前回 処する【仮面ライダーゼッツ Case30】感想 兄妹を繋ぐただ一つの真実
定期的に過去の失敗に苛まれる男 アメイジングRYOです。
過去は変えられないから未来を変えようとヒーローは言うけど、私に言わせればその過去を変えれないことがあまりに理不尽だ。
タイムマシーンの完成を願いながら31話を語っていきましょう!
あらすじ
Counter the assassination.(暗殺に対抗せよ)
自分を育ててくれた両親も、妹の美浪もCODEのエージェントだったことを知り、その真実を受け入れた莫は両親の墓参りにやって来ていた。
しかし2人の墓に花を手向ける男がもう1人。見覚えのない顔だがその特徴的な声から莫は男がCODEの司令官 ゼロであることに気付く。
組織の手を離れ従おうともしない莫に対しついにCODEが抹殺司令を出した。無論、仲間も例外ではないと告げるゼロ。
莫はCODEによる暗殺を阻止するべくゼロの夢の中に潜入。そこで再び受け入れ難い真実に直面する。
出た!仮面ライダーシリーズの十八番

自分の生み出した娘を嫌いな奴への当てつけのための道具としてしか見ていないクソ親父
食材にするつもりで攫った女を勝手に好きになって勝手に孕ませて勝手な理屈で母子を監禁して元いた子達にはネグレクト決めたクソ親父
そして今回『ゼッツ』にも晴れて
自分の子をエージェントにするべく他人に育てさせその子が危機に陥る原因を長らく放置した挙句思い通りにいかないので抹殺に踏み切るタイプのクソ親父が登場した。
仮面ライダーシリーズも今年で55周年。シリーズの隣にはいつもクソ親父がいたよね。
…いやまあ厳密に言えば数人いるクソ親父のインパクトが凄いだけでそんなに毎回いる訳じゃないんだけどさ。
あと書いてて思ったがやっぱり前作のクソ親父が改めてレベル違うなオイ。前後と比べてもトリプルスコアくらい点差付けてるわこの人。
さておき真面目に本編の話をしていこう。
莫の家族が偽装家族と明かされた前回、前々回。ならば本物の両親はどこへ?という当然生まれる疑問に早速答えてくれた。
莫の本当の父はコードナンバー:ゼロだったのだ。
ゼロとセブンが親子…どっかで聞いたことあるな。
?「ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!」
上記で散々クソ親父と書いたがゼロが息子を最強のエージェントになる存在、もしくは世界を救う為の道具としてしか見ていなかったと言えば多分そうじゃなく複雑な親の愛情を持っていた事は間違いないと思う。
「CODEがお前を抹殺する。次寝たら最後だ。」なんて宣戦布告をわざわざするのはあまりに非効率的だし、回想シーンでは「おじさん」と呼ばれた事に戸惑っていたり、バイクに乗る息子を写真に撮ったり他にもそこかしこに莫への想いが漏れてしまっている場面が散見されていたのがその証拠だ。
莫がスリーに消される予知夢は莫の悪夢だったわけだが、アレって今にして思えばゼロにとっても特大の悪夢だったんだなぁ。「Good bye…」の重さがだいぶ変わってくる
で、ちょっと思い出して「あ…」ってなったんだけどさ

