【爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス ザ・サーキット】感想 これは未来の映画だ!

スーパー戦隊

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映画を観る時は出来る限り前後左右誰もいない席を狙う男 アメイジングRYOです

特に仮面ライダーとかの子供向け作品は後ろがちびっ子だとめちゃんこ蹴られることがあるので警戒します

毎年楽しみな夏のライダー戦隊映画の季節がやってきました!

まずはブンブンジャーの方から(ネタバレ少な目で)語って行きます

あらすじ

ブンブンジャーHIKAKINのコラボが実現した

ことの発端はブンブンHIKAKINの動画のファンで会いたいと言い出したこと

早速大也が買い取ったサーキット場で両者のコラボ動画の撮影が始まったがそこへやって来た調からブンブンジャーに緊急の依頼が

直後こだました女性の悲鳴

駆けつけたブンブンジャーが見たものは惑星トリクルの姫ニコーラ・キードアーに迫る復活した中古車…もといユーズド苦魔獣軍団サンシーターだった!

物語の主役は未来

転載:https://m.youtube.com/watch?v=O01CXRHuGgY

今作の主役は誰かといえば未来/ブンピンク

惑星トリクルからの逃亡者ニコーラは自分が何をすべきか分からず、何をしたいのかも分からない。

そんな自分の「ハンドルの握り方」が分かっていない彼女に未来は1話の頃の自分を重ね「何をすべきか」を示すのではなく、迷わず自分の決断に身を委ねることを教えていく

その構図は1話の大也未来そのもの

ブンブンジャーになりハンドルの握り方を学んだ未来が今度は教える側になるという分かりやすく未来の成長を描いている作品だ

また今作は最近テレビ本編では減り気味なブンブンスーパーカーによるハシリヤンとのカーチェイスシーンが多め。運転するのはもちろん運転屋の未来でその助手席にはニコーラ。これも1話の大也未来の構図を意識したものだろう

そしてラストシーンでは未来のまさかの決断が!

え!いいの!?となることを請け合い

他の作品ではまず見れない行動だがしかしこれもブンブンジャーの特徴がよく出ているシーンになっていて面白い

因みにゲストキャラクターのニコーラ・キードアー

名前の由来はブンブンジャーの「善玉宇宙人の名前は米俳優の捩り」というネーミングルールを考えればトム・クルーズの元嫁で女優のニコール・キッドマン+(車の)キーとドアだろう

あれ?よく考えてみるとこの名前のルールって…

ネタバレに繋がるので書かないが読者の方はお気づきだろうか?

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可愛い(?)顔したヤバいやつ!デイモンサンダー

転載:https://m.youtube.com/watch?v=eeibnxNy9Lg&pp

今作のメインヴィランとなるハシリヤン捕物隊長デイモンサンダー

名前の由来は「ハシリヤン幹部は車映画の捩り」というルールに従い1990年公開のスポーツアクション映画『デイズ・オブ・サンダー』

因みにこの映画トム・クルーズニコール・キッドマンが初めて共演した映画なんだそうだ

(前項と合わせて)あ、だからかあ…

デイモンサンダーは敵としてかっこよく声も渋い。

声を担当したのは岸祐二さん。車系スーパー戦隊のレジェンド激走戦隊カーレンジャー陣内恭介/レッドレーサーを演じ現在は声優としても活躍中。

こんな形でカーレンブンブンがコラボするとは思わなんだ

…でも普通にカーレンコラボ回来てもいいのよ?

話を戻そう

渋い声や威圧感ある態度、フォーミュラカーをモチーフにしたボディに赤と黒の色味が決まっていてかっこいい反面なんだか顔は妙に愛嬌があり不思議なバランスのキャラに仕上がっている

笑い方は「サーンダッダッダ」

ワンピースのキャラみてーだな

戦闘力や苦魔獣化のイグニッションのスケールのデカさ、これまでのハシリヤン隊長に比べてもかなり苛烈な性格などビジュアルも相まって短い尺で大きなインパクトを残すいいキャラだった

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夏映画のあの問題は…?

転載:https://m.youtube.com/watch?v=lPL-Q3_4adI&

戦隊夏映画の抱える問題の一つに

「この時期の映画って追加戦士の出番異常に少なくね?」

というのがある

一説には撮影のタイミングと追加戦士加入のタイミングの都合らしいが真相は不明

今作はどうだったかというと

この問題、クリアされていました!

先斗ビュンディーの出番、尺を考えれば十分あったと言っていいだろう。それどころかビュンディーに関してはサプライズも…?

まあその問題、実際のところ去年の『王様戦隊キングオージャー アドベンチャーヘヴン』のジェラミーの時点で解決済みではあったのだがどうやらこの問題はほぼ完全にクリアされたようだ

しかし残念ながら巨大ロボ戦は無し。巨大ロボ戦がない分ブンブンカーによるカーチェイスシーンを多くしてバランスを取ったのかもしれない

まあ尺がTV版と変わらないのに普段より濃い目のドラマやって等身大戦も派手にしてたらもうそれで使い切っちゃうよなあ

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総評

短いながらしっかりとした味のある映画になっておりびっくりする展開も多く、ドラマ部分も過不足なく出来ている

上記にはまとめなかったが全キャラ明確な役割を遂行するので極端に目立たないキャラもいないのでブンブンジャーが好きならバッチリ楽しめる逸品

メインとなる『ザ・フューチャー・デイブレイク』を楽しむためのエンジンを温めてくれる30分になっている

それではまた


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