前回 神の模造品、虹の祝福!【仮面ライダーガッチャード41話】感想 最狂去ってまた最狂
姉がいるけど全然仲良くない男 アメイジングRYOです
話が合わん!
身内にも全然思うよねこれ。この人と話合わんな〜って
兄弟(姉弟)なんてあんなもんだよ?
ワチャワチャとホラーが同居する42話を語っていきまっしょい
あらすじ
蘇ったグリオンへの対策のために資料をまとめたり、風雅の禁術が記された本を用意したり、「ウゴケナクナール溶液」なる薄い本みたいなアイテムを錬成したり忙しい錬金アカデミー
そんな中珍しく蓮華と錆丸の喧嘩が勃発!
どうやら錆丸が整理していた資料を蓮華が勝手に更に整理したせいでぐちゃぐちゃになってしまった様子
喧嘩の中で蓮華が一枚の絵を見つける
何かの絵を上から黒く塗りつぶしたようなその絵を慌てて隠す錆丸。蓮華はその絵を錆丸の黒歴史だと考えるが…
そんな折やって来たスパナが気になる情報を提示する。
それは森の中で動く謎の生物…
まさか102体目のケミー?
連合によってケミーを新たに作る事は禁止されているはず。この真相を探るべく宝太郎、錆丸、スパナは調査に向かう。
その森は錆丸が育った錬金術の研究施設 金剛ラボラトリーがある付近だった。
割と珍しい?男チームメイン回
今回は錆丸の深掘り回。
そして意外と無かった宝太郎、錆丸、スパナによる男ばっかの錬金野朗Gチーム がメインの回。
宝太郎とりんね、錆丸と蓮華、スパナと鏡花orミナトって感じでガッチャードはある程度バディが固定化されている影響もあって考えてみると宝太郎とスパナが2人だけで喋るみたいなシーンも今まであんまないのよね
そういう意味で今回はなんだか新鮮な気持ちで観れる回だった。
メインチームを野郎ばかりにする為なのか犠牲になったのは我らがヒロインりんねちゃん。
アバンで宝太郎がグリオン対策に錬成した「ウゴケナクナール溶液」を浴びて文字通り動けなくなってしまい蓮華とミナトもそれの対処に勤めるため錬金アカデミーに居残る事に。
さらりと女の子組にぶち込まれる先生…
このウゴケナクナール溶液やりんねが持って来た風雅の本などもガッチャードの丁寧な脚本なら後の展開に活かされるだろうと私は思っている。
錆丸と兄 鍵一との確執や、謎多き所長真美のグリオンとの関係などミステリアスな展開の一方で楽しく観やすいいつものガッチャードの空気も健在。
徹底してギャグ落ちしない男 スパナのコミカルなシーンも多く金剛ラボラトリーの少女 亜琉美ちゃんに振り回され気味な姿が魅力的。
戦闘時にもガッチャードに尻触られながら無理矢理弾にされ(しかも実質弾避けのような扱い)たりとこちらでもペースを乱されがちだがそれでも明確にギャグ落ちした訳ではなくあくまで前述通り「ペースを乱されている」に過ぎないという塩梅になっている。
スパナはギャグ落ちしない事が一個のギャグになっていると思うのよね。ボケないボケというか、リュウソウジャーのバンバみたいな感じ。そのままでいて欲しいものだ。
錆丸の深掘は何故錆丸はケミーに詳しいのか、アイザックとはなんなのか、家族は?などの明かされていなかった部分が金剛ラボラトリーを舞台に過不足なく説明されていた。
「アイザックは錬金術とAIの融合的発明で、ケミーの言葉を含めたあらゆる言語を翻訳してくれるコミュニケーションツールである」という説明は何気に27話でホッパー1の言葉をアイザックが翻訳していた事への解説になっている。
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102体目のケミー!カメドーン
金剛ラボラトリーが開発し幼き頃に錆丸が描いた(?)カメドーン。
そのビジュアルは仮面ライダーファンなら誰もが思い出しただろう。
