【超クウガ展】感想/レポート 2000分いられる展覧会

イベント関連

1番記憶に残っているグロンギ語

「ガド バギン グ ズガギ ド ドググ ビンザパ(あと49人だな)」

な男 アメイジングRYOです。

語感が良くて口にしたくなるんですよね。

さあ!今回は今年で25周年を迎えた平成ライダーの始まりにして究極の異色作。

そして今なお私的「大人も楽しめる特撮ヒーロー作品」の代表格!

『仮面ライダークウガ』のイベント『超クウガ展』に行って来ましたのでレポートと感想、そしてこれから行くという貴方にアドバイスを書いていきたいと思います。

ピゾボソ ガガルギヂ パパン ジバン ザ ダミバギジョジョ

EPISODE01 現着

(07:10 p.m. 文京区東京ドームシティ Gallery AaMo)

やって来たのはヒーローショーの聖地 東京ドームシティ。

クウガ展が開かれているのはドームシティ内のGallery AaMoという所で、私は行くのは初めて。

なんせTDCAなんて毎年の冬の『ウルトラヒーローズEXPO』でくらいしか来ないからな。

ちなみにGallery AaMoはそのEXPOが開催されているプリズムホールのごく近所なのでウルトラオタクでもある人なら迷わないと思う。ナビとか使うと一回ドームシティから出て外から回るルートを紹介されるが騙されてはいけない。

私が行ったのは開催日6/14(土)の最後の時間。雨がぱらつく悪天候ながらたくさんの人が並んでいて『クウガ』という作品の人気を改めて実感。

19時開場で入れたのは15分くらいだったかな。

中に入る前に傘などは受付の人が回収して鍵をくれるので中では身軽に展示会を楽しめた。

ここで注意ポイント!

今回の展示会は中に置かれている機械のQRコードをスマホで読み込むことで『クウガ』で主人公 五代雄介を演じたオダギリジョーさんが館内の各ルームの音声ガイドをしてくれるという嬉しいサービスがあるがこれはイヤホン必着なので必ず自分のスマホに使うイヤホンを忘れないように(ルーム1のみルーム内に直接オダギリジョーさんの挨拶音声が流れる。)

後続作品への客演は叶わずともこうやって『クウガ』の一大イベントにはスペシャルな形で駆けつけてくれたことに心から感謝を…

ちなみにガイド音声は入り口でダウンロード後90分間は何度でも聴くことが出来るので早めに展示会を出ちゃった後にもしばらくは聞けるぞ!

またルーム内には非常に興味深い資料の数々が展示されているがそのほとんどは撮影NGなので気をつけよう。

それでもクウガグロンギの立像などは基本的に撮影OKなのでちゃんと楽しめるはずだ。

EPISODE02 邂逅

(ジガギヅシザバ クウガ)

クウガだー!!!!!

かっこいい!!!!!

会場に入るや否やクウガ マイティフォームトライチェイサー2000がお出迎え。

さらにバックのスクリーンには今回イベントの為に新たに再編集と新映像を交えて作られたOPムービーがリピート再生され、それに乗せて流れるのはもちろん主題歌『仮面ライダークウガ!』

もうこの立像とOPだけでもしばらく見れちゃうのよ…。

このルーム1は前述した通りオダギリジョーさんの音声ガイドが常に流れているので気分も上がる。一気に非現実に来た感じ。

パシャパシャ写真撮りまくってワクワクしていたがここで問題が!

なんか列が全然進まない!

