関連記事 【仮面ライダーガヴ ファイナルステージ・千秋楽公演】感想/レポート 誰もがヒトプレスになれる
今回の記事は文字数に気をつけたい男 アメイジングRYOです。
何せ去年のガヴのFS記事は1万文字を超えてしまったのでね…
できるだけ簡潔に、しかし会場の興奮はしっかり伝わる。
そんな記事にしたいですね。
というわけで1年間の集大成はここにあり!ファイナルステージ大千秋楽の感想とレポートを書いていきます!
The fun starts before the Doors open(開場前から楽しめ)
というわけで今年もやって来ましたThree building tea shop…
おっと失礼。英語が出てしまったね。
三軒茶屋駅。
向かうは昭和女子大学。到着したのは16時くらいで開場が16:15で開演が17:00ということでちょっと時間潰しに周辺を散歩してから入場した。
フラフラしてる間に同士と思われる人を度々目撃。やはり今年は莫…というかCODEのエージェントコスに身を包んで参加するファンをちょいちょい見かけたね。
さて私の今年の席はこちら

1階12列の25番。うん。可も不可も無くって感じだ。
ステージから激近いとは言えず、通路に面してもないが、真ん中に位置する席なのでステージ全体を見渡しやすく見えづらかったりデッドアングルになる箇所がないのはナイス。
あと久しぶりに前後左右いずれも男性客ばかりの男臭き席だった。居心地がいい!

あとは開演を待つばかり。そういえば毎年恒例の入場特典ももらったので見てみよう。

今回の入場特典はファイナルステージカプセム。
登壇するメインキャラ7人のカプセムがランダムに一つ入ってるというものだ。
狙うは…ノクスかなあ。
いざ開封!

きたー!
1/7を見事引き当てる。くくく…豪運…!
これは当たっとるだろ…!この前買った…ハロウィンジャンボミニも…!
これで楽しむ準備は完了。感想もここからが本番だ。
スペシャルステージ【Secret CASE 叶える】あらすじ
長き戦いの果てに世界を守るエージェントになるという夢を叶えた普通の好青年 万津莫が夢の世界の守り人となってから月日が流れた。
世界中で起きるナイトメア事件を1人で対処し続けるのに限界を感じ始めていた莫は極秘防衛機関ZEZTZのエージェントとして一緒に戦ってくれる仲間を募ることを決める。
そこで名乗りを上げたのはかつて共に戦った仲間達。ねむ、美浪、富士見、なすかの4人だった。
夢の中でまた莫と一緒に戦えると張り切る4人だったが彼らの身を案じる莫は皆に不合格の烙印を押して夢から追い出してしまう。
しかし次の日、またしても4人が莫の前に現れエージェントになると言いだし莫は同じ夢が繰り返されていることに気付くのだった。
繰り返される夢、何度倒しても消えないナイトメア、進まない時間…
この悪夢の裏には太古の時代より人の夢に巣食う原初のナイトメアの存在があった…
終わりなき悪夢を繰り返す最強のナイトメアを前にゼッツが、ノクスが、ドォーンが再び立ち上がる。そしてねむ達もまた悲しみを超え、決意の一歩を踏み出す。
これは最終回とラストシーンを繋ぐゼッツ最後の物語。
満足度高き「おはよう」に繋がる物語
ますは第一部。スペシャルステージの感想から。
事前情報通り今回の物語は本編最終回のラストシーン
莫の「おはよう」に繋がるストーリーとなる。
現実での肉体を失い、夢の世界の守護者となった莫がどうやって再び目を覚ますことができたのかってのを描かれるわけ…
なんだけど別に「これこれこういうことがあって、こういう理屈で、こうなったから莫はまた目を醒ませたんですよ!」ってのが事細かに描かれるってわけじゃなかったね。
今作で描かれるの「現実には帰れなくなったけど夢は叶ったし、みんなが幸せになれるならこれでいいや」ってなってた莫が「また目を覚ましてみんなに会いたい」って思えるようになったきっかけの事件、そして目覚めるためのキーアイテムを手に入れるまでの過程だ。
