前回 辛苦マリアージュ【仮面ライダーガヴ 第31話】感想 合わないペア
友達にゴルフ始めた奴がいて自分の年齢をぼんやり感じる男 アメイジングRYOです。
ちなみに僕は最近スパロボ始めました！
…俺とアイツは同い年じゃないのかもしれない
絆×ラキ派が増える波動を感じた32話を語っていきましょう。
あらすじ
グラニュート リッパーの攻撃で木に付けられた傷跡を見て顔が強張るラキア。
その傷は何者かに粛清されたコメルの背中にあったものによく似ていたのだ。
コメルを殺したのはリッパー…？
弟の仇を見つけたことで復讐心に駆られたラキアは冷静さを欠き暴走してしまう。そんな彼を前に絆斗はラキアのその内に秘めた声に耳を傾けようとする。
一方、ショウマもまた突然現れたリゼルの誘いに応じて彼女を知ろうとするが…
互いを知りより強く！そして圧巻のアクションシーン
どれだけ拗れようと最終的には「ストマックと闇菓子ってクソだよな！」で必ず団結出来るのが『ガヴ』ライダーズのいいところ！
まずは絆斗とラキア周りの話から。
味方化以降、戦闘面でもドラマ面でも頼もしさを遺憾無く発揮しており結果番組内でも高い人気を獲得するに至ったラキアの弱い部分が久しぶりに見えた今回。コメル殺しの犯人を見つけたとなるやすっかり冷静さを失い絆斗にならまだしも『ガヴ』ライダーズのママである幸果さんにまで暴言を吐く始末。
普段は犬猿の仲でも喧嘩相手がいつもと違うと感じれば寄り添おうとする絆斗の優しさよ。暴言を投げられてもそれがいつもの憎まれ口かどうかくらいは分かるっていうのが大人でいいじゃないか。
酸賀の研究室で傷ついた男2人が自らの傷を曝け出し互いを知るというシーンは照明の具合も手伝って非常にムードがあり、しっとりと仕上がっていた。
絆斗がずっと空気が重くならないように話していて、ラキアは少しずつ絆斗に心を開いていくのがよく伝わる。
ラストシーンではまたラキアの「だる…」が戻って来てなんだか嬉しそうな絆斗とかもいいんだよなあ。本当にしんどい時には口癖が出ないからそれが出るといつもの調子に戻ったって分かるから安心みたいな感じなんかね。
相変わらずバカバカ言い合う2人で幕が降りるがこのシーン見てるとラキアにとって絆斗は1番フラットに接せる友達みたいな距離感になったのかなと感じる。
ショウマは恩人でもありなんだか危なっかしい弟っぽさがありお兄ちゃん属性が発動してしまう相手。幸果さんは守るべき弱い人間で時に道を教えてくれるやはり恩人。あと根が真面目だからひょっとしてぼんやり「上司」みたいな認識があるのかも知れない。
そういう意味では1番気を遣わなくていいし、なんなら気軽に弄れるし、それでいて自分と同じ傷を持ち戦う力もある絆斗はラキアからすればある意味1番絡みやすい相手でもあるのかも知れない。
男同士のこんなんみんな好きでっしゃろ？
さて続いて話題をヴァレン＆ヴラムのバトルシーンに移したいがいや凄かったね。
東映の撮影所内に作られた足場を使っての立体的で見応えのあるアクションはアクションのレベルが高い『ガヴ』の中でも取り分け凄いクオリティだった。
ほっそい足場での斬り合い、ワイヤーを使ってスーツを釣っての凄まじい体勢での白兵戦、超ロング鉄パイプを使ってのリッパー押し上げ、極め付けは足場を貫きながらリッパーを地面に叩きつけるダイナミックなアクションとこの撮影の為に組まれたステージをフルに使ってのまさに縦横無尽。縦にも横にも左右にも上下にも動き回る販促に縛れない自由なアクションに目を奪われた。
視界の悪いマスクでこれやってんのかと思うと本当に拍手せなあかんよ。
リッパーのデザインがかっこいいのも今回のバトルの見栄えが良かった理由だ。
普通のグラニュートよりも明らかにかっこいいから「こいつがマジでコメル殺したのか？」って思いながら見れたしドラマの上でもデザインって大事。
「お前だな？コメルをやったのは。」
今後体に刃物付いてるグラニュート全員にこれ聞いていくのかな？
30分後の番組のせいもあって『怪傑ズバット』感が凄い。
さておきコメル殺しの犯人って誰なんだろうな。
