前回 黄昏（トワイライト）にさよならを【仮面ライダーガッチャード48話】感想 グリオンさんの愛はカスや
メタルヒーローならシャリバンが好きな男 アメイジングRYOです
〝シャリバンクラッシュ〟はカッコイイだけじゃなく美しい必殺技ですので未見の方は是非一度
そういやメタルヒーロー関連だと最近ブルースワットのディクテイター30th ANNIVERSARY EDITIONの仕様が発表されてちょいと荒れてましたね…
排莢オミットはダメよ。あれが楽しいんだから
俺は当時品持ってるけどな！
話が逸れまくってますがついに最終回までラスト2話の仮面ライダーガッチャードのことをつらつら書いていきますよ！
あらすじ
風雅に助けられたスパナはもう一度自らの力だけで仮面ライダーになる為にドライバーを完成させようと開発に着手するも最後の調整が上手くいかないでいた
スパナを探し回っていたラケシスと合流するも直後現れたギギストが2人に迫る
一方グリオンは1%の賢者の石（ニジゴン）の代わりになるケミー エルドラゴンの錬成に成功しエルドラド計画の最終段階に乗り出す…！
白銀纏いしメカニカルライダー！仮面ライダーヴァルバラド黒鋼
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トワイライトマジェードに続いてヴァルバラドも待望のパワーアップ！
その名は仮面ライダーヴァルバラド黒鋼
これまでのゴツいヴァルバラドに比べてシャープでスッキリとした、言ってみれば別物レベルでガラリと姿が変わっているのはこれまでのヴァルバラドと違いスパナ自身が作り上げた姿だから
作り手が鏡花からスパナに変わったのだからそりゃデザインもセンスも違うよなと
字（あざな）に黒鋼とスパナ自身の名前が付くのも他でもない自分だけの仮面ライダーであることの証。白銀（しろがね）を纏うのに黒鋼を名乗るのがオサレポイント高い
そんなヴァルバラド黒鋼に至るまでのスパナのストーリーだが〝仮面〟という単語が密接に関わっている。
ヴァルバラド時代の「美学を重んじるいけ好かないエリート野郎」の〝仮面〟は封印されていた両親の記憶の再生とグリオンにもたらされた絶望で引き剥がされた。
しかし鏡花の献身、両親の思い、壁として立ち塞がるミナトによってスパナは自分の過去を受け入れその上でもう一度、今度は決して外れない「戦士」としてのライダーヴァルバラドの〝仮面〟を付け直す
宝太郎との決闘回では「大人」の〝仮面〟を剥がされ自分自身の本当の願いが嫌っていた宝太郎の甘い理想と同じである事に気付いた。決して外れないライダーヴァルバラドのマスクが割れたのはまた一つスパナの仮面が壊れた事の暗示的演出だ
そして今回。これまでの全てをひっくるめて今の自分が付けるべき〝仮面〟を今度はスパナ自身が作り出すという流れになっているわけだ。
スパナのストーリーはサイズの合わないブカブカの仮面をつけていた男が試練を乗り越え、己を知りジャストフィットの仮面を見つけるまでの物語と言えるかも知れない。
話をヴァルバラド黒鋼に戻して
白銀の炎 正式名称「シルバレイブロウスター」はギギスト曰く進化した黒炎
ギギストとヴァルバラド黒鋼が同じ構えから炎を撃ち合うシーン。構えは同じでもギギストが手から直接黒炎を出すのに対してヴァルバラド黒鋼は掌の射出口から白銀炎をアイアンマンのリパルサーよろしく発射しているのが古代の秘術と最新技術の対比になっていて、ヴァルバラド黒鋼があらゆる部分でアップデートされている感あって好き
決め技はまず最初にヴァルバラッシャー2本を相手に蹴り飛ばして貫き追撃の蹴りでヴァルバラッシャーをさらに押し込むというライダーヴァルバラド時代のライダーキックをそのまま強化したようなモーションでこれもまた好き
トワイライトマジェード含めまだまだバトルシーンが見足りないので最終回のラストバトルに期待だ
…にしても
黒炎使えるのをきっかけに勝手に親近感覚えて、勝手に師匠面して、勝手に免許皆伝して、勝手に満足して爆発するギギスト様には参るね
こいつなんなんだよ
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ラケシス散る。そしてクロトーは…
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予告でヴァルバラド黒鋼がヴァルバラッシャー2本持ってる時点でラケシスの形見か？
