前回 パーリィタイム⭐︎夢見るじじい【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第4話】感想 今年は緑推しかも
リュウソウチェンジャーを隅におけないと思う男 アメイジングRYOです。
リュウソウケンに完全に食われてるよねあの変身アイテム。MEMORIALアイテムもリュウソウケンになっちゃったし。
ついなな5人揃った!な5話を語って行きますよー
あらすじ
一河角乃はデートに来ていた。しかも2人の男と。
彼女の目的は彼らとの甘い時間ではなく誘拐された妹 緒乙の件を調べること。2人は事件当時の重要参考人だったのだ。
指輪の戦士としての副作用能力である〝読心〟を用いて2人の心を探るも結局新たな情報を得るには至らなかった。
結局指輪を集め願いを叶えるしかないと角乃はテガソードの里に向かいゴジュウジャーとも同盟を持ちかけるが…
一方、角乃に呼び出された男のうちの1人は「角乃にお世話して欲しい」という願いを利用され、おせっかいノーワンが“生成(ジェネレイティブ)”されてしまう!
真の願いを見つけいざ!ゴジュウユニコーン登場!

自らを見つめ直し、その心の声を聞いて自分の本当の願いに気付きエンゲージに成功した角乃。
早速脱線して悪いがテガソード様って…
・吠に願いがないと知るとナンバーワンを目指す戦いの中で願いを見つけろと生き方を指し示す。
・老人の禽次郎が契約したらフェアに戦えるように不完全ではあるが若返らせてあげる。
・角乃の願いが本当の願いでないなら真の願いに気付けるまで変身にロックをかける。
などやたら親切だなこの人。竜儀の気持ちが分かって来たかもしれん。
いーやさーか、い〜やさ〜か〜 テ〜ガソ〜ド様〜♪
お隣のジュランはクソなのにこっちのガオーン君は優しい…と言っていいのかは微妙だな。どうしても戦士たちに戦いを強いているのが気になる。
さておきバトル周りについて書いていこう。
アクションでは例の触れた相手の考えを読む能力を使い立ち回っていておせっかいノーワンの攻撃を華麗に回避し、常夏から貰ったリュウソウジャーのセンタイリングによる格ゲーコンボなどが見どころ。触手が向かってくるシーンでスロー演出からの一瞬で距離詰めてズバズバ切り裂くエフェクトが気持ちいい。
おせっかいノーワンのキャラ自体はすごく面白かった(後述)んだがバトルはやや薄味だったね。
巨大戦についても基本終始テガソードグリーンが圧倒していてこれと言った面白い演出は無かったかな。禽次郎の副作用能力が異常視力というイーグルの名に相応しい能力と判明したくらいかな。
今回の敵 潔癖隊長マジ・ギレーはマジギレじゃなく、マジ綺麗が名前の由来だね。あとこれまでの隊長たちのネーミングルールから察するに『マジレンジャー』って意味も含まれてそう。専用機の名前もアイアイザー・マンドレイクだし(マンドラ坊やというマスコットキャラが『マジレン』にいる)。
ところでゴジュウジャーそれぞれの副作用能力が判明したが、吠の異常嗅覚は使える場面が限定的じゃないかと思っていたが今回みたいに「ノーワンの匂いだ!」でドラマを一回区切ってある程度強引に場面転換出来るって意味では物語上便利そう。
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斬新な切り口!おせっかいノーワン

