前回 ブロークンスイーツ【仮面ライダーガヴ 第23話】感想 惨さゾンズクオリティ
販売終了が決まったビエネッタというアイスを食べてみたい男 アメイジングRYOです。
タイムマシーン3号の山本さんが好きなのよねアレ。
ガヴ&ヴァレンのパワーアップ回!
…が、しかし…
な24話を語って行きましょう
あらすじ
逃走したビターガヴを追跡するも激しいカーチェイスの末に結局逃げられてしまい更に体調不良が祟り倒れてしまうショウマ
幸果に助けられるも全快しないまま再びビターガヴ出現の報が届いてしまう。重い体に鞭打ち立ち上がるが今のショウマに着々と力をつけていくビターガヴを止められるのか。
一方、友の裏切りにより同じく絆斗にも絶対絶命のピンチが迫るがその危機を救ったのは酸賀に手渡された黒いチョコルドゴチゾウだった…!
冬のアイスが1番美味い!ガヴ ブリザードソルベフォーム登場!

今回はいわゆる1号ライダーの中間形態枠登場回。
ケーキなんて大物を使ってしまって次は何が来るんだ!?とワクワクしていたがまさかのアイス。
お菓子のランクで言うならケーキのが格上な気もするが、まあそれはさておきブリザードソルベフォームについて語って行こう。
長らく体調不良だったショウマは今回もビターガヴを前に苦戦してしまう。幸果は機転を効かせ近くのキッチンカーからアイスを拝借しショウマに食べさせてやることに。
曰く「体調悪い時でもアイスなら食べれるってことあるから」
ガヴ(お腹の口)の調子が悪い時にアイスって大丈夫なのか?
風邪の時とかは喉痛くても食べられるとかあるけど、腹痛かったり消化機能が不調な時にアイスはあんまり良くないような…
まあいいか。理屈抜きに美味しいもん食べて元気にならないやつはいないのだから。
アイスを食べた後ショウマの脳裏には久しぶりにみちるとの思い出が過ぎる。ガヴの強化フォームになるお菓子ってショウマの思い出に強く結びつくものか否かで決まるのかね。
そう考えるとお菓子のランクとかはあんまり関係ないな。
ちなみに見出しに「冬のアイスが1番美味い!」なんて書いたけどこの回の撮影はガッツリ暑い夏場だったらしいのでこのシーン、ショウマ役の知念さんは普通にアイスが美味しかったらしい。
美味いアイスを食べてパワーアップするってシーンなんだからガチで美味しかったのは演技にいい影響を与えてくれたに違いない。
調子を取り戻したガヴから生まれたブリザードソルベエゴチゾウをガヴに装填しレバーを回すとショウマの周囲を冷気が包む。腕が冷気を纏ってるのがポージングと相まってかっこいい。
バニラソーダを思わせる涼しげなカラーリングにアンダースーツは高貴な紫、アイスのコーンを思わせる各部の装飾。はためく腰のローブは強者の証。
クワガタみたいな頭はギャレンっぽい。
(0M0)<アイスクッテモイイカナ?
総じてケーキングが王様ならこちらは貴族のような気品のあるデザインだと感じた。
腕のガントレットもアイスとコーンまんまでそれを舐めて能力を発動する。仮面ライダーがアイスを食べながら戦うというコンセプトは『ガヴ』にしか出来ないことだろう。
過去にたこ焼き食べながら戦った人はいたけどね(あっちは生身だったが)
氷のフィールドでのバトルは青空をバックに氷の砕けるエフェクトもあり美しく仕上がっていてグリーンバック撮影ながら高低差などを感じさせるシーンもあり相変わらず凝っている。
最初はネタみたいな機能だと思っていたゴチスピーダーはブリザードソルベにとっては強力な主力技に変化。しかしコーンのアイスで「当たり」?
必殺技の〝アイスイリュージョン〟はビジュアルがあまりにも『555』の〝連続クリムゾンスマッシュ〟でちょっとニヤリ。
しかし必殺技後に砕けた氷があたりに散らばりそれにガヴが映るのは相当シャレオツな演出でナイス!
ブリザードソルベエゴチゾウは中間形態枠のゴチゾウなのに使うと一定時間で溶けてしまうようで他のゴチゾウと同じ意外にも使い捨てのアイテムなようだ。
使っても無くならないケーキングがかなり特殊なんだな。上位フォームが出てきたからと言ってケーキングがいらない子にならないどころかケーキングの特異性を改めて感じさせてくれるとは。
出来る後輩じゃないかソルベエ。
関連商品 DXブリザードソルベエゴチゾウ
危険な香りのビターチョコ 圧倒!ヴァレン チョコルドフォーム

