自分のブログ内で『ウルトラマンオメガ』を度々『ウルトラマンメテオ』と書いていた男 アメイジングRYOです。
ホワチャ!ホワチャ!みんなごめんホーイ!
…この『フォーゼ』のネタってそろそろ伝わらなくなってたりするのかな。
何はともあれ本日またウルトラシリーズに新たな1ページが刻まれました!
嬉しい!
半年待つからウルトラの新作はより嬉しい!
今日からまた半年間語っていきましょう
あらすじ
とある惑星で激しくぶつかり合う赤いウルトラマンと無数のモンスター。
戦いの末に勝利したウルトラマンは崩壊する惑星から飛び立つが直後どこからか放たれた光線を背に受け撃墜されてしまう…
同時刻、地球には人型の流星が落下し人々の関心を集めることとなった。
(有)太陽倉庫商会の倉庫管理をしているフリーターのホシミ コウセイは何気ない毎日を楽しみながら生きていたがある日倉庫内で不審な男に出会ったことで彼の日常は大きく形を変えていく。
この焼きそばすら知らない男は何者なのか…
男と時同じくして現れた巨大な生物の正体は…
星を超えたボーイミーツボーイはこの星に何をもたらすのか
開幕から脅威のクオリティ!vsヴァグセクト

ついに始まったウルトラシリーズ最新作『オメガ』。
もうまず冒頭のバトルから目を奪われたね。
とある惑星で群がる無数の宇宙甲獣ヴァグセクトを相手取るオメガというシチュエーションから始まったが目を引いたのはCGの綺麗さ。
割とマジで劇場版レベルじゃなかった!?
さすが『ゴジラ-1』の白組制作のCG。レベルが違うとはこのこと。
常時動き続けるオブジェクトの中心にコアと思しき紫の球体が発光していたり地上を突き破ると地下にだだっ広い機械的な空間が広がっていたりと惑星というより巨大な戦艦か何かのような作りになっているSF感満載な惑星に思わずワクワク。
機械的な惑星に無数の虫の怪物とその卵が群生しているというある種ミスマッチな画が既にこの惑星が死の星であることを予感させこれも非常に好み。
巨大ヴァグセクトに吹き飛ばされた後叩きつけられた壁に立つ垂直に立つオメガや、孵化したヴァグセクトがオメガに襲いかかる場面を敢えてヴァグセクト目線で描いたりと全体的にウルトラシリーズらしくない演出やカメラワークを多用していていつものウルトラマン感を完全に脱却。
『ブレーザー』とも『アーク』とも違う新しいスタートを切れたと言っていいだろう。
大型ヴァグセクトのデザインも容赦ないくらいTHE・虫!だけど個人的にはあまり気にならず全然かっこいいと思う。モノトーンなカラーリングが昔の映画のモンスターとか『ウルトラQ』の怪獣みたいで好き。
バグ(虫)+インセクト(虫)が由来と思われるが名前まで虫過ぎる…。
現在のところ大型はプレバンでのみムービーモンスター×ウルトラ怪獣DX名義でソフビが予約中。小さい方のソフビは一般発売するようだ。
このヴァグセクト族がオメガの宿敵というか前作で言うとこのゲロスみたいなポジションになるのかな?
見た感じあの機械惑星を侵略したっぽいんだけど知性があるのか、はたまた本能だけで種を増やそうとしているのか、或いは操ってる奴がいるのか…
あの惑星が普通にヴァグセクトの星って可能性もあるし全然読めないな。ただオメガの背を撃って撃墜したやつは後に出てきそうかなってのは予想してる。
SFボーイミーツボーイ(少年は焼きそば泥棒に出会う)

