショー&キャラソンライブについて。
トークショーで記憶に残っているのはやはり玄蕃/相馬さんと先斗/宮澤さんの「ただいま!」。
静岡の清水はお二人のお膝元。そしてお二人が駅にもでっかくエンブレムがあり(上記画像)存在感抜群のJリーグ サッカークラブ パルス・エース…ではなく清水エスパルスのサポーターであることはファンならみんな知っているだろう。
ところで普段『スーパー戦隊』FLTの静岡公演は大体静岡駅から歩って10〜15分くらいの静岡市民文化会館なのだが、今回に限っては清水駅目の前の静岡市清水文化会館マリナートだった。これも明らかに清水エスパルスとの縁を考えてのことよね。
サッカー一切知らない私でも駅ついた瞬間そこかしこにある清水エスパルスの旗やエンブレムで「パルス・エースだ!」ってテンション上がったからこれはいい仕掛けだったと思う。似たようなオタクがいっぱいいたに違いない。
トークショーは実質ほとんどゲームコーナーになっていた今回。「調さんが取り調べを行う」という体で進行される暴露大会はキャスト陣の仲の良さが見えて面白かった。
始まる前のゲームのタイトルコールの後スーッと脇に調さんが引っ込んだので
(あ、なんか仕込みがあるんだな。調さんの名前入ったコーナーだし。)
と思っていたらスッとステージに戻って来て恥ずかしそうに
「段取り間違えました…」
ってとこから始まったのが良かったね。アレで会場も一気に湧いた。
他には「相馬さんがよく現場に服を持って来てキャストにくれるからどんどんメインメンバーが相馬さんみたいな服装なっていく」というエピソードや「ある日鈴木(未来)さんが楽屋に入ると半裸の葉山(謝士郎)さんが姿見を前にポーズを決めていた」など楽しい話がたくさんあった。
あとこのコーナーは一応便宜上は役者ではなく、キャラクター達がやっているという体なのだがうっかり玄蕃を「理くん」と呼んでしまう井内さんが可愛い。後半パートの終始ポンコツムーブな井内さんは大也とのギャップもあり破壊力高し。
コーナー間の幕間の時間にイチャイチャしてるメンバーを眺めるのもまた一興。これも生ステージの良さなのだ。
また今回は新たな試みとして「バクアゲグランプリジャパンカップ」なるゲーム大会がある。これはツアーを通して行われるポイント争奪戦で最終的に千秋楽公演で集計し合計のポイントが1番多かった人が豪華商品を貰える…かも?
という各会場共通で行われるイベントだ(会場一箇所につき「バクアゲグランプリジャパンカップ」が行われるのは一回のみでそれがどの回かは秘密)。
この戦いの結果や内容は公式Xで都度ポストされるし暫定ポイントも発表されるので気になる人は見に行ってみよう。
静岡公演では「〇〇といえば?」というテーマに対しメンバーが一つ答えを書いて発表し誰とも被らなければ1P、出題側が用意していた答えと一致した場合2Pが貰える。ただし被ったら被った人達にポイントは無しというゲームが行われた。
被っちゃダメ…司会が松本寛也…「被るな」…。
うっ、頭が!
「ブンブンカレーに乗せたいトッピングといえば?」という問いに対して「旗」って答える井内さんには参るね。誰かがツッコんでたけどもう立ってるだろ!
ちなみに「旗」と漢字で書こうとしたが諦めてぐちゃぐちゃに消して平仮名で書き直した形跡を葉山さんにツッコまれるという一幕も。
宮澤さんが「これ楽しいな!」って無邪気に言ってる姿にほっこりしつつゲームコーナーは終了。
ラストはキャラクターソングライブで自分が行った回の担当は錠と未来の2人。未来のキャラソンが思ったよりしっとり系でびっくり。
最後はみんなで「コツコツ-PON-PON」を踊って、キャスト陣からのご挨拶があって終了。
しかしここでも事件が!
やらかしたのはポンポンコッツでいいじゃないか♪状態の井内さん!
全員の挨拶が終わり最後座長の井内さんからもコメントがあり最後にコール&レスポンスで井内さんからのパスを受けて会場の我々が「バクアゲだ!」って叫んで締めるのだが…
パスが来たのでみんなで「バクアゲだ!」ってやった後に司会の松本さんが井内さんに駆け寄りゴニョゴニョ…
すると井内さんからまさかの一言
「すいません。今の無しで。」
びっくりするわホント。
ハシヤスメさんに続き段取り間違えたらしく結局正規の流れで2回目のコール&レスポンスが行われましたとさ(どうやらその前に「オーライ!」って言わせるコール&レスポンスがあったのにそれを忘れたらしい)。
ポンコツ大也は絶対他の会場でも見れるからみんな行った方がいいぞ!!
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おわりに
ということで『爆上戦隊ブンブンジャー ファイナルライブツアー2025』静岡公演第3部の感想/レポートでした。
ヒーローショーパートはサンシーターをメインに据えながら「夢」「悲鳴」「届け物」「自分のハンドルを握る」という重要な要素を盛り込んだある意味でいつもの『ブンブンジャー』らしいストーリーで楽しかったしなんと言っても「生」のパワーはやはり凄い。
ブンブンジャー側、サンシーター側でそれぞれサプライズがあるのも見逃せないところ。
後半パートは劇中では理想的な大人と言える大也役の井内さんのポンコツぶりが光り、キャスト陣のやり取りで自然と笑える楽しい時間だった。
残すところ鹿児島、福岡、宮城、北海道、愛知、長野、新潟、大阪の8箇所&26ステージ!
当たり前だが観に行けるんなら行った方がいいよ!
大阪SP公演は配信あるから距離的に無理ならそっちもありだ!
それではまた