2話のこの場面。
なんて事ないコメディシーンから一転、真相が分かった今見るとまるで小さい頃一緒にいてあげれなかった親父がその時間を取り戻すように成長した息子と遊んであげているような。なんかそういう意味を感じてしまってちょっと情感を掻きむしられたね。
ゼロが自分の分身にゼロイダーになれるロボットを選んだのもひょっとしたら小さい頃の莫が気に入ってくれたから、バイクになればいつでも莫を支えてあげれるからとかそういう思いがあったのかもしれない。
本当に1〜24話の予知夢ターンをうまーく使って今の面白さが出来てると思うよ。
しかしながらじゃあゼロがいいパパかと言えばそんな訳もない。
莫のパパ(エージェント)がゼロを見る顔が怖いのが良かったね。
自分の子じゃないし、なんならミッションの一環に過ぎないのにそれでもちゃんと愛情を持って莫を育てたであろう優しい人なのは分かってるから多分自分の子をエージェントにしようとしていて、あまつさえ世話を部下に任せているゼロに対しかなり思うところあったんだろうなパパさん。
そして何よりの問題は莫に対し危害を加え続けているゼッツダークネスナイトメアを長らく放置していた事。これが何より酷い。
ゼロはノクスナイト程度なら遠隔操作のロボットで倒せるほどの腕利だし、本人にその力量が無かったとしても「私の夢にナイトメアが巣食ってるから倒して来て」と部下に命じればいくらでも対処出来たはず。
にも関わらずナイトメアを放置して莫に悪夢のような現実の被害を与え続けたのは何故なのか。
多分次回明かされるんだろうけどこの答え次第ではゼロもちゃんとクソ親父の仲間入りだ。次回は我々ファンからのゼロの扱いが決まる天王山になるぞ。
あとまあ多分…死ぬよね来週でゼロ。
冒頭でスリーが上層部に指示受けてたのって多分それでしょ。流石にゼロ好き勝手やり過ぎてたし。
「これ以上彼の行動は看過出来ない。」って台詞は莫のことじゃなくゼロのことでしたってミスリードだと思うわ。
そもそも「いい加減ゼッツ消せよ?」って命令だとしたらそれはゼロが言われるやつだからな。スリーに言ってる時点でそういうことよ。
最後に。川平慈英さんの演技いいわ。
渋い顔の鉄面皮に見えて僅かな仕草や表情の変化で裏に隠したゼロの思いに視聴者が気付けるような絶妙な演技をされてると思う。
襲いくる悪夢!ゼッツダークネスナイトメア

続いてゼロ関連以外のとこに触れたい。
黒いゼッツ。ゼッツダークネスナイトメアのcvはゼッツドライバー他『ゼッツ』に登場するアイテムのシステム音声を担当する山寺宏一さん。
なんか公式の匂わせ的に次回山ちゃん顔出しで出てきそうなんだよな。どういう役かは分からないけどひょっとしたらラスボス級の扱いかもしれないよ?
だって山ちゃんと言えば「おっはー!」だもん。
朝の挨拶だもん。
『ゼッツ』との親和性高いもん。
トトロいたもん。
ゼッツダークネスナイトメアの莫を襲った悪夢を次々武器にするの良かったね。ドラマにリンクした能力だから明かされるほど盛り上がったし。
しかしゼロがゼッツの完成を夢見てるからナイトメアがその莫を襲うのは分かるけど、結局現実の莫が「人助け」をするとそれがトリガーになってブラックケースが起きるのは何でなんだろう。
ゼロが寝る度にナイトメアが莫を襲うなら人助けなんて関係なくブラックケースが起きる筈なのに明確な発動条件があるのは変だよね?
この辺りも次回明かされる筈だ。
ナイトメアという謎多き敵の新たな情報も開示された。
ナイトメアは別に全てがねむから生まれた訳じゃなく、ねむ関係なくいる原種が存在すると判明。監獄に捕まっているのが原種みたいね。
そういやねむ絡みのナイトメアって予知夢でもベビーしか明確に生まれてないし今回も例の花畑から生まれたのはベビーばかり。ねむ産のナイトメアは全部最初はベビーでのちに成長するのかな?
考えてみればねむ誕生以前からジークやレディがエージェントとして雇用されてたりするんだから全てがねむから生まれてる訳ないわな。あくまでねむはナイトメア事件を活性化させてしまうだけってわけだ。
最後にちょっと気になったシーン。
ゼッツがゼロの夢に向かう途中電車に乗ってる場面があったが、仮面ライダーで電車内が映るのってなんかめっっちゃ久しぶりな感じがしたな。
多分しばらくやってないんじゃないか?
パッと浮かぶのは『クウガ』だけど流石にもうちょい他の作品でもやってるよね。
なんて事ないんだけどえらく新鮮に感じる1シーンだった。
次回
ゼロを狙うジーク!スリー!?
明かされるナイトメアの秘密…!
夢は悪夢を、そして莫は父を超えられるのか!?
それではまた
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