前回 デュアルチョコレイト【仮面ライダーガヴ第8話】感想 無職兄妹
ハロウィンは2次元か2.5次元(特撮)にしかないと思ってる男アメイジングRYOです
普段から「◯億円受け取って下さい」みたいな迷惑メール(トリック)来るし、毎日お菓子(トリート)食べるからどっちも間に合ってるんですわ
ぷりきゅあも仮面ライダーもアイプリも全部ハロウィン回だった本日のガヴを語っていきましょう
あらすじ
今日はハロウィン
はぴばれも小さなお客様で賑わう中「ハロウィンはお菓子が貰えるイベント」と知り動き出す大人がいた…
一方、絆斗はグラニュートの調査を続ける中でダンスの練習をする2人の少女が、最近いなくなった友達や通りかかる人が消えるというトンネルについて話しているのを聞き詳しく調べようと声をかける。
しかし世は令和。
「女児への話しかけ」はイケメンであっても一撃で事案
無情にも防犯ブザーを鳴らされてしまう!
重武装形態!グルキャンフォーム登場!
今回はショウマのパートと絆斗のパートではっきりと別れている同時進行型の回だったのでそれぞれ語っていこう
まずはガヴのバトル周りから
新形態 仮面ライダーガヴ グルキャンフォーム
去年のゴルドメカニッカーやライトニングジャングル同様基本形態の一つながら素体自体がデカくなる重武装形態で発表があった頃から密かに登場を楽しみにしていた形態だ。
顔はペロペロキャンディー、膝には棒付きキャンディー、拳や胸部には飴玉と色んなキャンディーが身体中に張り巡らされていながらそれがメカニカルな雰囲気を演出。小回りが効かないが、ガヴのどんなお菓子装甲も容易く溶かす熱兵器を物ともしない耐久力と、巨大な専用武器ブルキャンガトリングを獲物にしたり、一撃でシータのエージェントを粉々に出来るパワーが持ち味の男の子がときめきそうなフォーム。
仮面ライダーに出てくるガトリングって大概かなり軽量な感じだったが、ブルキャンガトリングのプロットはこれでもかとデカく作られていてそれをミニガンのように構えるグルキャンフォームの姿はまさに重武装兵士という感じでハッタリきいててめちゃくちゃ強そう。
撃つ前に銃後部のダイヤルをグルグル回すのも見栄えが良い。必殺技時には銃座が生えてくるのもおもちゃでの再現こそ出来ないが良き。
撃った後は銃口が熱くなっているがそれを「フーフー」して冷ます健気なゴチゾウ達が可愛い。実際のガトリングももちろん撃ち続ければオーバーヒートして異常が出るので冷却の必要があり、それをポップに落とし込んだ演出だ(実際は熱を帯びるのは銃口ではなく薬室だとか)。
エージェントを地面に叩きつけた瞬間にスティックキャンディーや飴玉が飛び散る演出はポッピーでカラフル。もちろん今回もキャンディーは実物を使っていて画的にも映える。
取り回しの難しいようにも思うがその分強みがハッキリしているのでここぞという時に記憶に残る活躍をしてくれそうなフォームだ。
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絆斗ときらり 「夢」の捉え方
次にストーリー部分。まずは絆斗から。
女児2人にいきなり話しかけるという今の時代でまずやってはいけないミスを初手でかます絆斗…
イケメン無罪も今の時代には通らないのか
多分、塩谷さんなら上手く警戒を解いてから話を聞くとかやれたんだろうな
誤解は解けて絆斗と少女 きらりとの交流が始まるがその中で見えてくる絆斗のシビアな面に注目したい
ダンスの才能がなくアイドルの夢を諦めた方がいいのでは、と悩むきらりに対し
「いいんじゃない。夢くらい諦めても」
と返す絆斗。幼い頃に母を奪われ、育ててくれた祖母は他界しその後は荒れ放題。そんなところを塩谷に拾われた厳しい境遇の絆斗は多分夢を持ったことがなく彼女の気持ちを十分には理解出来ていない。
しかしだからこそ絆斗はもっとシンプルに夢を捉えることが出来ているとも言える。
「夢」とは綺麗だが時に鎖になる。夢を持つ人にとって夢を諦めるのは本当に勇気がいる。
全て諦めて第二志望の人生を歩むことはとても苦しい。結局自分はなりたいものになれなかったという敗北感に打ちのめされる。
絆斗は夢を美化しない。掛け替えのない綺麗なものとは思わない。キツイなら捨てたって構わないと考えている。
「結局は自分がどうなりたいか、どうしたいってことだと思うけどね俺は。」
夢ではなく、どうなりたいか。
そうやって考え方、言い方を少し変えるだけで凄く楽になるというのは私自身経験があるので事実だと分かる。
夢って言葉っていつまでも持ち続けるには重すぎるのよね。絆斗くらい噛み砕いて、フラットにそれを持ち続けることこそがなりたい自分を捨てないで済む方法なのかも知れない。
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子供を狙う卑劣なヤード
今回のバイト君。グラニュート ヤード
人間体を演じるのは赤澤涼太郎さん
少し調べるといわゆる2.5次元系の舞台に立たれることの多い俳優さんのようだ
だよね。かっこいいし。あとアフレコの声もイケボだった。内山昴輝さんっぽい。
しかしその顔の良さとは裏腹にやり口はかなり卑劣
怪人体や名前からも分かる通りヤドカリの特性を持つグラニュートで、それは狩りのスタイルにも現れている。
これまでのグラニュートのように自分からターゲットを探しに行くのではなく店を構えてそこから動かず美味しいお菓子を作って売ったり、配ったりして幸せをばら撒き、食べた瞬間の幸せになった相手を逃さずヒトプレス化するというやり方。
ラストにきらりの居場所を見つけた辺りお菓子自体に何かしらの細工をしているようだ。自分のお菓子を手に入れた相手がどこにいるかを瞬時に特定できる何かが。匂いとかかな?
きらり達の会話に出てきたダンスの上手い田村さんとやらの失踪にも間違いなく一枚噛んでいるだろう。既にヒトプレスにされてるどころか『ガヴ』という作品の厳しさ考えると既にスパイスに…
このことからお菓子を持って行った、特に子供達をターゲットにしているのが分かる。卑劣極まりないイケメンだぜ。
絆斗がその正体に気付いて店に向かうも一瞬にして店自体が消えてしまい、店ごと逃げたと思われる。まさにヤドカリだ。
ヤードに狙われたきらりがどうなってしまうのかは次週のお楽しみ。
…駅伝!?!?
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次回
少女を救い、偽りの幸せを打ち砕けヴァレン!
立ちはだかる巨大な敵!対抗するにはこれしかない…
虫歯不可避のキャンディーキャノンが火を吹くぜ!
それではまた
次回 特盛り!キャンディ砲!【仮面ライダーガヴ第10話】感想 誘拐はおしまい!
ショウマくん…
ハロウィンがお菓子貰えるイベントと分かり街に繰り出したショウマがおばさんやおじさんに
「トリックオアトリート!」
して
「(うわぁ…痛いやつ来たな…)」
って生々しいリアクションされる様がちょっと…辛かったです…
もうちょいデフォルメして…
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