前回 欺く【仮面ライダーゼッツ Case29】感想 用意された「愛」
「処す?処す?」の元ネタが『磯部磯兵衛物語』だって知らなかった男 アメイジングRYOです。
ジャンプ内では20年くらい前でいう『ピューと吹くジャガー』ポジションの漫画よねアレ?
毎週ジャンプ買って全部読んでたくらいの時期が今思えば楽しかったなあ…
中間形態登場!の30話を語っていきましょう!
あらすじ
美浪は莫の本当の妹ではなくCODEの送り込んだエージェントだった。
ノクスの言葉に激しく動揺する莫は美浪を問い詰めそれが真実であると知り責め立ててしまう。
全ては四年前。
両者を失った美浪の前に現れたゼロの誘いで始まった。彼女のコードナンバー:セブンティーンとしての戦いが。
果たして偽りの妹を前に莫が選ぶのは「破壊」か。それとも…
悪夢をあるべき姿へ…新たな秩序 オルデルム

まずは新フォーム オルデルムの話題から。
デュアルメアカプセムがツーモードに変身出来るアイテムなので存在自体はかなり前から分かっていながら実際の登場までに時間を要したが、ドラマが盛り上がってるタイミングでの満を持しての変身ということで初登場の満足度は高いものになっていたと思う。
見るからに筋肉モリモリマッチョマンで血管を意識したデザインもなされていたカタストロムに比べてこちらはスマートでシルバーの装甲は「骨」を思わせあちらとは対のデザインになっている。
対なのはデザインだけでなくその能力も。悪夢を破壊するカタストロムとは逆にオルデルムは改変させられた悪夢を本来あるべき正しい夢に再構築するという創造の力を持つ様子。要は他人の夢をすっかり別物に変えてしまうジーク特攻よね。
能力の差別化が明確なのでオルデルム登場後もカタストロムにしっかり出番ありそうなのは一安心。まあ最近その辺のパワーバランス問題は大概上手いこと調整してるよね。
バトルシーンは夢を再構築する力という性質上CG過多になりやすいので真っ向から殴り合うアクションが好きな私みたいな視聴者とは相性が悪そうか。やっぱりバトルはカタストロムやインパクトのが見ていて楽しいよね。
オルデルムのバトルはこれまでも散々やってた夢操作の規模が比じゃないくらい上がった感じでこれはこれでゼッツにしか出来ないバトルしてるなとは思うけど。サイバーな演出もやっぱりかっこいいし。
ところでナイトメアと人間の一体化を切り離せる能力って今回たまたま噛み合っただけで別にナイトメアって人間乗っ取ったりしないしそんなに使う場面ないんじゃないか?
と思ったがこれジークと一体化してると思われるパニッシュゴアナイトメアとジークを切り離すとかも出来るのかな?
莫の中のカタストロフゴア、ジークのパニッシュゴア、そしてファントムゴアとオブリビオンゴアという上級ナイトメアが物語の後半で立ち塞がることがすでに発表されているのでこのナイトメア四天王編(仮)の導入においてオルデルムは大事な役割を持つのかもしれない。
それでも2人は「家族」で「兄妹」

