前回 神聖従者と、テガソード伝説!【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第14話】感想 ハマり方がガチ
今年から暦通りの仕事してるんで祝日がない6月への憎しみを思い出した男 アメイジングRYOです。
早く好きなことだけで生きていけるようになりたい…
ちなみにこのブログは確実に毎月アクセス数増えてます!あざす!
順調にいけば3年後には仕事やめれます!
衝撃展開に目が回る15話を語っていきましょう!
あらすじ
時期はゴジュウジャー世界でも6月(June)。
クオンが新たに持ち帰った指輪の数々を見てブライダンの女王テガジューンはこの機に悲願であった“ある儀式”を行うことを決定する。
ファイヤキャンドル、ブーケ、Mr.シャイニングナイフ&Ms.スイートケークの4人は儀式に必要な三種の神器を手に入れるために人間界に侵入し活動を開始。
更にテガソードにゴジュウジャーが乗り込むように、テガジューンの力を引き出す為の“運命の乗り手”にはクオンが選ばれ着々とその時が迫る。
突如訪れた世界の形を変える運命の戦いを前にゴジュウジャーは果たして…
世界の終わり…キモいってお兄ちゃん!

だから前半が必要以上に明るい時は後編には注意しろとあれほど…!
だった今回。
まずはその衝撃の後編から語っていきたい。
「結婚式」「誓いのキス」「祝福」「出産」と本来神聖でおめでたいものをこれでもかとおどろおどろしく見せた演出は特筆する点だと思う。
血のレッドカーペットを降りてくるテガジューンの新婦入場や機械のように感情なく拍手する人間達、アーイー達が空で連なりウェディングベルとなるシーンなど非常に不気味で一つ一つの意味など分からない子供達にも何かとんでもないことが起きていると直感させてくれること請け合いだ。
そしてちょっと今回で好きになっちゃったなあ…テガジューン様。
分かってます。テガジューン様は結婚もしてますしこんなこと言うのはいけないって分かってるんですけど…!
ミニプラ、出してもらえませんか?
悪の女性型白ロボットでこんなに「あ、かっこいい」と思わされるとは予想だにしなかった。
見た後そのキャラのグッズが欲しくなる。健全なヒーロー特撮の形と言う他ない。
コクピットでテガジューンに負けず劣らず昂るクオンも非常に良かった。キモいけど。キモさがいい。レバー操作してるシーンの感じとかもなんか様になっていいんだよな。カルマさん凄い。
「吠、結婚しようよ!」のインパクトよ…。
ちなみにこのシーンはTTFCのオーディオコメンタリーの松浦Pによれば「流石に吠本人に言っているわけじゃなくハイになって口走った独り言。車の中でテンション上がって歌っちゃうアレに近いニュアンス」なんだとか。
今回のオーコメの解説は聞くと一気に作品の理解度が高まるからみんなも入ろうTTFC!
テガソードとテガジューンのキスは制作サイドも全くの未知で作り上げたシーンだったんだとか。そりゃそうよ。
変身アイテム同士が結婚式挙げてキスして新しい変身アイテム出産はちょっと斬新過ぎるもんな。この辺りは亜希子先生がロボットに馴染みがないからこそ、ロボットに対して先入観や固定観念がないからこそ出てくる発想だろうか。
テガジューンがウルフのウルフデカリバー50をコピーし生成したダークウルフデカリバー50を用いたガリュードのバトルも非常にかっこいい。
空間を切り裂き任意の位置にワープするって自由度の高い能力同士の戦いだけあって見応えあるしまだまだいろんな見せ方あるだろうなって気がする。あと能力のこと差し引いてもダガー系武器の格闘を交えた斬り合いがいいよね。
結婚式がテーマの敵ってなんなんだろうと思っていたがこの山場でここまで真っ直ぐ結婚式を敵の所業に仕立て上げたのは本当に拍手もの。
いやあ凄かった!
ドタバタ三種の神器集めとブライダンの正体

