前回 脱走グラニュート!【仮面ライダーガヴ 第15話】感想 裏切りガニと暗躍クラゲ
『ルパパト』のノエルは時に快盗、時に警察のヒーローって看板だったけど実際はほぼ快盗だったよね。
アメイジングRYOです。
2024年内最後の『ガヴ』を語り尽くしましょう!
あらすじ
ロジョーの攻撃で大ダメージを負った絆斗。
救出しようとしたガヴだがケーキングを使ったことでエネルギーを使い果たしてしまい動けず、そのまま絆斗は攫われることに。
捕まった絆斗は自力で脱出を試みるがロジョーがストマックに連絡しているのを聞いてこのまま上手くいけばグラニュートの本拠地に行けるのでは…?と考え危険な作戦に出る
互いを思う気持ちで…ヴァレン ブシュエルフォーム登場!
まずはショウマと絆斗の話題を。
元々前回と今回は劇中にも登場している『賢者の贈り物』を下敷きにしたストーリーということだったのだが…いやあ、めちゃくちゃ賢者れてたな。あんなにアンジャッってた(すれ違うこと)2人がこんなに賢者れるとは数ヶ月前まで思ってなかったよね。
捕まった絆斗は自力で脱出出来る状況でありながらこのまま捕まったフリをしていればグラニュートの本拠地に行き、悪の親玉であるストマックの正体も掴めるかもと考え危険な作戦に出た。
その理由はもちろんグラニュートを駆逐する為だが、一方でグラニュートにも善良な者がいると信じているショウマに
「グラニュートは皆悪の怪物だから戦うのを迷わなくていいんだよ」
と教えてやる為に、その証拠を手に入れることが目的でもあった。
戦いに迷えば、またグラニュートを信じて裏切られたら傷つくのはショウマだから。そうならない為の絆斗の思いやり。
ショウマは攫われた絆斗を救出に来たがロジョーに人質にされていると知り絆斗の為にガヴを収めて傷つき捕まった。全ては絆斗の身を案じてのこと。
ショウマは絆斗の為に行動したのにそれが却って絆斗の作戦を邪魔してしまい、絆斗はショウマの為の行動のせいでショウマが捕まる原因を作ってしまった。互いが互いを思ってした行動は結局望まぬ結果を生んだが、それでも2人は相手から「思いやり」のプレゼントを受け取ったのだ。
めちゃくちゃ賢者れてる。超綺麗。
次にヴァレンの新形態ブシュエルフォームとバトルについて。
素人なのに銃使わされるチョコや、性能がサポートタイプすぎるドーナツに比べると分かりやすいパワータイプ且つ武器が取り回しのしやすい斧ってこともあり何気に絆斗が今までで1番使いやすそうなブシュエル。ガヴのブシュエルと違いケーキがチョコクリームカラーでより丸太感が出ている。
投げたクリスマックスから粉塵が飛び散りそれをヴァレンバスターで撃つことで粉塵爆発を起こすという銃ライダーとしての個性も失われていないのもナイスだしガヴとの差別化にもなっている。
現時点でヴァレンの最高戦力だが、ブシュエルゴチゾウ自体が非売品ということもあり販促の必要が薄めなアイテムなのでいつまで出番があるかは謎。一応来年一発目の放送にはまだ出番あるようだが…
一回でも多く出番がもらえることに期待しよう
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さらばクソ蟹!1ヶ月の命に幕!