続いてドラマパート。
世間知らずで好奇心旺盛な記憶喪失宇宙人のオメガと倉庫勤めフリーターというなんともうだつの上がらない立場ながら極めて善良で「優しい」なコウセイのボーイミーツボーイで始まる2人のドラマは今回を見る限り楽しめそうだなーって気がしてる。
見るものなんでも興味を持ちコウセイを振り回すオメガはなんとなくブレーザー君が人間に擬態したらこんな感じだったのかな?なんて思わせられる。
演じる近藤さんはビジュアルちょっと『オーズ』の映司(渡部さん)に似てるか?
浮世離れした雰囲気がバッチリ出ていて記憶喪失キャラに違和感はないね。
オメガは超然としていて掴みどころのない性格、世間知らずからくる天然ボケをするので必然的に相棒であるコウセイは感情が分かりやすく表情に出るタイプでツッコミを担当している。
コウセイもいいキャラしていて既に好きよ。倉庫をオメガに荒らされに荒らされて怒りと困惑に翻弄される姿が魅力的だったし、一流シェフが塩を高いとこから振りかけるかのごとく高い打点から青のりを焼きそばにかけたり1日1日に感謝し牛乳を飲んだりするシーンも好き。
こう…決してたくさんを持っている訳じゃないし仕事だって十分なものではないだろうにそれでも毎日をちゃんと楽しんでる人って感じで憧れる。
今回はコウセイを通して「優しい」を学んだオメガ。この展開から察するに毎週オメガが人間と触れ合い言葉の意味や人間とはなんぞやというのを知っていくというのも本作のドラマにおいて重要なとこになって来そうだね。
てか何気にウルトラマンの擬態+人間のバディものって珍しいかもね。バディものやる時は大体憑依系のイメージだし。
今んところこのオメガとコウセイのバディはカラッとした男の友情みたいな方向に行きそうだなって気がする。
去年のユウマとシュウのブロマンスはどうかしてるレベルの湿度だったのでいい差別化だな!
ところでグライムの攻撃をかわすためにオメガがコウセイを抱えたまま空高くジャンプしそれをコウセイ視点で見せる演出は『オーブ』の1話でガイさんがナオミを抱えてジャンプしたシーンを思い出したね。
あれももうほぼ10年前か…
オメガがなぜグライムを知っていたのかは結構気になってるところ。「思い出した」って言ってたしどこかの星で戦ったことがあるのかな?
グライムは地底から出てきたけど怪獣という言葉すら一般的に知られていない世界の地面の下でこれまでずっと寝ていたとは思えないし誰かが連れてきたんじゃないかなって気もする。
やはりヴァグセクトに関連する何かが裏にいるのか…?
今年はスラッガー>光線か?

最後にvsグライムについて。
グライムのデザイン好きだわ。凶悪なビジュアルにいかついゴジラ体型。なのに四つん這いにもなれるのが贅沢だし頭ドリルだし爪鋭いし尻尾の先がスペースゴジラみたいだしで全身凶器って風な出立ちがかっこいい。
ウルトラマンの戦いにおいて「飛べること」が逆転の鍵になるってのもちょっと新鮮だった。飛行なんてウルトラマンにとってはデフォルト技術な訳だし飛べて当たり前って認識を逆手に取った展開だ。
今作は「空」がキーワードみたいだから飛べるということにこれまで以上の意味を持たせようとか考えてるのかもな。
オメガスラッガーが初のスラッガータイプの変身アイテムだったり、オメガの頭部のスラッガーはセブンなどとは逆方向に付いているなどやけにスラッガー推しだったりアプローチを変えていたりしたのでなんとなく勘づいてはいたが今作は光線よりスラッガーを推してくっぽいね。
何せ第1話の決め技が光線じゃなくスラッガーによる切り付けなんだもの(ヴァグセクト戦は普通に光線で決めてたけど)。
でもいいと思うよ。仮にスラッガー推しにするならそれだけでかなりの個性になる。スラッガー使えるウルトラマンはそれなりにいるけど彼らも大体光線>スラッガーになっちゃってるからさ。
スラッガー>光線なのってマジでセブンくらいじゃないかと思う。
そしてスラッガーをメインウェポンにする以上部位破壊はぜひやって行って欲しいと思っていたのでグライムのドリルをぶった斬ってくれたのは個人的に嬉しいポイント。
倒されたグライムがアップになるシーンの目がとてもじゃないが普通の生物には見えない。誰かの手が加わらなきゃ自然にあんな目にならんでしょ…。
「俺の名は…オメガ!」でOPに入るの映画の終わりみたいで良かったし、ラストの影絵もすんごいかっこよくてナイス!
『ウルトラマンオメガ』改めて半年間楽しみに見ていこう。
次回
次の怪獣は毒とかありそうでキモイぞ!
生物学者イチドウ アユム登場!
予告で潘さんがまたレギュラーになってる!?
それではまた
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