衝撃の後半に対しえらく和やかだった前半の話をしていこう。
どうでもいいが画像の疾走感凄くて笑ってしまう。
三種の神器集めパートは完全にギャグとドラマに振り切っている一方でゴジュウジャーとブライダンの和解の可能性を示す時間だったのかなという気もした。
そもそも正体を知らない陸王とブーケはさておきファイヤキャンドルにしてもシャイニングナイフ夫妻にしても会敵=潰す!みたいな思想じゃなく戦うのは理由がある時だけで別にそうじゃない時は全然普通に接してくるし共存できない存在ではないことは明らか。敵だけど憎めないキャラとして描かれてるしなんやかんやブライダンは和解するタイプの敵な気がするんだよな。
クオンは知りません。ワンチャンこいつだけ死ぬ気さえする。
お化け屋敷に現れたファイヤキャンドルは吠や角乃には目もくれずお化け屋敷に突撃。何故かその後吠も一緒に何をするでもなくお化け屋敷を探索することに。
なんでだよ。これに関しては吠が悪いよ。
最奥で見つけた祝福の燭台を奪われた後もどうやら普通に帰らせた(逃げられた)っぽいし本当に何も出来てないぞ吠っち。お前は本当にグズだねぇ。
テガソードの里に現れ儀式に必要な高級苺を奪い去っていったシャイニングナイフ夫婦。買えよ。絶対そこにしかないもんじゃないだろ。
一応、9話で執事喫茶で食い逃げしたり今回お化け屋敷に入館料払わず入ったファイヤキャンドルの所業からブライダンにはお金を払う文化がない、AIがそこまで発達していないとも考えられるが…。
にしても敵幹部が主人公チームの本拠地に侵入という一大イベントすらこの緊張感の無さは凄い。
陸王とブーケのパートだけはガチラブロマンス的な作りになっており2人の関係の前進と今後の展開の布石にもなっている。儀式に必要な花がビニールハウスに咲いてる変なシチュになったのはなんでもロケーションの都合なんだとか。
本来花畑とかにしたかったんだけど時期の問題で花が咲いておらずビニールハウスしかないってなったらしい。まあ面白い絵面になったし結果オーライだな。
三種の神器全部買えるもんじゃねーか!!!
ブーケはあくまでいちリクオニストでいたいというファンとしてあまりに真摯な姿勢なのが好きよ。オタクとはこうあるべきだと思わないかい?
陸王とブーケを奥、花を手前に映しながらの流し撮りシーンも印象的。素敵やん。
ちなみにこの三種の神器が明らかに特別なものじゃない、その気になれば手に入れられそうな物ばかりなのにも一応の理由がありそれはオーコメで語られているぞ!
幹部達がわちゃわちゃやってる一方でテガジューンとクオンのやり取りから語られたブライダン誕生の秘密。
テガジューンとは世界を創造する力を持つ神 テガソードを模倣し作られた究極の生成AIでありブライダンも皆人に作られた存在だったのだ。
ノーワンが誕生する際に言う「生成(ジェネレイティブ)」も元ネタはジェネレーティブAI。学習した情報から新たな画像や音楽などのコンテンツを作り出すすっかり我々にも馴染みの技術。
めちゃくちゃモダンなテーマの敵だったんだねブライダン。
更にこれまで現れたノーワン怪人達にも実はAIにちなんだ面白いネタが仕込まれていた。
それはハルシネーション。たまにXなんかでも流れてくる調べたことに対し全く出鱈目な情報をAIが出力してしまう現象のこと。
例えば第2話に登場したトレジャーハントノーワンは帽子が鳥を模っていたりするがこれは「トレジャーハント」というワードからAIが間違えて「鳥」を出力してしまったから。
3話の人気者ノーワンは左腕が魚の鱗とヒレになっていて肩は髪の生えた髑髏になっている。これは「人気者」というワードから「人魚」を出力してしまったから。
このように実は全てのノーワンにネーミングと関係ない要素がありそれはハルシネーションの要素を仕込んでのことだったのだ。
これ公式がいくつか答えをお出ししていて、上の2体は私が予想したものなので正しいか分からないが探してみると面白いからみんなもやってみよう!
次回
世界は終わるが番組は終わらない!
終わったのならまた1話からやるだけだ!
真の救世主 ゴジュウポーラー/熊手真白が世界を救い直す!
それではまた
次回 真・救世主ナンバーワン!【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第16話】感想 セルフオマージュまみれ
おまけ感想 近所であったヒーローショー

前回の感想で書いたけど近所でゴジュウジャーショーがやっていたので行ってきました!
基本的に撮影はOKだけどSNSでのアップはNG。
ただし画像の撮影タイムの写真だけはOKとのことだったので載せさせていただきやす。かっこいいねー。
内容は祭りでのいちイベントだったことに因んで祭りの盛り上げナンバーワンを賭けてゴジュウジャーとノーワンが戦うと言うもの。
この手のショーにありがちな微妙にキャラ違くない?現象はありながらも楽しめたよ。そもそも流れてくるゴジュウジャー達の声がTV本編の役者さん達の声とは別人なんで基本的には別物として見るのが吉。
イーグルのパーリーピーポー音頭とかも見れたし禽ちゃん推し的には嬉しかった。
ヒーローショーは基本ヒーローは事前に録音した音しか使えないから場を盛り上げるのはその場のアドリブで喋れる敵怪人の方なんだがこれは凄かったよ。プロの技を見た。
客いじりや大人も声出せよ!みたいな煽りで会場を温めて、ちびっ子を1人選んで前に呼んで簡単な質問をしてプレゼントをあげるみたいな件ではちびっ子がスパイダーマンの靴を履いてるのを見逃さず「ゴジュウジャーよりスパイダーマンの方が好きなんじゃないか!?」みたいないじりで大いに会場を盛り上げてくれた。
ところでちびっ子に渡していたプレゼント。はっきり中身は分からないがチラッと見えたのはバインダーか自由帳みたいなもんだったんだが表紙がまさかの(多分)『キョウリュウジャー』。
10年以上前のヒーローなんですがそれは…
いや、『リュウソウジャー』だった気もするんだがそれでも6年くらい前…少なくともあのちびっ子はまだ産まれる前だと思う。
最後はなんと生ダンス!録画しちゃったね思わず。
しかしここでトラブル!
機器の調子が悪いのか「♫駆け抜けてジャンプO.A.O ジャンプO.A.O」の辺りで音がループしゴジュウジャーがめっちゃ困ることに。いいねー、ナマモノだねー。
結局仕切り直してダンスは完遂。無事終了となった。
特オタになってから歩っていける距離でヒーローショーがやるなんて経験なかったから楽しかったです。