この画像のシーンの蟹は腹たったね。これまではなんとなくダメンズみたいな可愛さがあったのに。
という訳で勤続20年のスーパー闇菓子中毒者ことロジョーもついに今回で退場。ゲスト怪人のくせに4話、期間にして一ヶ月も生きていた凄いやつだ。
長く真面目に人間を攫うバイト生活をしてきたが会社の払いが渋ちんになり嫌気が刺して一発デカいのを当てて一気に大量の闇菓子をゲットしようと欲の皮を突っ張らせ、ガヴやヴァレンを捕まえて重役達に取り入ろうとするも上手くいかず最後は欲張りすぎたことでライダー達の怒りを買い破滅。真面目に働いときゃ良かったのに…。
というストーリーはなんだか現実にも似たようなことありそうで、教訓を含んだ昔話的でもあるという味わい深いものになっていた。
真面目に仕事やって着々とランゴから信頼得ていってるラーゲ9とは真逆なのも皮肉。蟹とクラゲ、どこで差がついたのか…。
やってることは間違いなくクソなのになんだか憎めない。ロジョーを最後までそんなふうに思わせてくれたのは演じる岸さんの力あってこそだろう。流石は戦隊OB。
初めて出てきた時は水かけるだけという酷い弱さに目を疑ったが、蓋を開けてみればグラニュート屈指の防御力と必殺技〝蟹歩き〟で攻撃力もあるし、吐いた泡に包まれワープも可能など意外にも多芸で手強い敵だった。ガヴガブレイドで切りつけた際にロジョーが硬すぎて振動でゴチゾウがプルプルするの可愛い。
最後は自慢の甲羅も砕かれ、ボコられ、逃げようにもホイップ兵に捕まり卑怯者の中毒者は哀れ爆散。
人間もグラニュートも身の丈にあわない野望は身を滅ぼすということか。
いやしかし!俺はデッカい野望を持って行動したロジョーを褒めてやりたいよ!
やったことはクソだし人に迷惑かけるのは論外だけど!!
さよならロジョー。あんたのことは嫌いじゃなかったよ。
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ラーゲ9変身確定!その名は仮面ライダーヴラム
年明けから新ライダー参戦・そして変身者はラーゲ9で決定!来年も面白くなりそうだぜ!
ということで戦隊、仮面ライダー 2つの作品で無事変身した庄司さんを祝福しつつラーゲ9周りの話をしていきたい。
今回も映画館という密室に現れて観客をまとめて笑顔にしながらヒトプレス化。最高の質で大量のスパイスを集め早くも本社から気に入られ出すラーゲ9。デキる男すぎる。
相変わらずエージェントに対してはペコペコと低姿勢だがいなくなるやすぐにダルそうな素顔を出すその切り替えもデキる男っぽくて憧れる。
これは人が言ってるのを見て知ったんだけど、ラーゲ9が襲った法廷と映画館。どちらも「密室」且つ「カメラの類の使用が許されない場所」なんだってね。
これならターゲット達は逃げ場がないし、カメラによって足が付くこともない。狙ってやってるんなら怖過ぎる…。
しかし人間界に初めて来たはずなのにちょっと知りすぎじゃ無い?
何か秘密が?
まあ秘密があるのはもう確定だからね。それが人間界に詳しいことに繋がるかは分からないが。
貰った闇菓子を雑に放ったり露骨に興味がないムーブをしているので闇菓子中毒者ではないし、ストマックにただ従ってる訳でもないんだろうがヒトプレスにした人々を結局は普通に納品している辺りやはり正義の人ってわけじゃなく、少なくとも人命に関してはまるで関心がないようだ。
そんなラーゲ9が変身するプリンの仮面ライダー ヴラムのビジュアルが公開されているのでそっちについても話していきたい。
第一印象は「めちゃくちゃプリンだな」ってのと「めちゃくちゃ悪者顔だな」って感じ。
オレンジと黄色のポップなプリンカラーを中和するかの如きダークライダー面。味方にはならないだろうなって気がする面だ。蜂っぽい?
ショウマが生み出すゴチゾウとは明らかに形状の異なるプリン型のゴチゾウはニエルブ制のアイテムだろう。それをドライバー上部にセットし〝プッチン〟する容量で押し込むのが変身シーケンスっぽい。毎度毎度良く考えるよなあ本当に。
ゼリーでフォームチェンジとかしそう。
咀嚼音から来ている「ガヴ」やバレンタインからの連想で「ヴァレン」に比べて「ヴラム」という名前はちょっと元ネタが分からない。クリームブリュレのブリュレからかなとか思ったけどちょっと遠いか。
公開された番組の新ビジュアルにはヴラムの他にヴァレンの強化(暴走?)形態や、ガヴに似た謎のライダーとスパーキングミゴチゾウ(仮)もいたりと2025年も『ガヴ』が気になり過ぎるぞ!
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次回
時は2025年お正月!
お汁粉食べて餅ついて 今年もお菓子が美味すぎる!
正月気分をぶっ飛ばす!ダークライダー ヴラム参戦!
それではまた
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