なので設定に沿った難しい理屈とか納得のいく説明とかはあんまり期待しない方がいい。この辺は良くも悪くもゼッツだなって感じ。
ただショーの内容としては面白かったよ。
ストーリーは所謂ループもの。
夢の中でしか莫に会えなくなったねむ達が少しでも彼と一緒にいたい、彼の役に立ちたいと思いエージェントに立候補するが例によって莫は仲間の身を案じてその申し出を断ってしまう。そしてこれをきっかけにループが発生することになる。
その原因はねむ達が深層心理で「莫とずっと一緒にいたい」と願ってしまったこと。
思えば最終回の莫との別れってかなり一方的というかねむ達はそれを受け入れる時間をほとんど与えられていない急なものだったし皆がそれを受け入れられていないのは自然だ。
そしてこの願いがステージオリジナルの敵である永遠の悪夢を司る6体目のゴアナイトメア エンドレスゴアナイトメアを復活させる原因となってしまう。
ただじゃあ全部ねむ達が悪い!ってだけの話なのかと思いきやそう単純でもない。かく言う我々観客もエンドレス復活を助長してしまったのだ。
ファイナルステージを観に来るような筋金入りのファンは深層心理で願っていたはず
「(ゼッツ終わって欲しくないな)」と。
そんな大勢のファンの深層心理もまたエンドレスの復活を助長してしまったと劇中で明言される。ステージを見ていただけのはずの我々を事件の当事者にするというのはライブならではのギミックだ。
今ステージはそんな「変わりたくない」「終わりたくない」という誰しもが思う現状維持の安寧を振り切って「前に進む」ことを大きなテーマとして扱っている。
あまり捻りのあるテーマとは言えないが、ゼッツという作品は本編からしてシリアスで小難しい雰囲気を放っておきながら結局言いたことは「夢は諦めなければ叶う!」という800回くらい聞いたことあるような普遍的でどストレートなものだったりするのでそういう意味では今回のステージも本編からブレていない。
ただこのストレートなメッセージとヒーローショーは親和性が高いとも感じた。夢の設定もライブに落とし込みやすいしショー映えする作品だったんだなあ。
ドラマ部分ではねむ達がエンドレスのもたらす永遠を否定し、未来に向かって進むためちゃんと莫とお別れをすることを決める件が非常に印象的。
これだけで終わっちゃうとヒーローショーにしちゃあまりに悲しいけどなにせこっちは「おはよう」で終わるのを知ってるから決して暗くならないのも上手いやり方だ。
続いてアクション周りの話題。
まず印象的だったのはステージならではのギミックを最大限に活かした変身・フォームチェンジシーン。
ゼッツドライバーの発光をステージのライトで再現する演出、大スピーカーの大音量で鳴り響く変身音と共に目の前の莫が本物のゼッツに変身する一連は否が応にも興奮する。
基本形態のインパクトはもちろんプラズマ、カタストロム、オルデルム、そしてエクスドリームと強化形態も全て登場してくれてゼッツのビジュの良さを再確認。あととにかくどの姿もステージ効果と相性がいい。
FSといえば本編ではやれなかったマッチアップや共闘が実現されるのも見逃せないポイントの一つ。
ステージ後半のクライマックスではCODEの全エージェント集合(スーツのみ)からの共闘もある。これだけなら映画でもやってるが組み合わせが映画とは違う。
ジーク&レディのナンバーワン&ツーコンビ、ノクス&スリーの先輩後輩コンビ、莫&ゼロ&美浪のファミリーチームなどファンなら見てみたかった組み合わせが目白押し。しかもジークとノクスはそれぞれ相方からステージ限定フォームになるための強化アイテムまで渡されるという本編では絶対あり得なかった光景まで。
万津家ファミリーチーム共闘はゼロのテンションの高さが笑えるポイント。番組後半くらいからずっといい空気吸ってるなこの楽天カードマン。
