前回 メッセージ【ウルトラマンアーク11話】感想 ギヴァスのギヴァスは味方
大人になってからまともに付き合いのあるギヴァスが片手で足りるどころか片手の指何本か詰めても足りるくらいしかいない男アメイジングRYOです
アークも早いもので折り返し地点
10月放送回のあらすじや最強形態ギャラクシーアーマーの情報も公開されもう本当ボケーっとしてたら今年も終わりですよどうすんのよ
謎が謎呼ぶ12話のことを語っていきましょう
あらすじ
シュウへの失言やギヴァスのメッセージの意味にショックを隠せないユウマ
そんな悩める彼の元にやって来たのは6話でユウマが救ったクロコ星人のヌマタさんだった!
ヌマタの励ましでもう一度ギヴァスの言葉の真意を調べようと立ち上がるユウマ。そしてSKIP。
宇宙人であるヌマタも調査に参加したことでついに翻訳機が完成。
防衛隊の攻撃まで3時間…翻訳機を手にユウマはギヴァスの元へ走る!
1クール目ラストを飾る〝止める〟為の戦い!
1クール目のラストバトルと言えば盛り上がりを意識した展開が基本。
ブレーザーではチルソナイトソードの初使用回だし、デッカーではデッカーとテラフェイザーの初めての共闘回だし、トリガーでは最強形態グリッタートリガーエタニティの初お披露目回だし
そんな中今回のアークは新形態もなければ新技も新たな味方も現れない。それどころかバトルで敵を倒す事さえなく戦う目的はギヴァスとオカグビラの戦いを止める為。
折り返し地点のエピソードながら前編含めドラマ部分に力を込めた回をこのタイミングで入れてくるのはここ数年のフォーマットから逸脱していて個性がある。
が、まあどうしてもバトル部分は地味になってしまっていた印象だ。
暴走するギヴァスとオカグビラの戦いは中々見応えがあった。ギヴァスは力任せにオカグビラをジャイアントスイングしてビルに叩きつけたり踏みつけたり知性を感じた前半とは打って変わってヒールレスラーのような戦い方に変貌。戦い方が変わると顔すら今までより凶悪に見えてやっぱりナイスデザインだなと。
オカグビラちゃんはなぜそんなにギヴァスに突っかかるのかよく分からなかった…
「やられたまんまで引き下がれっかよ!」みたいなヤンキー気質だったのかしら。それともあの辺が縄張りで外敵にいつまでも居座られるのが嫌だったのか
元々工事の影響で目覚めたって話だったし星元市の地下が住処だったのは間違いなさそうだし後者の可能性が高そうだ。
アーク参戦後は夕日をバックに二大怪獣と戦う帰マン的シチュ再び。
ギヴァスが敵の攻撃をコピーできる事は前回でも分かっていたがどうやら一度コピーした技はいつまでも使えるようでエクサスラッシュやオカグビラのドリルアタックを今回も使用。メグマ脅威のメカニズム…!
最終的にユウマは変身を解き、オカグビラはこっそり退散。戦いという意味ではギヴァスの一人勝ちとなった。
ユウマの後ろでオカグビラが逃げていくシーンの合成が良い。
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難解!?ギヴァスの謎
今回話がかなり入り組んでいて難しい回になっていたと感じた
ギヴァスやメグマ星人の探している「新たな月」がお月様そのままの意味ではなく何かの比喩でありそれを探しているというのは分かったし「新たな月」とはなんなのか?というのはラストでわざわざヒロシが口にしている辺り今後回収される部分なんだとは思う
今回の情報だけ見るとメグマ星人のいう「月」とはメグマを導いてくれた超パワーの星「ムジャーリ」のことであり、要するにパワーをくれる星を探していたってことだと考えられる。ギヴァスが地球をスキャンしていたのは地球が第二のムジャーリになり得るかを調べていたってことかな?
この辺は情報が錯綜していて分かりにくいがその分かりにくさは意図的だと思いたい
「僕は君のギヴァス(友達)だ!」と叫びギヴァスの暴走を止めたユウマだが次のシーンで地球の月を指差し
「お別れの時間だ。もうすぐ攻撃機が来る」
とギヴァスに地球を去るようにいう
(事情があるとはいえ)今友達になったやつに速攻出ていけってのはどうなん!?
と思ったがこれもメグマ星人の台詞を見直せば納得できる。メグマ星人は自分が死んだ後ギヴァスがどうしていいのか分からなくなってしまうことを危惧していた。
なので自分に代わってギヴァスを導いてくれる存在
「君には意思があるのだから誰かの命令じゃなく自分自身で選んだ道を行きなさい」と言ってくれる存在にいつか出会えるように例のメッセージを与えた
つまりメグマ星人は「友」という言葉を「導いてくれる者」という意味合いで使っているのが分かる
「月(お月様じゃない)」「友(友達じゃない)」みたいな地球とメグマじゃ同じ言語でも意味が異なるという惑星間での言葉の壁みたいなもんをテーマにした回だったのもあってかなり複雑なエピソードになっていたなと
てかお月様出てる時とそうじゃない時とで意味が全く逆になる言語って流石に使いにくすぎない…?
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急にどうした!?ガッツありすぎユウマくん
最後に今回のユウマの勇姿について
防衛隊の攻撃が迫る中ギヴァスのコクピット内にいるであろう操縦者とコンタクトを取るべくギヴァス内へと走るユウマ
その突入方法は…
命綱一本だけ繋いで後は自力でギヴァスの体をよじ登ります!!
いやガッツありすぎぃ!
どうしたんだそんな『ウルトラマンタロウ』世界の住人みたいなことしだして
…てか飛べるんだからユーが行けばいいんじゃない!?
今までだって人が行くの危ないとこは全部ユピーがなんとかしてたじゃん!
まあ分かる。それを言うのが野暮なことも、ユウマが直接ギヴァスやメグマ星人に会いに行くことが大事なのは重々承知
しかしそれにしたってパワープレイ過ぎてちょっと今までのアークの作風からこの描写だけ浮いてると言うか。せめてユーにユウマが掴まって飛んで行くとかだったらまだしも。
個人的に特撮のみならずこう言った映像作品で〇〇使えば(すれば)いいじゃん!みたいなツッコミは野暮だと分かってるしネタ以外の意味合いで自分も言うのは避ける方なんだけど、それはそうとして突っ込まれない工夫は欲しいとも思うのよね
例えば前回みたくユピーが解読で頑張り過ぎてオーバーヒートしちゃって使えないとか何かしら理由があれば全然いいんだけども
あとSKIPの皆もユウマがよじ登ります!って言い出して行かせちゃうのかよって疑問もあるね
ウルトラマンだってバレてんならまだしも…
ハッ!まさか!?
次回
シュウがこれまでのSKIPの、アークの戦いを振り返る!
単なる総集編?
いやいな重要回!?
シュウが秘密裏に調べてる何かが分かるかも?
それではまた
次回 シュウのレポート【ウルトラマンアーク13話】感想 オニキスって?
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