前回 転身!!君も若返れ【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第35話】感想 燃えろ宿敵(とも)よッ!!
『渡辺宙明100周年コンサート』に行ってきた男 アメイジングRYOです。
ライブは行ったことあるけどコンサートって初めてだったからどうかなと思ってたけど曲は宙明先生のアニソン、特ソンばっかりだし軽いヒーローショーみたいな演出もあるし、関智一出てくるしめちゃくちゃ楽しかった!
生で串田アキラさんのギャバン聴けたのは心の宝物だな。
色んな味がするヘンテコだけど熱い回だった36話を語りましょう。
あらすじ
コウ・シンセーを失った悲しみを力に変え奮い立ったトランプノーワンはファイヤキャンドルと共にゴジュウジャーに一世一代のトランプナンバーワンバトルを挑む。
永遠の若さという源治の願いに触れた禽次郎は自分にとって若さとはなんなのか、自分の願いとはなんなのかが分からなくなり悩んでいたが仲間たちとトランプノーワンの呼び出しに応じることに。
その場には源治の姿もあり8人の指輪を賭けた戦いが始まる。
禽次郎と源治、終生のライバル対決の決着は果たして。
今を楽しむのに年齢なんて関係ない!

なんか…凄いいろんな味のする回だったな…
視点を絞ってまずは前回から引き続いている禽次郎(譲二)と源治のドラマから。
老いた体を忌々しく思い永遠の若さに固執している源治に対し禽次郎は永遠に青春を楽しむためにパリピになることを願った。
永遠の若さと永遠の青春。2つは似ているようで全然違う。
源治のは老いた自分を否定している。年齢というどうしようもないものを動き出さない言い訳にし「ジジイの体じゃ何も出来ない」と諦め絶望してしまっているから自然の摂理に反する永遠の若さを求めている。それも若い肉体に固執しているのだ。
禽次郎の願いが若くなることじゃなくパリピになることなのは体が年老いても心だけはいつまでも健康で若々しく元気でいられるようにと思ってのこと。ひたすら厳格に生きてきた自分にはそれが出来ないから今高校生活からやり直して毎日を楽しめるパリピ魂を育んでるわけだよ。
青春とは肉体に起因するのではない。心が若ければジジイもババアも毎日に希望を持ち、理想に憧れ、時に恋をする。そんな青春を謳歌出来るんだよってのが今回のメッセージなんじゃないかと思うんだ。
肉体よりまず心から老いていくって言うからね。「いい年をして…」なんて言葉は鎖にしかならないんだ捨ててしまおう。
そうしてラストではジジイの自分を受け入れ、でも心だけは若くいられるように頑張ることを誓って源治は友に指輪を託して行った。いい話だったね。最後の源治と禽次郎が戯れあってるシーンは見た目が祖父と孫ほど離れてるのにちゃんと友達に見えてほっこりした。
譲二のダンスシーンはなんだか可愛かったね。爺さんらしい辿々しい動きながらも楽しそうにやってんのが良い。あれこそ心若い爺さんの姿よ。
源治の「あんなものを5分半も!?」でえらい笑ってしまった。めっちゃお気に入りのシーン。
高校時代の回想シーンがモノクロなとこも面白い。私が愛読している『スナックバス江』って漫画によれば老人が思い出を振り返ると脳内に浮かぶ映像は昭和の時代はセピア色だし、平成の記憶は4:3らしい。
後半のバトルパートはイーグルとリュウレンジャーでタッグ組むのは分かるが何でプロレス風?
公式によれば昭和の熱狂的スポーツといえばプロレスだから!なる…ほど?
しかしながらこのプロレスバトル自体は見応えあるし、結構本格的なプロレスだしで面白かったよ。爺さんタッグだけじゃなくトランプノーワンもめちゃくちゃ動くし。16文キックとかちゃんと見るの初めてだわ。
プロレスシーン周りはなんか撮ってる方もやってる方も楽しんでる感じがした。
トランプナンバーワンバトル開幕!…トランプ関係ねえ!

トランプナンバーワンバトルって言うけど実質的にはババ抜きより特殊ルールが話の肝になってるせいで全然トランプバトル感なかったな。
ただ禽ちゃんがババ抜きナンバーワンなのは認めよう。あの超視力はババ抜きにおいて無敵だ。
吠に課せられた罰ゲームのジョッキ納豆はちょっと絵面がキツかったな…あれ納豆が得意不得意関係なく気分悪くて無理だよ。
トランプナンバーワンバトル中はバックでシリアスなBGM流れてんのに映像は敵も味方も仲良くジャンケンしてたり、バラエティ番組みたいなレベルの達成条件に敗れていくゴジュウジャーだったり馬鹿馬鹿しいものでそのギャップが笑いを誘った。
トランプノーワン自体もコウがやられてるから弔い合戦で卑怯卑劣に手を染めてるみたいなノリだから余計に(どこまでを真面目に見ればいいんだ?)と困惑させられたね。
ディーラーファイヤキャンドルにダンシングファイヤキャンドルはあざといよ。もう公式がファイヤキャンドルに需要があるの分かっててやってる気がする。
ちなみに三本木さんは例によってディーラーの友達にカードの配り方を習ったり、ダンスもめちゃくちゃ練習したらしい。振ったら100%の力で応えてくれるから現場としても見せ場作ってあげたいってなるよなあ。
知らんロボットvs知らんロボット!

「リョウテガソード ファイブカラー!!!」
「なんだよその姿は!?」
いや我々からするとトランプキングキャンデラーのが「なんだよその姿は!?」なんですけど…
訳の分からんトランプバトルからの絵面にパワーがあり過ぎるが真っ当なジジイの友情からの唐突なプロレスからのキングキャンデラーパワーアップはちょっと混乱がピークに来たよね。
ただファイヤキャンドル好きとしては嬉しい。死した仲間の力を受けパワーアップって流れが完全に主人公のやつ。
ブライダンはやっぱり意図的に敵ってよりはもう一つの主人公ってノリで描かれてるよな。ゴジュウジャーとはあくまで対等で、互いの正義があって相入れないから戦うしかないみたいな。
トランプキングキャンデラーの専用武器 キャンデラックスロッドはキングキャンデラーの炎心剣同様ガチの炎を使った武器。夜戦+ガチ炎武器=見栄え最高。
リョウテガソードすら圧倒する強さを見せブライダン側の対厄災の切り札になるかと思われたが…やられちゃいましたね。悲しい。
ゴジュウジャー側も特に説明なく変な演出込みでヌルッと助けに来たテガソード5体がサッと合体してリョウテガソードがパワーアップするからマジで置いてかれたね。こっちはキングキャンデラーのパワーアップまででキャパオーバーなのよ…
一応ファイブカラーがゴジュウジャーの最大戦力ってことでいいのかな?厄災との戦いでもう何回か出番ある感じだろうか。
素朴な疑問だがテガソードデカクロウは一体誰が操縦を…?
吠もテガソードもリョウテガソードに取られてるよね?
次回
熊手様のローブが紛失!?
ブーケの妹分?ブライダンに新幹部リボン登場!
次回と関係ないけど禽ちゃんが卵食ってる姿より熊手様が蜂蜜ぐび飲みしてる姿のが見てる気がする!
それではまた
面白かったらブックマーク登録、コメントもお待ちしています。


コメント