既存キャラってことはもうない気がするし新キャラが出てくるような気がする。
絆斗ママを攫った赤ガヴのグラニュートの謎も残ってるしまだまだ謎が尽きないぞ『ガヴ』。
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仮面ライダー過ぎるショウマ
ヒトプレスを回収したエージェントの元にバイクで到着して降りながら「さらった人達を返せ。」からの変身がちょっと仮面ライダー過ぎてかっこよかったなショウマ。
バイクを降りるシーンの画も最高。『BLACK』味がある。
変身ポーズって基本手が強調されるからグローブ嵌めたままでの変身ってかっこよく決まるのよね。
話のメインは絆斗とラキアだったけど今回のイチオシシーンはこの辺りのショウマのシーンかも知れないってくらい好き。
新たに手に入れたキャラメルメルゴチゾウの力はシンプルにガヴから粘度の高いキャラメル砲をぶっ放すというもの。エージェントもこれで動きを封じられあっさりと倒された。
あとキャラメルメルはゴチゾウのデザインがゴチゾウの中でも可愛いので個人的に好き。
ショウマといえば冒頭のリゼルとのお茶会場面も語らずにはいられない。
メタ的に見るとショウマが今のストマックの状況を知るというのがこのシーンの大事なポイントだと思われるが、同時にリゼルの底知れない狂気と分かり合えない怪物感を演出している場面でもある。
綺麗なパンケーキは汚し、カラフルな花々からは綺麗なものだけ抜いて毒々しい花だけを残す。全てを自分好みの色に変えてしまう一連のムーブで彼女がどういうグラニュートなのかを存分に視聴者にも分からせてくる。多分カレーも最初にぐちゃぐちゃに混ぜるタイプだな。
リゼルが去った後の変わり果てた花のカットはセンスいいよね。ちょっとゾッとした。
リゼルは壊れてるジープを見て可愛いから結婚したってだけなのかと思っていたがどうやらリゼルからすれば今のジープは壊れ切ってはいない。もっと壊れていく彼を見ていたい、ひょっとしたら壊れていく彼を間近で見たいから結婚をしたのかも知れない。
まあどう転んでももうジープ兄さんは終わりですよ…
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ボッカの侵略！愉悦のニエルブ！
闇菓子を取り憑かれたように食べるマーゲン氏怖かったね…前はナイフとフォークで食べてたのに素手で掴んでムシャムシャ行ってるとこにもはや正気ではないというのを感じた。
完全に闇菓子中毒になったマーゲンはボッカに手綱を握られいいように操られニエルブに協力させられることに。
「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」
どうやらボッカは次週ビターガヴに変身するようだがニエルブが酸賀の研究そっくり盗んでるしなるほど上手い再利用だな。これならベイクも再登場しそう。それこそニエルブが変身するかも。
cv.高木渉の仮面ライダーってのも見ものだね。
そのニエルブは今回デンテの居場所を特定しながら交渉が決裂しても何もせずに帰ってしまった。デンテ本人が粛正の危険性を口にしてるし一気に緊張感出て来たな。
ボッカは調子乗ってるマーゲンを皮切りにグラニュート界の大物を闇菓子で支配してグラニュート界を完全に掌握するつもりだし、ニエルブはその過程で邪魔になった奴らを実験台に出来る最高のパイプをボッカと繋げたようだしいよいよ悪い奴らが歯止めの効かない暴走を始めた感じだ。
…ランゴ兄さんは？
真面目に仕入れをしているな！多分！！
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次回
グラニュート界の大物 マーゲン来る！
再び現れる仮面ライダービターガヴ！
デンテの身になにが！？
そして登場！最強（？）形態！
仮面ライダーガヴ オーバーモード！
それではまた
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