隣がルーム2なんだがずーっとお客さんがつっかえている…。

それもその筈。お隣のルーム2は『仮面ライダークウガ』という番組、そしてクウガというヒーローが誕生するまでに出た沢山の案や原型の資料がたっぷり貼ってあるデザインワークスブース。

無数にある設定画や『クウガ』になることは叶わなかったがその因子となった数多のヒーローのデザイン画が所狭しと貼られそれら全てに解説文もあるのでみんな見入っちゃってたんだね。

元は15番目の仮面ライダーということで『仮面ライダーXV(クロスブイ)』というタイトルで企画が立ち上がったこと

あの幻の『仮面ライダーガイア』も案の一部であったこと

剣を使うソードライダーや俊敏なニンジャライダーなどのフォームチェンジ案が色々な意見を経てタイタンフォームドラゴンフォームになったことなどファンなら涎で脱水症状間違い無しのワクワクする裏話が盛りだくさん。

マジでこのルーム2だけで1時間いれるレベル。

さらに言うとこの資料は撮影不可なので目に焼き付けるしかないのが辛いところ。こりゃ中々進めなくてもしゃあないわ。

が、しかし実は…(後述)

それとここには石化している状態のアークルも展示されているぞ。

19:15に入ってルーム2時点で19:30過ぎまで留まってしまいました…

まだまだ読みたいところがあったが仕方ない。足早にルーム3に向かうとそこには…

EPISODE03 戦士

(ツボグ リジバブ バダダバ)
(戦います俺!)
(水の心の戦士 長きものを手にして敵を薙ぎ払え!)
(どうしようか。流石に泳ぐにはまだ冷た過ぎるよなあ。)
(だって僕4号だもん!)

お待ちかねの立像ブース!

クウガの各フォームが初変身時のシチュエーションを意識した背景と一緒に飾られている。

特にタイタンフォームは写真の通り胸や肩にライトが当たる仕様になっていてこれは10話でのギイガの墨爆弾が着弾するシーンの再現になっていて思わずニヤリ。

全然関係ないけどドラゴンフォームvsバヅーの後編で使われたロケ地は埼玉県所沢市の航空公園という場所でめちゃくちゃ地元です。いや正確には家からはちょっと遠いけど。

ここはもうみんな撮影タイムですよ。

周りでは友達同士で来たりカップルかご夫婦で来た人らが「このフォームが好き!」とか『クウガ』愛を語り合う声で溢れている中、私は1人で手を後ろに組みながらゆっくりと立像を眺め時に写真を撮ったり。

俺だけ本当に美術展来たみたいになってない?

もうちょいはしゃいでもいいのでは?

まあそれはさておき。ここでも実は色と武器の組み合わせが元々違ってドラゴンフォームは緑の予定だったとかそんな話が各フォームにあるのでこれもじっくり見ちゃったね。

しかしここで悲しいお知らせが…

スタッフさん「ご来館の皆様。クウガ展は物販含め20時終了です。現在19時40分です。物販大変混み合いますのでご注意下さい。」

え!?

まだまだこの先あるのに!?

ボリューム考えたら1時間なんかじゃ絶対足りないのに!?

物販で買うものまだカッチリ決められてないからゆっくり選びたいのに!?

俺ブログ書くのに!?

焦ったね。

なのですいません…

ここからはだいぶ駆け足で見ちゃったんでちょっと充分な内容じゃないかもしれません…。

EPISODE04 物語

(「恩師」は年取るほど好きになる回)

ルーム4は『クウガ』の物語がどうやって作られているかという部分にフォーカスした部屋で画像の通り全台本が展示されていたりしたがこのブースで面白かったのは展示品ももちろんだが前述のオダギリジョーさんの音声ガイド。

メインライターである荒川先生オダギリジョーさんが会話をしながら『クウガ』のお話作りについて色々聞かせてくれるのだ。

荒川先生『クウガ』はリアルな人間模様を意識して話作りをした結果台本の改訂がよくあったなどの話はもちろん興味深いが、オダギリジョーさんの口からすらすら実加ちゃん神崎先生、さらに拓くんというファンでも忘れてしまってそうなキャラの名前が出てくることに感動(ちなみに拓くんは25話の神崎先生再登場回に出て来た男の子のことね)。

更にどういう場所でキャスト陣やスタッフが会議や本読みをしていたかをジオラマを作って詳しく教えてくれるゾーンもありこれももっとよく見たかったんだけど…お時間です。次行きましょう。

あ、でも敏樹荒川先生との対談の文字起こしがあったりしたのは面白かったな。台本が間に合わなかった(?)時に敏樹が会社に送って来た豪快なFAXとかも張り出されてた。

EPISODE05 貴重

(今度のクウガは骨があるな)