続いてドラマパートについて語っていきたいが、まずは今回のノーワン おせっかいノーワンについて。
お節カイだけに貝をモチーフとしたボディに肩と腕は「うすら笑いで手を差し伸べる人」をデザインに落とし込んでいるナイスな造形。おせっかいという概念を駄洒落だけじゃなくこう言った風に形にするのはプロだなあと思う。
このおせっかいノーワンの面白いところはそのデザインだけじゃなく考え方。自らをお節介ナンバーワンというだけあり、その行動は必ず単なる親切にも迷惑にもならないようにしている。
やってる事は嬉しいがやりすぎて結果相手が迷惑がるまでがお節介なので、やり過ぎたりこっちの思惑を超えて世話を焼いて来るまさしくお節介の化身。
親切を押し付けて来て「お節介なやつめ!」って言われるキャラはいても、ハナからお節介するのが目的なので最終的には相手を迷惑がらせるのが目的のキャラってのはなんというか新しい切り口だよなと感心した。
(死ぬほどよく見る)廃工場で角乃に吠を倒させようとするシーンも指輪争奪戦で勝つ為にもライバルは消しておいた方がいいと要らぬ世話を焼き、倒される瞬間も今の気持ちを忘れるな!と激励してくるなど終始一貫してお節介そのものだったのも印象的でいい怪人だったなあと思ったね。
しかしながら最初からお節介しようとしてやるお節介はお節介ではなく迷惑ではないか?
お前のはお節介じゃない!というカウンターとして相手を思うあまり時に相手の迷惑になってしまう真のお節介たる角乃が配置されているのがエピソードとしての美しいポイントだ。
ところで陸王と竜儀が2人でおせっかいノーワンの肩にサイン描きに行く件好き。このプリキュアコンビ仲良くて好きになって来たわ。
え?なんでプリキュアかって?
みんなも観よう!『ゴジュウジャー補ジュウ計画』!
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灰眼の男の正体とは…?/ゴジュウジャー補ジュウ計画No.2

最後に細々としたドラマ周りの話を。
まずアバンでのくまモンと遊ぶ角乃の顔にゆっくり海の映像が重なり場面が切り替わるシーンの昭和臭が凄い。古〜いカラオケの映像とか『はぐれ刑事』とかでよく見たイメージ。
公式によれば角乃のドラマには「昭和の探偵物や刑事ドラマの雰囲気を取り入れよう」という案が渡辺監督によって出されたらしくこの演出も多分その一環だね。劇中で歌っていたのも昭和歌謡なんだそうだ。
角乃は警察だったが緒乙を誘拐されて以降犯人を追い詰める為無茶をした結果クビにされていたと明らかになった。ちょっとバックボーンが『ジャッカー電撃隊』のハートクイン/カレン水木みたいだな。
回想で警察になるのが夢って緒乙に語ったのを見た上でこのシーン改めて見るとなかなかお辛い…。
自らの願いに気付きはしたが緒乙を攫った犯人への復讐を辞めたわけではないという角乃に「賛成だ。やられっぱなしでいいわけねぇ」って後押ししてくれる吠好き。廃工場でのやり取りとか、前回の禽次郎の時もそうだけど誰かの内に秘めた想いに敏感な男なんだよな。
緒乙を攫ったのは灰眼の男という情報が出た途端に陸王がアイドルしていたごく短い期間灰色のカラコン(?)入れてた時期があるって情報出してくるのはめちゃくちゃ上手いクリフハンガー。
流石にミスリードだと思うけどそれでも今後陸王を疑いの目で見ちゃうよ…。陸王だけ家族の話が一切出てこなかったりゴジュウジャーの中じゃかなりドラマに比重置かれそう。
全国のリクオニストが悲しむような事にはならないと信じたい。
ところでX辺りじゃ緒乙=ブーケって読みもあるらしいね。確かに頭の飾りとか類似点はあるし無くはなさそう。この辺はノーワンワールドの設定が明らかになればさらに真実味を帯びて来そうだ。
ここでついでに今週の『補ジュウ計画』についても軽く触れよう。
今回は角乃メインで5話で実はカットされたシーンなどの話をしている。あと何故か情熱大陸なのかプロフェッショナルなのかよく分からないネタをガンガンねじ込んで来ていた。
本編でもチラッと見せた事があったが時たま庶民的な反応をしてしまいそこを突かれると「ハイクラスラグジュアリーだから!港区女子だから!庶民じゃないから!」って怒る可愛い角乃を見れるぞ!
みんなも入ろうTTFC!
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次回
まさかの常夏が総理を辞任!?
彼が手を組んだのはまさかまさかのブライダン!?
次回で常夏退場なら正直割と寂しいぞ!
それではまた
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