続いて同じく今回登場した危険な香りしかしないヴァレンの新形態 チョコルドフォームと絆斗周りのドラマについて。
加太郎にはめられ誘き出された絆斗はグラニュート スミールの墨をかけられ体もヴァレンバスターも動かなくなってしまう。
絆斗が初めてヴァレンに変身した際に倒したオタケは実はスミールの友人でありスミールはその復讐のために絆斗の友人の加太郎を利用して2人の絆を壊した上で絆斗を追い込んだのだ。
でも絆斗がオタケを倒したのはオタケが塩谷さんを殺したからで…血で血を洗う復讐の連鎖が止まらない。友達にも裏切られて絆斗周りハードになって来てるなあ。
ドロドロの墨まみれにされた上で一晩中痛ぶられ傷だらけの絆斗が痛々しい。墨がいい味出してるよね。日野さんの表情も素敵。
危機的状況に動いたのはチョコルドゴチゾウ。他のゴチゾウより力が強いのか墨の拘束を振り払い自らヴァレンバスターに。さらにバイブレーションでバスターの墨すら綺麗に弾き飛ばす。
そうして変身した長らく暴走形態との予想が熱かったヴァレン チョコルドフォーム。
基本はチョコドンと同じだがホワイトチョコの各部位にゲームがバグった時のような、グリッチスクリーン染みた隈取りが出現するのが特徴。これがヴァレンの顔の雰囲気を一気に変えている。
これまでのヴァレンが足りないスペックを補うように工夫や技巧を凝らして戦っていたのに対しチョコルドは小細工なしのパワーでグラニュートを圧倒出来るほどの力を身につけている。
危険なフォームなのは間違いないけどヴァレンはボコられる期間が長過ぎたし今回のバトルはちょっとカタルシスあったよね。
まず今までは豆鉄砲も同然だったヴァレンバスターの威力が桁外れに上がっていて一撃でスミールの触手を吹っ飛ばすほど。
ドロップキックからの0距離射撃、豪快なムーンサルトプレスも強烈。絆斗ってプロレス好きなのかな?
壁にめり込ませて動きを封じ顔面に向かって決め技を放つ一連の動き。「遅えよ…」のダークボイス、倒した後手に残っていたスミールの触手を握り潰すという非常にヒールな戦いぶりに痺れたよあたしゃ。
ショウマに頼らずともグラニュートを倒すことが出来ると知った絆斗は決意を新たにするが…でもチョコルドは絶対何回も使う内にヤバくなる系フォームだよねコレ。
ニエルブに作られたどっプリンとかさえゴチゾウは基本主人に忠実ないい子ちゃんばかりなのに、このチョコルドの悪いニヤリ顔と来たらどうだ!
お父さんそっくりですね!!
ところで話は変わるがスミール役は出来るだけ「タコっぽい人」というのを基準に探したそうだが、それで街裏ぴんくさんを選ぶのはだいぶ人選上手いなと思う。
絶対タコの怪人だもんなあの人。
暗がりのシーンでの悪い顔もうま過ぎたし出番少ないけどインパクトを残して行った。アフレコも全然変じゃなかったしな。
関連商品 DX変身拳銃ヴァレンバスター
幸果とラキア。頼りになる大人達

正直この2人がいなかったら何回かガヴもヴァレンも死んでるだろというくらい物語の傍で常に2人を支えている幸果、ラキアについて。
今回幸果はショウマにアイスを渡すというファインプレーのみならず絆斗との溝に1人悩むショウマにさりげなくいつも通りメンタルのケアもし、絆斗がヴァレンであると自力で気付き、深い懐でグラニュートのラキアを受け入れ、持ち手が可愛いノコギリ片手に果敢にライダーバトルに突入してショウマを助けようとするなど働きすぎなくらい働く働く。
けど怖いからバトルに首突っ込むのはやめてくれ。あんた後方にいりゃそれで全員にバフかかるタイプの人だから。
武器がぶつかり合う火花すら「熱っ!」てなるの逆に新鮮ね
ラキアと並んだ時の身長差が好きです。
一方ラキアはというと最大の仇のデンテをやはり倒そうとするがその人柄に触れ、偽りのない思いを知り、自分と同じく本当はデンテを許せない筈だろうに大きな目的の為にそれを許し受け入れたショウマに人知れずリスペクトの感情を向けデンテを見逃した。
いや、こいつも大概人間が、いやグラニュートが出来ている。
全然格落ちしないし一貫して強キャラだから助けに来た時の安心感半端ないしとりあえずなんとかしてくれんだろって信頼がある。
次週はそんな頼りになる2人の絡みがメインになる様子。これは期待だ。
ダルいダルい言うラキアとお母さん味の強い幸果さん。この食い合わせは絶対いいぞ!
関連商品 DXヴラスタムギア
次回
ラキアがはぴぱれでバイト!?
Vtuberはカブトムシのグラニュート!?
そして絆斗はチョコルドの力でビターガヴ(3代目)に挑む!
それではまた
コメント