欲を言えば美浪のロードセブンティーンも見たかった。
話題にも出たことだしステージ最大の見せ場。3ライダーの限定フォームについて触れていこう。



上から順に
仮面ライダーゼッツ フィジカムアドバンス
仮面ライダーノクス エクストラシャドウ
仮面ライダーカオスドォーン
まさかの全ライダーに新形態追加。こりゃ豪華だ。
一つ一つ見ていこう。
フィジカムアドバンスの「アドバンス」とは「前進」という意味。
今回の大ボスであるエンドレスゴアナイトメアの司る「永遠」とは真反対であり、莫といつまでも一緒にいたいと願ってしまったねむ達(と観客)が悲しくても前に進まなくてはならないと覚悟を決めて一歩を踏み出したことで誕生した新たな姿。
その力はエンドレスの力で蘇ったカタストロフを真っ向から打ち破った。ちなみにアドバンスになる前段階でのバトルでは夢のカタストロムvsカタストロフをやってくれてこれも嬉しかった。
何よりこのフォームというかアドバンスカプセム。莫が「おはよう」できた最大の要因になった超重要アイテムなのだ。
上述の通り具体的に何をどうやったのかは明かされないのだが察するに、決してその場にとどまらない、夢を叶えて終わりじゃない、前進し続ける意志が莫の次なる夢、即ち「もう一度目覚めてみんなに会う」を叶える力になったんだね。
続いてノクス エクストラシャドウ。
番組後半はずっとミッドナイトだったけどここでまさかのノーマルノクスベースの強化形態。前述した通り元上司のスリーさんから貰ったカプセムで変身している。
特徴はロードスリーを思わせる肩マントとどっかで見たことある盾。
?「なに?仮面ライダーノクスがでっかい盾持って暴れてる?そんなバカな話があるか。仕事に戻れ。」
巨大な盾がメイン武装になるのは「CODEを潰す(壊す)」ことにこだわっていたノクスが莫や怪事課との交流で「仲間を守る」という意志で戦うようになった心の変身を表現してるんだとか。
ノクスはこの姿とスリーの力もあって永遠の力を得たミッドナイトシャドウナイトメアを破った。
そしてついにこの人もパワーアップ。カオスドォーンだ。
ぶっちゃけ簡素で改造丸出しな前二つと違ってこのカオスドォーンだけは話が違う。なんかちゃんとしてる。
本編で一切強化なかったしご褒美なのかな?今年からVシネクストも無いしここでパワーアップできてよかったね。
これまでのドォーンと違い銀色を基調としたカラーリングに変化し「光」を感じさせるデザインに変貌。バトルスタイルも面白くてなんとジークを召喚しドォーンとジークの2人で戦うことができるようになるのだ。
カオスだし光のジークと闇のジークみたいなことなのかと思いきや2人揃ってヒャッハーするからどっちがどっちとかない。単純にジーク×2って感じ。
カオスなことになってんなぁ!
生でジークとドォーンが共闘するっていうインパクトは凄くてデザインの完成度含めて新フォームの中でも特に印象的だったね。
夢、深層心理、ストレートなメッセージとヒーロー性、ビカビカ光るベルトなどゼッツを構成する要素のそのどれもがショーと相性がよく、豪華な新形態ラッシュもあって個人的に本編よりも美味しくゼッツをいただけた気のするショーだった。
トークショー【Welcome to ZEZTZルーム】感想

第一部のショーが終わり休憩を挟んでここからはキャスト陣によるトークショー。
その前にステージに現れたのはBSCK-ONのお二人。挿入歌『Kickstart』でOPを飾ってくれた。
そして司会の篠宮さんが登壇しキャスト陣7名が登場。莫役の今井さんとノクス役の古川さんとジーク役の天野さんは三人で腕を組んで登場し会場を沸かせた。
ここからは各人に「あなたにとって仮面ライダーゼッツとは」という質問に答えて行ってもらう流れになるのだが…
先に今回の2部で感じた率直な感想を書いてしまおう。
なんかこう…みんな大人!
