前回 黒き占星、黒鋼の宣誓【仮面ライダーガッチャード46話】感想 汚ねぇ人類(かケミー)は滅びろ!
高校時代、車に大激突されたことがある男アメイジングRYOです
大激突ってのは言い過ぎですね。軽くぶっ飛ばされて顔を擦りむいた程度です
でもそのせいで皆勤賞を貰えませんでした
まあいい思い出ですね!
残すところ今回入れて4話のガッチャードを語って行きましょう
あらすじ
スパナによる衝撃の宣誓
「世界を脅かす危険なケミーは全て廃棄する」
スパナを問いただすラケシスだが彼の決意と真の狙いに驚愕する
そして宝太郎達を呼び出したスパナは錬金連合の仲間と連携し101枚全てのカードを奪取し姿を消してしまう
直後現れたラケシスからスパナの真の狙いを聞いた宝太郎は…
大義なき喧嘩の先にある答えとは
今回最大のトピックはサブタイ通り宝太郎とスパナのガチンコバトル
この戦いは平和のためにやらざるを得ないようなことではなくまして敵対でもない。
そこに大義はなく言うなれば「お互いがやりたい事を押し通すための喧嘩」だというのが特徴
宝太郎は人もケミーもみんなが笑っている世界を実現したくてそこにはスパナもいて欲しい。現状を打開する具体的な案はないが自分の夢、ガッチャを押し付けるために戦い
スパナは両親が愛した世界を、そこに生きる自分にとって大事な仲間たちを守る為に自分1人が犠牲になる為に戦った
どっちが正しいかではなく自分がやりたい方法でやる。向いている方向は同じ筈なのに交わらない。互いの願望剥き出しのライダーバトルは役者陣の熱演とアクション演出も秀逸で見応え抜群
最初の宝太郎の先制パンチから始まる2人の会話劇はBGM無しで本島さんと藤林さんの感情をぶつけ合う演技に惹きつけられた。
「俺は仲間を捨てたりしない」という予告でも使われていたセリフはケミーのことじゃなくスパナのことだったんだなぁ。ミスリードが上手い。
そして始まるファイヤーガッチャードvsヴァルバラド
まずファイヤーから入る辺り宝太郎ちょっとスパナ舐めてるよね?
まあ実際スペックの上での戦力差や今の宝太郎の実力を考えればレインボーはもちろんプラチナすら使わないでもいけると思うのは自然かも知れない。
ファイヤーの戦いは背中のバーニアをヴァルバラドの引き摺り下ろしの対応に使ったり、体制の立て直しに使ったり踏ん張りに使ったり短い出番ながら様々な使い方をしていて面白い。やっぱファイヤー好きだわ。フィギュアーツは絶賛プレバンで予約受付中!
しかし闇の錬金術由来の黒い炎を完全に制御した今のヴァルバラドにはファイヤーでは力不足
宝太郎は「舐めるな!」と一喝されることに
黒い炎ってギギストに使い方教えてもらうみたいな展開あるのかと思ってたけどいつの間にか使えるようになってしまって…ギギスト様今何してんのん?あと3話だよ?
vsレインボーでは2本目のヴァルバラッシャーを錬成したり、ついて来てくれたケミー達の力を借りながら互角に渡り合う。
ちょっとズレるが戦いが始まる前の101重錬成を行おうとするスパナが犠牲になるの覚悟で自分についてきてくれたマッハウィール達に「すまない」って言っちゃうシーンが今回一番好きなシーンかも
ケミーは道具って言ってるけどその実ケミーに心があることも、ケミーが生きていることも理解していて思わず出てしまったスパナらしくない言葉って感じで
小さい頃の理想を語る自分と今の宝太郎を重ねるシーンと合わせて2人が本当は根っこが似ているのが分かる
しかしスパナは大人。分別がつき要領よく物分かりがいい。いや分別がつき要領よく物分かりがいい「フリ」をしなければいけない立場。
だからこそ思いっきり甘い理想論を語れる子供の宝太郎にイラつくし、その姿をどこか羨ましいと思っているのかも知れない。
戦いに話を戻そう
第3ラウンドは武器無し本気の殴り合い。なんの飾りっ気もないステゴロが胸を熱くする。アクターの永徳、中田両氏の演技力はいわずもがな。
まさかのマスク割れまであり最後はライダーキックバトルで決着。マスク割れって強敵との戦いでなるものってイメージだったのにこういう戦いで起きるのはかなり新鮮。
結局スパナは宝太郎と歩みを共にする事はなかったが宝太郎のやりたい事の邪魔はやめてまた歩み出す
誰もが幸せになれる世界を望む気持ちは同じ筈。ならば道は違えてもゴールはきっと…
ヴァルバラドライバー壊れたけどこれはヴァルバラドパワーアップフラグととっていいよね??
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まさかの?いやいや想定内?旭さん再登場
待ってました!旭さん!
…よく考えると序盤に一回出てきただけのゲストキャラクターが「待ってました!」って言われるなんて異常だよな
しかし5話は有識者曰く「ガッチャードの全てが詰まった回」
トンチキな展開に野生の悪人、ケミーの光と闇の面を描き友情・努力・勝利とちょっとの切なさで終わる。ガッチャードが間違いなく好きな私もこの意見には概ね賛同だ
そしてその5話で登場し、劇中初めてケミーと人間の「正」の感情による融合を成し遂げ宝太郎にケミーの可能性を見せた旭さんはファンであれば嫌いな人はいないであろう良キャラ
ケミーに関する封印されていた記憶が蘇るという展開になった時点で再登場に期待していたがやはり来てくれた
そして再登場における役割はいわゆるおやっさん枠。こんなに「おやっさん」という呼び名が似合うおやっさん枠は一体いつぶりだろうか
「タッグパートナーの絆は永遠」「夢の砦」など5話の要素をふんだんに使った台詞回しをしながら宝太郎に理屈じゃなく思いのままにぶつかってみろというメッセージを送るのも旭さんらしさもありしっくりくるものになっていた
前回といい絶対制作内部にも5話大好きな人いるよね?
次回
アトロポスのモデルはりんねだった!
ガエリヤの策謀でアトロポスに危機が迫りあのグリオンが風雅に…!
りんねとアトロポス。2人の力が混じり合い…
誕生!仮面ライダートワイライトマジェード
それではまた
次回 黄昏(トワイライト)にさよならを【仮面ライダーガッチャード48話】感想 グリオンさんの愛はカスや
追記
束分厚すぎて「フフッ…」ってなった
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