続いてのルーム5で待っていたのはグロンギの立像達。

現在までまともな状態のグロンギのスーツは非常に希少なんだとか。実際立像の数は画像のバベル他ゴ族のものを中心に数体だけと決して多くないがこんなに間近でグロンギを見れる体験は貴重だ。

いいよなあバベル

本編に登場している時間だけで言えば42話の冒頭のみで悪名高いジャラジジャーザ、圧倒的強キャラとして描かれたガドル閣下に比べて地味なはずなのにハンマーでタイタンフォームの装甲をベコベコにするインパクトのおかげで全然そう感じない。

池袋の地下鉄の出入り口にトラックを突っ込ませて塞いで中にいる人間を皆殺しにするゲゲルも想像したらめちゃくちゃ怖くて記憶に残るし登場が短時間であっても印象深いキャラを作ることは出来る好例がバベルだと思う。

その他の写真も載せておこう

(改めて見るとビランの顔かっけえな)
(ジャーザの人間体やった時のあらいすみれさんは当時27歳だったらしい)
(私の一押しグロンギ ドルドさん)

ドルドさんは人間体を演じた婆娑羅さんの声がとにかく良くてな…。あとヒョロガリ審判なのかと思いきやガドルとも戦えるくらい強いギャップもたまらんかった。

武器もトンファーだぜ。渋過ぎ。

色々詳しくなって改めて見ると顔は『イナズマン』帝王バンバ感ある。

そしてこのルーム最大の注目ポイントは部屋の中央に佇むあのグロンギ

バラのタトゥの女ことラ・バルバ・デの怪人体の立像だ!

バギン グ ドググ ド ゲヅン べンパゲビザ リドグジョグゼゴパダダ…

「ここではリントの言葉で書け」

失礼。25年前は未登場のまま終わったあの薔薇姉さんの怪人体がこのクウガ展でついに初お披露目&立像として立体化したのだ!

間違いなく今回の目玉の一つ。

そして目玉の一つだけあり撮影はNGです。しっかり目に焼き付けましょう。

よーく見たいなら物販コーナーにバルバ怪人体のアクリルスタンドがあるのでそれを買うのもいいね。

更に立像の隣にはバルバを演じた七森美江さんからのコメントもありこれにもぜひ目を通したい。

EPISODE06 忘却

残念なお知らせだがもうここら辺になってくると10〜15分くらいしかなくだいぶ焦って回ったので記憶が朧げで感想が希薄です。

細かいとこまで見れてないからね。

申し訳ない。

とりあえずバーっと写真だけ見ていこう。

(ビートゴウラムとクウガの各ライジングフォーム)

アメイジングマイティいいよね!

好きなのよ。ルーム3には基本フォームしか無かったからライジングアメイジングは確かここにしかいなかった筈。

かっこいいんだよな。黒いだけなのに。

あとこの頃既にグローイング+基本フォーム4+ライジング基本フォーム4+アメイジングアルティメットで計11フォームもあるのが改めてめちゃくちゃ攻めてると思う。

フォームチェンジという概念がまだまだ根付いていない頃に作られた作品で「フォームチェンジという要素を推していこう!」って方向性になるのはまだ分かるがそれでいきなり11フォーム出して全部がちゃんと適材適所に使われているのって本当に凄い。

今なおフォームチェンジを一番上手く使ってる作品だと思う。

(チョモラマン級の感動だ)

ポレポレ再現ゾーンだー!

雄介マイティドラゴンを使い分けるきっかけになった赤い醤油青いソースもちゃんとあるね。

誰かと来れば椅子に座ってポレポレに来た気分を味わう写真とか撮れただろうに…同伴者がいないばかりに…!

ところで私はこのクウガ展に合わせて始まった喫茶ポレポレ復活プロジェクトにちゃんと出資しましたぞ!