続いて万津兄妹のドラマパート。
例え本当は血の繋がらない他人であっても、一緒にいたその目的が監視の為だったとしても、それでも一緒に過ごした時間は本物で相手を思う気持ちも本当なら2人は家族で兄妹なんだという決着は定番ながらもやはり良いものだ。
というか美浪だって4年前までは莫を本当の兄だと思っていたし真実を知った後もずっと一緒に過ごしてきたんだからそりゃ感覚的には家族だよな。
だって単純に莫を兄と思っていた時間のが長いわけだしそこが覆るには4年じゃ足りないよ。
予知夢でゼロを引っ叩いたのもノンデリロボが「君の兄貴は今人殺そうとしてるよ」って言って来たから思わずセブンティーンとしてではなく、万津美浪として「うちの兄貴に変なことさすな!」って怒ってやったことと思えばしっくり来る。
あと美浪は理不尽な上司の顔を張り倒すとかやりそうっちゃやりそうだし。
初めてゼロと美浪が出会ったシーンの
「納得のいく説明が欲しいと言わんばかりだね」
「当然です」
ってやり取りもちょっと違和感あったがやっぱり伏線だったのね。確かに字面だけ見るとこれ上司と部下の会話だな。面白い。
1〜2クール目で夢主を救った後に言っていた莫の決め台詞「これからは いい夢 見られますように」を3クール目に入ってからは初めて使用+それを送った相手が美浪ってのもグッと来たね。
CODE関連でいうと美浪がエージェントになった時点でセブンティーンってことは思ったより人数多いんだなCODEって。0〜9番までが夢に潜入しナイトメアと戦う実働部隊で、10以上は戦えないけど色々根回しする工作員なのかな?
そうなると実はエイトとかナインもいたりするんだろうか。意図的にナンバーセブンだけは莫の為に空席にしといたとかならあり得そう。
ゼロが凄いワンマン野朗だから「莫の為にセブンは空けとかなきゃね〜。セブンの監視役の妹にはやっぱりセブンティーンっしょ〜。くぅ〜↑」とかで適当に番号割り振ってる説もあるが。
その出てくるたびに株が落ちると言われているゼロ。
今回も美浪の前に急に現れて「君の両親はエージェントで兄は本当の兄じゃないよ。そこで君に彼の監視を頼みたい。断れば彼は違うエージェントが連れてく。」という脅迫めいたお願いをぶちかまし期待を裏切らない汚い大人ムーブを見せてくれた。
次回登場の黒いゼッツはやはりゼロが変身する…のか?
ならようやくぶん殴れるってことだな!
足場を固める怪事課コンビの活躍

今回のメインは万津兄妹だったわけだが、怪事課コンビの活躍も捨ておけない。
全てがバレてしまい罪悪感から莫が自分に怒ることも前のようには戻れないことも受け入れようとしていた美浪になすかは寄り添い
「あなたが見守っていたのは本当に赤の他人なの?」
と問いかける。短いがいいシーンだ。罪悪感に押しつぶされそうになっている美浪に「莫を赤の他人だと思ってはいなかった筈」「そこにあった彼を思う気持ちに嘘はなかった筈」って教えてくれたんだ。
起きていても自分の夢の中でさえも美浪が莫を「一般人」で「兄」だと繰り返していたのはそうあって欲しかったから。何も背負っていないただのバカ兄貴であって欲しいって思ったからだもんな。
嘘をついていたという目に見える事実だけに苦しんでいた美浪を救った言葉だと思うよ。
一方、富士見も今回は待望の小鷹とのやり取りで活躍。小鷹に真摯にビシッと何かを言える富士見のポジションって唯一無二なんだなと感じた。
小鷹の目がCODEへの復讐で曇っているのを感じ取り、お前の正義はナイトメアを倒すことだった筈。CODEやジークという人間の悪にまで私的制裁を下す事は間違いでありそれは警察がなんとかするものだってのはきっと小鷹に刺さったことだろう。
CODEがクソ!って莫も小鷹も視聴者もなっている中「でもCODEが世界平和のために戦ってるのがガチなんだとしたら手出すのも違くない?」って視点を富士見が持ち続けてくれてるのもいいバランスだと思う。
だいぶ素直でいいやつになったがやはり小鷹は今なおCODEへの復讐心で危ないところにいる。
ならば彼をそこから救い出し私怨ではないもっと強い思いで戦えるよう立ち直らせるのは他でもない富士見なのかもしれない。
次回
ついにCODEが莫抹殺に動き出す!
立ち塞がるは司令官ゼロ。そしてまさかの変身!?
漆黒のゼッツ その力は果たして!
それではまた
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