前回 救世主ナンバーワン!【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第1話】感想 戦隊版龍騎?
今、お宝と呼べる物を持っていないかも知れない男 アメイジングRYOです。
小さい時はおもちゃとかでもお宝と思っていたけど、大人になるに連れそういうのの判定が厳しくなるというか物を手に入れても大事に思わなくなるというか
寂しいですね…
などというおセンチな気持ちなど消し飛ばすくらい引き続きカオスな第2話を語っていきましょう!
あらすじ
襲いかかって来たクワガタオージャーとゴジュウウルフの戦闘は他の指輪の戦士の乱入により中断となった。
後日。吠はまたしてもバイトの面接に出かけようとするが、外出していた半世紀の管理人 佐織がノーワンワールドの怪人に小さな願いを利用され取り込まれてしまいトレジャーハントノーワンが誕生する。
佐織を救う為にトレジャーハントノーワンの仕掛けるトレジャーハントバトルに乗った吠だがそこに同じく金のテガソードを持つ指輪の戦士 ゴジュウレオン/白夜陸王とゴジュウティラノ/爆神竜儀も参戦
四つ巴のナンバーワンバトルに勝利するのは果たして!?
どっちもやばいぞ!陸王と竜儀

「いやさか い〜やさか テーガソード様〜♫」
ちょっとこの曲が頭に残り過ぎてしまって困る。
ちなみに「いやさか」とは「ますます栄える」という意味で転じて「万歳」ということ。
テガソード様バンザーイ!ってことだね。
ということで今回から参戦の2人 陸王と竜儀について語って行きたい。
まずはテガソードの信者というやばそうな設定+5人の中でキャストが1番歳上+眼鏡という要素から雉野枠と疑われていた竜儀から。
まあ思ったよりは…?って感じかな今のところ。いや絶対メイン回とかで信仰心からとんでもないことするんだろうなって信頼はあるけどね。
トレジャーハントノーワンにトレジャーハントバトル中は街を壊さないよう約束させたりするのはしっかりヒーローやってていいよね。
グランドピアノを担いで携帯したり、岩や木を引っこ抜いてぶん投げたりビジュアルの割に怪力の持ち主でちゃんと初代イエローのキレンジャーの系譜なのがなんだか面白い。
テガソード様オムライスもなんとなくキレンジャーカレーからの連想で生まれたもんかなって気もする。
ピアノ担いでるシーンの合成はグリーンバックで撮影しているが、ピアノを弾くシーンは流石にロケ地にピアノを実際に持ってくるのは手間なので別の場所でグリーンバック撮影した後に背景を合成しているんだとか。
最後は半世紀をどうやったのかは知らないが乗っ取ってテガソードの里にしてしまったが店長属性が増えたことで竜儀の活躍の幅も増えることだろう。
寧ろ今回ヤバさを発揮したのは陸王の方だろう。
いたいけな(しかも自分のファンの)老人を騙して金目の壺を手に入れるという普通にアウト臭い方法を取ってトレジャーハントバトルに勝とうとするのは変な緊張感が走ったね。
めちゃくちゃなことをやるけどそれはナンバーワンバトルに勝つ為であって終わった後には竜儀は埋蔵金を交番に届けるし、陸王も老夫婦に壺を返しているので一安心。
この辺りちゃんとしてくれているとノイズがなくなって素直にキャラクター達を好きになれるからすごく大事。
まあ陸王も間違いなく曲者。トリックスターとして場を引っ掻き回して来そうだ。
どうでもいいけど陸王がトレジャーハントノーワンに関節技決めた時に曲名みたいに『SWEET PAIN〜甘美なる痛み〜』って出てその隅っこに作詞作曲が出るシーン。
作曲が葉手佐武郎って書いてあるんだがこれは東映の共通ペンネームでスーパー戦隊のOPで必ず見かける名前 八手三郎が元ネタだね。
ところで陸王のファンが老人なのって何か意味があったりするんだろうか。
彼はスーパーアイドルだったが何かしらの理由からアイドルではいられなくなり現在は指輪の戦士になったらしいが…
元スーパーアイドルな割に佐織は無反応だったりするし実はそんなめちゃくちゃ売れてるわけじゃないとか、実は売れていたのはめっちゃ昔とか、純烈みたいなパターンのアイドルとか
細かい理屈はさておき何かしらそこにギミックがあるような気がするのよね。
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トレジャーハントバトルと今日のロボ戦