復活したらぜひともその復活した本物のポレポレにも行きたいものだ。

転載:https://kuuga25th.com/rinto

クウガ展のホームページで見れる認定リントにも名前が載ったよ。

(伝説の終わり)

やはりあったね最終回立像。

最強形態がガチで最終回にしか出てこない上にやるのはシンプルな殴り合いだけって改めて見ても攻めすぎだろ。

しかし『クウガ』の最終回はこれが正しいんだ。

もはや多くは語るまい。

という訳で写真はここまで。

後半はマジで大急ぎで回ったので細かいとこ全然見れなくて正直だいぶ無念な感じになってしまった…

見どころが…見どころが多過ぎる…人もめっちゃ多いから気を遣ってじっくり見れないとこもあったし。

このアルティメットvsダグバの後のルームもいいのよ。名曲『青空になる』が流れる最終ルームが青を基調に彩られていてそこにメインキャスト陣と『クウガ』を作った人達揃っての記念写真が飾られていたりとかもっとしっかり見たかった…。

悔いは残るが仕方ない。

最後に買って来たものを見ていこう

EPISODE07 物欲

(計13,990円なり)

物販はやっぱりめちゃくちゃ混んでたけど欲しいものは全部買えたのでそこは良かった。

一つ一つ見ていこう。

まず今回絶対欲しかったポレポレグッズから。

真ん中の細長いのがコーヒーミル。

実は私、生意気にもコーヒー好きでしていつかインスタントじゃなく本格的に自分で豆を挽きたいと思っていたのだ。これを機に購入。

右は見ての通りマグカップ。これで我が家もオリエンタルな味と香りに包まれることだろう。

(中身はこんな感じ)

上記画像のマグカップ下にあるのがボトルキャップフィギュア。平成だな〜

『スターウォーズ』のボトルキャップとかあったんだ昔は。あの頃全然興味なかったけど今はめちゃくちゃ欲しいわ。

(小さくても侮れないクオリティ)

このまま飾っても箱から出してもいい感じなのが嬉しい。幅も取らないし飾りやすいのも強み。

マグカップとボトルキャップの右にあるのがフェイスキーホルダー。各形態あるが今回はマイティを購入。

(邪悪なる者あらば希望のキーホルダーを身につけ炎のごとく家鍵を守る戦士あり)

マスコレシリーズ並みに造形が細かくキーホルダーとはいえこれも侮れない。あと目立つから家鍵に付けるのに良い。

ただバッグから弄って出す時必ず指に角刺さるけど。

そして!一番買って欲しいのは一番左(商品購入で貰えるオリジナル袋が被ってます)の本!

(一押しです。)

その名も超クウガ展図録

これは単なるパンフレットなどとは次元の違うものでぜひ買っておきたい。

というのもルーム2のところで書いた設定画やデザイン画、『クウガ』が生まれるまでに誕生した数々の原型デザインなどは全てこの図録にも載っているのだ!

乱暴な言い方するとこれ買っときゃルーム2のデザイン画とかは流し見で大丈夫。買えば後からゆっくり家で見れるから。

今回のイベントはとにかく見どころが多く細かい解説文など読んでいるとあっという間にタイムアップになってしまいがち。

ところが図録を買うことで多少その負担を軽減できて他のよく見たいとこにリソースを割けるようになるのでクウガ展を楽しむためにもこれは買っといた方がいい。

もちろんここにしかないオダギリジョーさん高寺Pの対談やらクウガの特写やら見どころはたっぷり、読み応えたっぷりなので間違いのない一冊になっている。

クウガ展に展示されている写真や画の多くが事細かに記載されておりよりクウガ展を楽しめるグッズなのでこれから行く方は是非図録はマストでよろしく!

おわりに

というわけで『超クウガ展』のレポート/感想でした。

マジで2000分いれるぞこのイベント。

凄まじい満足感だった。

欠点を書くならとても1時間そこそこでは食いきれないボリュームであること。後半がだいぶおざなりになってしまったことは非常に無念。

もう一回…行こうかなあ。

クウガとの写真も撮ってないしなあ。

兎にも角にも『クウガ』好きなら絶対行って損はないイベントで俺、良かったと思ってます!

みんなも行って青空になろう!

それではまた

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