そう
カメバズーカだ
仮面ライダーV3に初登場し初代Wライダーを葬った(葬ってない)強敵
そのビジュアルと独特な組み合わせから平成以降も再登場があったりでデストロン怪人屈指の知名度を誇るカメックスの先輩
不完全故にケミーの姿で動かず黒いヘドロのように動き回り、グリオン復活の報を聞いて揺れ動く真美に取り付きマルガム化するなど今回の話の鍵となるカメドーン。
鍵といえば鍵一のやたらと錆丸にだけ塩対応な態度も気になる。
宝太郎にウキウキでアイザックの説明した後に錆丸に「邪魔だ早く帰れ」って言う件はあまりに手のひら返しが早くてギャグみたいになってたな。
次回予告では鍵一に「俺がカメドーンを自分のものにしたのは…」という台詞があり錆丸と鍵一の2人がカメドーンの絵を完成させるシーンもある為2人で作ったカメドーンを鍵一が独占したということだろうか
しかしそのカメドーンが何故実際作られることになったのか、何故鍵一が錆丸を嫌っているのかなどはイマイチ繋がらず謎。次回をお楽しみにと言ったところか。
カメドーンと真美が変化したマルガムは防御に優れる亀の姿と、攻撃力に優れる戦車の姿を自在に切り替え戦う難敵。お腹に原子爆弾無くて良かったね。
気になるのは亀の姿の時は「私が守らなきゃ…」と繰り返し
戦車の時は「壊したい。」「あの人は私だけのもの…」と繰り返す
姿も言動も安定しないその理由は仮面ライダーWEBによればカメドーンは真美の「悪意」ではなく「不安定な心」に引き寄せられマルガム化したせいなんだとか。
彼女の心が不安定になったその理由
それはグリオンの復活がきっかけなようで…
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ニチアサでいいのか!?グリオンと真美の関係
ここからは私の個人的考察。展開予想。
真美の研究室にあった写真や幻覚グリオンの
「お前に会うためによみがえった(ねっとり)」
そして上述のマルガムの発言から自ずと導き出される答えは
グリオンと真美は〝いい仲〟だったという事だ
グリオンはかつてはアカデミーの先生をしていたので最初は真美が生徒でグリオンの信奉者で、大好きなグリオン先生の研究を手伝っているうちある時過ちを…
と考えたが教え子との恋愛なんてちょっと攻め過ぎてるし、何よりグリオンと真美はそこまで年齢が離れてるようにも見えないので単に本性表す前のグリオンとは同僚で愛し合っていたのかな?
ぐらいに考え直した。
彼女は(愛していた)グリオンが危険な男でケミーを解き放ち多くの同志を奪い連合を操っていた事も知っていて恐怖し、連合との関係を断つために金剛ラボラトリーを隠した。
金剛ラボラトリーを守りたい、多くの子供達を守りたいと本心で願っていたがスパナからグリオン復活を聞いて別の本心が目を覚ましてしまった。
「愛しい人が生き返った」のだと。「あの人とまた一緒に…」と
真美は恐れる一方で今なおグリオンへの想いが消えていなかったのだ。
亀の時の「守らなきゃ…」はそのまま金剛ラボラトリーとそこにいる人々をグリオンから守るという思いで、戦車の時の
「壊し尽くして私だけのものにする…!」
という台詞はひょっとしたら
「グリオンを愛しているけれど彼は危険。なら彼を壊せば誰も傷付かず且つ私だけのものになる」
という青年誌もびっくりのヤンデレ的発言のなのかも。
ニチアサでいいのか!?
次回
蘇る恐怖(仮面ライダードレッド)…
その正体は鍵一!?
錆丸は兄を止め、トラウマを乗り越えられるのか!?
そして絶対碌でもない真美×グリの結末は!?
それではまた
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