続いて今回のナンバーワンバトルとロボ戦について。
まず今作の敵怪人であるノーワン第一号となるトレジャーハントノーワンはデザインが非常にかっこよくて良かったね。トレジャーハンターがモデルな割に冒険とか浪漫とか一切無視して最短で金目のものを手に入れるべく強盗を働く自分のモチーフを大事にしてない感じとか、その割に街を壊さないルール自体は守る変に律儀なとこも好き。
毎回ただ殴り合いのバトルだけじゃなくノーワンが1番得意とするナンバーワンバトルを仕掛けてくるのは『ビーロボ カブタック』のスターピース争奪戦っぽくて面白いし所謂いつもの戦隊しか知らない層には新鮮に移るんじゃなかろうか。
毎回何かしらのナンバーワン怪人が出て来てそいつの得意分野で戦うって流れは伝説の特撮番組『怪傑ズバット』を彷彿とさせる。アレはすごい作品ですよ…2度と再びアレを作ることは出来ないだろうね。私は昭和特撮だとアレが1番好きなんだ。
あとゴジュウウルフの名乗りが毎回変わるのは『スパイダーマン』っぽい。東映版のやつね。レオパルドンが最強な方。
碧とのやり取りで「お宝とは金目のものだけじゃない。気持ちなんだ!」みたいな結論に行くと思わせて、実際は碧からおにぎりを取り上げようとしたジャージの学生の考えからヒントを得て「持ってるやつから根こそぎ奪えばいい!」って結論付けるのはアウトローだらけの今作では寧ろ王道。
吠はそこ以外のとこでガンガン好感度稼いでるからこんな勝ち方も全然OKよ。
人がバーベキューやってるような広場にテガソードレッド持って来て調査とかもなしに雑に土地ほじくり返すのはちょっとだいぶアレだが…あと足でレバー操作する育ちの悪さよ。
しかしジャージ学生のことだが出てくる市民の民度がナチュラルに終わってるところに『ドンブラザーズ』味を感じるな。
あとなんだその眼鏡。三角過ぎるだろ。
ロボ戦は今回はティラノとテガソードイエローが担当。敵はファイヤキャンドル隊の一番槍 カシオス・ベアーが操るアイアイザー・クロサンドラ。
今作はやはり倒した怪人が巨大化パターンではなく等身大怪人と巨大戦力が並行して出てくるパターンの『ゴーバスターズ』的作り。この手のやり方をするという事はやはりロボ戦に力を入れているのだろう。
巨大戦の余波にアーイーが巻き込まれたり、テガソードイエローもアイアイザーも構わず目の前の廃ビルをぶん殴るとその瓦礫がレオンの戦いの場に降り注いだりシームレスに2つの戦いが並行に描かれるのって好きなんだよな。
テガソードイエローのパワフルなバトルはガンガンセット爆破する派手な演出で見応えあったな。無論〝テガソードライバー〟も。
等身大のバトルの方で言うとレオンがブンブンジャーのセンタイリングを使いブンレッドに変身した。専用銃レオンバスター50で放った弾丸はブンレッドの力でカーブし敵をホーミング!
そうそう!ブンブンジャーといえばこの曲がるだんがn…
…そんな技使ってたかな?
どちらかと言うとそれは仮面ライダーマッハの技では…マガーレ!
クワガタオージャーのマント攻撃同様、本家はやってないけどなんとなくやってそうな技だねアレは。でもこれも面白い。色んな戦隊のを見たくなる。
トレジャーハントノーワンにフィニッシュを決めたのはゴジュウウルフ。やっぱりあの格ゲーのコンボみたいな技いいよね。
ノーワンに取り込まれていた佐織にテガソードを差し伸べて助ける演出も◎
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ファイヤキャンドルの好感度が高過ぎる/ノーワンの女王

ちょっとまだ2話だってのにファイヤキャンドルの好感度の上がり方凄いな…
画像のカシオス・ベアーと部下とは思えないくらい仲良しで、どちらかと言うとマブダチみたいな距離感だったのも、彼がやられた時のガチの嘆きもあまりに良い上司…ってより情に熱い良い友達過ぎてね。
お互い一緒に撮ったプリクラを大事にしていてカシオスに至ってはそれを自分の機体の操縦席に貼っていると言う思い入れよう。そこは娘とかワイフの写真を貼るとこですよ。
ちなみにカシオスの腕章にある羽のようなマークは25と25で50って意味だったりする。
今回新たに登場したノーワンワールドの参謀であるMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク。
モチーフはもちろんウエディングケーキとナイフ。愛し合い過ぎて一体化してしまったと言うぶっ飛んだ設定を持つ2人の声を演じるのは杉田智和さん&上田麗奈さんだ。
もう安心安定のお2人だね。うえしゃまは何気に『わんだふるぷりきゅあ!』終わってからすぐこっち来てるからニチアサ出演が途切れてない。
そういや今朝の『キミとアイドルプリキュア♪』に諏訪部さんも出てたな。デコトラーデからプリキュアのマネージャーに。この人もニチアサ連続出演記録更新中だ。
更に言うと今日のプリキュアは脚本が亜樹子だったりする。
さて話を『ゴジュウジャー』に戻すがどうやらノーワン怪人達は皆ノーワンの城の奥にいる巨大な女王に選ばれることを目的に戦っているようだ。
敵の本拠地にでっかいボスの顔があるのって昭和特撮だよな。
女王の婿殿を見つけることもまたノーワンの目的ということか。謎はまだまだ多いが面白くなって来たぞー!
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次回
次の指輪の戦士はドン・モモタロウ!?
彼の野望は日本のドン 即ち総理大臣!?
人気者ナンバーワンバトルに勝つのは果たして!?
それではまた
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