去年の『ガヴ』はとにかくキャストが若かったのと単純に人数がストマックも全員来たりとかで多かったからトークコーナーもとにかく賑やかだったんだけど今年はなんかすごい全体的にしっとりしていてめっちゃ笑うみたいな空気じゃなかったんだよな。
いやまあ1年間やってきた番組の大千秋楽、最後の最後なんだからそりゃ真面目な空気にもなるだろって話だし、私は大千秋楽以外行ってないから「他の回では全然賑やかでしたよ?」とか言われてしまうと何も言い返せないんだけどね。
ただ実際問題ゼッツって多分歴代ライダーの中でもメインキャストの平均年齢が際立って高い作品だから「なんかみんな大人すぎないか…?」って感想は何も間違いじゃないと思う。
誰かが話してる時に横から突っ込んでる人はいないし、変なボケしだす人もいないし、誰かが喋ってる時はちゃんと静かにみんなで聞いてる。仮面ライダーのFSとは思えぬしっとり具合だった。
ノクスの古川さん喋ってる時なんて凄かったよ。なんか纏ってる雰囲気とトーンが仮面ライダーの空気を上書きし、マジで普通の舞台見にきたみたいな錯覚に陥った。今更だがよく1年間もこの人抑えれたなって感じ。
恐ろしい天然ボケで知られる天野さんも基本めっちゃ大人だった。ただ一点記憶に残ってるとこといえば
天野さん「まさかまたこうやって、こう、皆さんの前に出てくる…?出てくる…なんていうんだっけ?こういうの」
今井さん「出演?」
天野さん「出演させていただけるとは思わなくて」
「出演」が出てこなかったのか…あんなに特撮出演してるのに…。
ただ本当に従来のようにすごい笑っちゃうとこはほぼなかったな。
繰り返すけど「笑いどころがない」というわけじゃなくて「ふざける人や積極的にボケる人が1人もいない」という感じ。
なすか役の小貫さんがちょっとだけギーツに触れたりとか「ふふっ」となるとこ自体はあるし、みんな真面目だからこそいいお話が聞けたと思うけどとにかく今年のトークショーは質感が違ったね。
ただそんな真面目な空気を壊してくれる場面自体はあったのでそこを紹介。
ライブも後半に差し掛かかったタイミングで今回舞台に駆けつけることができなかった関係者からのビデオメッセージを皆で見るというサプライズコーナーに移る。
まず現れたのは後期OP『PLAY BACK』を担当したYUTAさん。黄色い歓声が凄かったね。生で『PLAY BACK』聞きたかったけどなんかちょっとすごい人すぎて気軽に呼べないらしいじゃん。
そして続いてメッセージを送ってくれたのはコードナンバー:ゼロを演じた川平慈英さん。ムムッ!
ダンディな雰囲気といい声で繰り出す無数の持ちネタとお話で会場をYUTAさんとは違うベクトルで場を大いに盛り上げてくれた。
個人的に好きだったやり取りを一つ。
川平さん「莫、私は良い父親だったかな?」
映像を見ている今井さん「良い父親でしたよ」
川平さん「くぅーーーーーーー!」
これ字じゃ伝わらないと思うんだけどテンポ感が抜群なのよ。もちろんビデオだから川平さん側は尺は調整できず、今井くんの返事のタイミング次第ではズレそうなのにあまりにカチッとハマっていて思わず笑ってしまった。
そして川平さんの映像が終わると次に流れ出したのはゼッツ本編のスペシャルダイジェスト映像。1〜50話までを前期後期それぞれの主題歌をバックに振り返る。
ダイジェストとしても見応えのあるもので良かったんだけど最大のサプライズはダイジェストの後。
映像が今度は50話から1話へ高速で巻き戻る演出が入り次に始まったのは1話より以前の話。つまりオーディション映像だ!
まだ莫になる前の今井さん、そしてねむになる前の堀口さんがオーディションで課題の演技をこなす場面が公開されたのだ。これはまた新しい試み。
見どころは2人の初々しさなんだけど、もう一つの面白ポイントは天野さん。
というのも天野さんは元々ゼッツのオーディションの演技審査で受験者の相手役をしていたのがきっかけでゼッツ本編にも登場することになった人なので2人の相手をこなす天野さんも見れるのだ。
気恥ずかしさから今井さんは「やばー!」と声を上げ、マイペースな堀口さんは「あれ天野さんです」と会場に教えてくれて笑いを誘った。
大千秋楽はアーティストゲストしかいなくてちょっと寂しいなと思っていたが最後の最後でいろんな角度での盛り上げがあり結局最後は笑顔で会場を後にできた
総評
というわけで『仮面ライダーゼッツ ファイナルステージ 大千秋楽公演】でした。
ライブステージはゼッツの美味しさを存分に引き出す作りになっており全ライダーに新フォームがあるなど豪華。
後半はライダーのFSには珍しくしっとりしたトークが展開されたが後半に行くに伴いサプライズで盛り上がっていった。
ただ個人的には役者さんたちが絡んでキャッキャしてんのを見たいってのはあるのよね。なので後半はもっとハジけていいんだぜ!?ってずっと思ってたな。
そういう人じゃないのはわかってるけどはしゃいでる古川さんとか見たいじゃん?
それではまた。
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