前回 預ける背中【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ41】感想 刹那で忘れちゃわない回
クリスマスの時期になると毎年小学生の頃お母さんに
「今年からサンタさんは来ません」
って直で言われたことを思い出す男 アメイジングRYOです。
ファンタジーを始めたのは親なのだから終わらせる時も責任が必要ではと思いますね。
本気出しすぎ!なクリスマス回を語っていきましょう
あらすじ
地球はクリスマスムード一色。
スピンドーは地球全体の空気を変えるクリスマスを取り仕切る存在であるサンタクロースに興味を示し捕まえてくるよう言い出した。
そんな無茶振りをされたサンシーターは張り切ってゴミバコグルマーを生み出しサンタを連れてくるよう命令。
しかし作戦はまるで上手くいかず、それどころかサンタの格好をするものを片っ端から狙うゴミバコグルマーの攻撃にコスプレをしていたイターシャまで巻き込まれることに
何も上手くいかない人生が嫌になったイターシャは突如として歌い出す。それを聞いた大也は…
開演イターシャミュージカル!聴け!紅白歌手の本気
今回最大の見どころはブンブンジャーでも、ロボ戦でも、スピンドーでもなく満場一致でイターシャミュージカル。これ以外あるまい。
イターシャのCV.を担当するのは今更書くまでもないが水樹奈々様。過去6回も紅白歌合戦に出演しているスーパーアーティストでオタク意外にも伝わる数少ない声優さんの1人。
そんな彼女を起用した以上イターシャに、奈々様を歌わせないなんてもったいない!そんな思いが制作にもあったようで出来たのが今回のミュージカルシーンだったようだが
ちょっと凄かったね…うん。
歌唱力がガチ過ぎるのは当然として尺も3分くらいやってたし、あと曲自体も何気に凄い良かった。何回も見ちゃう。
『ブンブンジャー』って24話とかもそうだけど作中に歌を出す時は絶対におざなりにはしないって感じの気合いを感じる。歌をテーマにする以上絶対に心に残るようにしてくれるのが嬉しい。
ミュージカルの導入自体はかなりパワープレイだったもののそれが気にならないほどのクオリティになっていたなと。
「(なんか分からんけど始まったし座っとくか)」みたいなムーブの大也も笑える。
曲の途中に登場した2匹の猫 セーラとラビニアはのイターシャのイマジナリーフレンドで名前の由来は『小公女セーラ』の主人公セーラといじめっ子のラビニアが由来らしい。
フランス語で「これが人生だ」「人生なんてこんなものさ」を意味するC’est la vie(セラヴィ)とは関係ないようだ。イターシャのバックボーンとも噛み合うからこれが由来かと思った。
ちなみにセーラとラビニアの声も奈々様が担当。なんと3人が喋るシーンはカット無し、つまり瞬時に声を切り替えて3人の会話をやり切ったんだとか。凄え…プロだ…。
イターシャの歌で彼女の悲鳴を聴いた大也は絵本のプレゼントをする。この行動がブンブンジャーとサンシーターの和解のきっかけになったりすんのかな。
イターシャが大也に惚れたみたいな感じだったし。
イタ×大…なるほど。そういうのもあるのか。
完全に余談だが皆さんは奈々様を初めて知ったのはいつだろうか?
私はアニメ『しゅごキャラ!』のほしな歌唄というキャラの声で水樹奈々という声優がいることを知った。というか私はこの作品で声優というものにも興味が出たし、この作品に出会ってだいぶ趣味嗜好が変わったと思っている。
ちょっと今日のイターシャの曲はその歌唄のキャラソンを思い出したのよね…
以上余談でした
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あったかクリスマス回
イターシャミュージカル以外の部分について
スピンドーが地球に来たらどれほど殺伐としたシリアスな回が続くかと楽しみ半分、怖さ半分だったがいざ始まって見ると、やれサッカーが欲しいだの、やれサンタクロース連れてこいだのスピンドーの興味が意外とのんびりしていて結果明るいブンブンジャーを提供してくれていてありがたい。
クリスマス回らしく明るく楽しいエピソードになっていたなと。
妄想の中でブンブンと抱き合うサンタ調さんが可愛い。カメラに補正かかりすぎて調さんが白過ぎてちょっと面白い。
にしても立ったまま夢見るってメンタルがだいぶギリギリだな調さん…。いつかスノードーム渡せるといいね。
未来のサンタコスもキュート。昔のスーパー戦隊はヒロインの七変化回があるのが定番だったが未来は毎回バイト変わるから常時七変化してるというかいろんな衣装が見れてお得ね。
トナカイ謝士郎と玄蕃もいい。
サンタのコスチュームを着ても誰もサンタにはなれない。本物は1人だからな。と言っていた先斗は根っこがやっぱり子供なんだ。サンタさん信じてるなんて…
と思っていたらラストでマジサンタが出てきたのでどうやらサンタさんが実在する世界だったようだ。すまない先斗。
サンタさんを究極の届け屋って呼ぶ作品設定の落とし込み方が素敵でいいね。
今回の苦魔獣ゴミバコグルマーはサンタさん誘拐というだいぶハードな無茶振りを要求された苦魔獣だったが実際はゴミバコグルマー自体も変なやつでサンタの格好してりゃ誰彼構わず捕まえてズタボロにしてギャーソリンを集めるという蛮行を働く。苦魔獣って変なやつはいても割と皆知性がしっかりしてるのにこいつははバグでも抱えているのかと思うくらいめちゃくちゃ。イターシャまで襲っちゃうし。なんであんな暴走したんだ。
生まれて初めてもらったクリスマスプレゼントまでぐちゃぐちゃにされ流石にブチギレたイターシャはゴミバコグルマーにドロップキックを食らわせた上ブンブンジャーと協力して〝バクアゲチャンピオンドライブ〟に参加し〝もふもふいっぱい にゃんこクロー〟なる技に派生してまさかのイターシャがフィニッシュ。
ところでセーラとラビニアはもっとガンガン押し出してグッズとか出せば跳ねると思うわ、めっちゃ可愛いし。
ブンブンレオンをトナカイ代わりにしてブンブンジャーロボをサンタさんにするという既存のおもちゃの新しい遊び方も提示しつつ最後は本物のサンタさんとブンブンジャーが世界にプレゼントを届けに行って締め。イターシャが貰ったプレゼントもクリスマスの奇跡で修復される素敵なご都合展開で終わる。みんな幸せで良かった。
なんならブンブンサンタを観たスピンドーもなんだか楽しそう。
…それはちょっとキモいかもな。
あともう鮭は取り沙汰もされずスルッと出てくる辺り本当に文化として定着した感あるな。
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次回
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それではまた
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