なんて予想があったがギギスト戦終わってみればラケシス生存！
なーんだ。ヒヤヒヤさせやがって…
「（エルドラゴンを）捕まえましたわ！」
ここで「（あ、ダメだ）」って思ったね
結局ラケシスはグリオンに粛清され退場…なんだかんだで本編の半分くらい味方だっただけに悲しい
叶う事の無かった夢の中でスパナと恋をするラケシスが普通の服で普通に可愛い
ラケシスは敵サイドの頃から妙にスパナに気がある感じでそういう意味じゃフラグ立てがかなり長期に渡っていただけになんとかなって欲しかった
そしてよりお辛いのがクロトー
ひたすらにまた3人で、家族で一緒になる為に主人をコロコロ変えながらクール過ぎる姉と奔放な妹の板挟みに遭いながら胃を痛めながら頑張って来たのに結局2人は消え自分だけが残されることとなった
明確な願いがありながらどうすればいいか分からずひとまず言われたことをやるばかりの指示待ちスタイル。
他2人のように自主的に動けないタイプで、更に願いを餌にされるとあっさり飛びついてしまう思慮の足りなさが最後まで改善されず悪い奴らにいいように使われ要らなくなれば捨てられ願いを叶えることは永遠に出来なくなってしまったクロトーはある意味誰よりも人間臭い
今回はドレッド弍式に変身してギギストに殴りかかるやけクソ気味な蛮勇を振るう。アトロポスがいなくなりもはや願いは叶わなくなったので従う義理はないということかも知れないがもちっと早くそれが出来てれば状況が変わったかもなあ…
この流れで行くとクロトーも最終回で退場だが果たしてどうなる
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仮面ライダーエルド降臨！グリオン様は最低です！
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先に書かせてもらうが…
金ピカのミナト先生で笑った
いや、結構ショッキングな絵面ではある筈なんだけどね。黄金化が中途半端なのもちびっ子的には怖いと思うんだが。
なんだろうかこのシュールさは。
布被せてスタンばってんのもなんか笑う。
まあそれはさておき初手ミナトを狙う辺り最後まで最低だぜグリオン様！
やっぱりミナトのことめっちゃ好きでめっちゃ嫌いなんだなこの人（グリオンとミナトの関係の考察はこちら）
宝太郎の家にやって来てブラブラしながら調理器具ガチャガチャやるシーンなどは何やるか分からないやばいやつなの分かってるから緊張感もあったし、お母さん帰ってくるやニコニコでやり過ごして帰るのも怖い。鎌苅さんの演技がキレ過ぎる。
しかし冥黒王はニジゴンを手に入れようと色々やってたのに秒で「いや賢者の石から足りない1%錬成すりゃよくね？」とかやり出す辺りやはり冥黒王以上の切れ者。
てかそれやられたら冥黒王の立つ背がないですよ？
劇場版でも登場したエルドラドライバーを装着し変身するのは仮面ライダードラド
ではなく
仮面ライダーエルド
まどろっこしい！仮面ライダーエルドラドじゃいかんのか！
変身音の「イース・トン・エオーナ」とはギリシャ語で「永遠に」という意味なんだとか
グリオンが求めるのは金
では金をなぜ求めるのか。
それはお金持ちになりたいからではなく、金の輝きは永遠だから。人間のように老いたり朽ち果てることもなく永遠にそこで光続けるものでグリオンはそこに惹かれた
仮面ライダーWEBによれば変わりゆく、成長してゆく宝太郎達若者に対してグリオンは黄金という永遠に変わらぬ存在、停滞を望む全く持って逆を行く存在としてデザインされているのだという
歩みを止めず前進し成長し続ける者と全てを停めて永遠を謳歌しようとする者の戦いは次週最終回だ
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次回
ドレットルーパー軍団率いる仮面ライダーエルドの侵略を前に全ての錬金術師、ケミーが立ち上がる
金ルービックキューブグリオンと冥黒王揃ってる絵面がシュールすぎるぞ！
仮面ライダーガッチャードその最後に刮目！
次週最終回！
次回 キミと僕のCHEMY×STORY 【仮面ライダーガッチャード最終話】感想 掴め！最高のガッチャ！
それではまた
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