【ウイングマン 1話】感想 親方!空から露出過多の女の子が!

単発作品

将来的にはオリジナルヒーローコスを着てゴミ拾いとかしたい男アメイジングRYOです

外国のヒーローオタは集まってそういう活動してるらしいですね。それやりたい。

そんな特撮オタクが主人公の新ドラマがニチアサではなくカヨルに登場!

その名はウイングマン!原作未読だけど期待値大のこの作品を語って行きましょう!

あらすじ

高校生・広崎健太は特撮ヒーローを愛する根っからのヒーローオタク

本気でヒーローになる為に体を鍛え、必殺技を考え、オリジナルヒーロー ウイングマンのコスチュームを作りそれを纏ってタバコのポイ捨てを注意したり、不良から同級生を守ったりと周りからは嘲笑されながらも日夜小さな平和を守っていた

そんな彼の日常は異世界 ポドリムスからやって来た1人の少女 アオイとの出会いで一変する

彼女の持つ夢を叶えるドリムノートウイングマンのイラストを描き込んだその時、彼は真のヒーローに姿を変える!

叫べ!変身コードは「チェイング!」


ヒーローオタクの戦いの始まり

転載:https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/gallery/

まずはじめに今作は83年にジャンプコミックスで連載されていた『ウイングマン』の実写化…

なのだが今作を撮るに当たりアオイを演じる加藤さん桂先生ご本人から

「原作読んできてくれたなら悪いけど全部忘れてやってくれ」

とオーダーされたと話しており、今作は単に漫画の実写化というよりは『ウイングマン』のリメイクや、リブート作品のような系統らしい。

ということはつまり見る側の我々も原作を知らずとも問題ないということ!

さて本編の話をしていこう

今回はバトルシーンはなく話の初動にしっかり時間をかけた分、主人公の健太の人となりやアオイの背景を明確化しており来週以降話をガンガンに動かす準備は万端といった感じ。

健太を演じるのはレジェンドヒーロー 藤岡弘先生のご子息 藤岡真威人さん。

『ビヨンドジェネレーション』では若き日の本郷猛を好演し、個人的にも応援していきたいと思っていた俳優さんだ。

端正な顔立ちなのは間違いないがお父上の遺伝子を感じる昭和の男前俳優のような「濃さ」もあり、スタイル抜群のボディもあってまるで一昔前の漫画の男前キャラが飛び出した来たような出立。そのルックスが今作と極めて親和性が高い。

多分『強殖装甲ガイバー』の実写化とかでも主演やれると思う。

ヒーローに憧れるだけじゃなく本当にヒーローになる為に努力し、コスチュームを作るなどデザイン能力・行動力もあり、自分がなりたいヒーローに近づく為に物怖じしない姿はヒーローオタクが憧れるヒーローオタクという感じで原作を知らずとも早速好きになってしまった。

『デンジマン』見てないとか人生損してるという大袈裟な物言いはともかく、年頃の男子があの露出度の女性を見て「相当な特撮好きだな」って思うのは逆に不健全な気がしないでもないが…

(原作は昭和だが)令和のヒーローながら憧れているのは昭和の東映ヒーローというのも改変ありきだが結果的に新鮮な切り口になっているか。

健太の部屋のディスプレイとか最高よね。スーパー戦隊シリーズ宇宙刑事シリーズをメインにしていて統一感がある…と見せかけてよく見るとDXディケイドライバーや、大鉄人17の超合金があったり結局バラバラ。

こだわって買うもの絞った方が見栄えが美しいのは知っているが結局「好き」を詰め込んでしまうオタクあるあるの解像度が高い!

敵の出現を察知したアオイと共に健太が移動した広場はニチアサでもお馴染みのロケ地。この作品本当なんでテレ朝じゃないんだろうな…。

異様な空間をすぐさま宇宙刑事シリーズ〇〇空間に例えたりするのも楽しい。テーマを考えれば当たり前かもだが、今作は特オタが楽しい特オタドラマになっていそうで今後もどんなネタが出てくるか期待だ。

今回最大の見せ場はやはり変身シーン

ポーズ自体はシンプルなものながらバッチリ決まっていてあのポーズだけどあたしらは白飯が食えるよ。

「悪・烈!ウイングマン!」の見栄もカメラワーク、動きのキレ共に文句なし!

スーツアクターを介さず真威人さん本人がやっていた前半の名乗りもめちゃくちゃキレててかっこよかったし凄いわ。

ところでヒーローオタクが本当にヒーローになろうとするってストーリーの作品は今やそれほど珍しくない

『キックアス』『ゼブラーマン』『非公認戦隊アキバレンジャー』『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』などなど

比較的最近だと『ザ・ハイスクールヒーローズ』などもあったな。あれは思いがけない良作で嬉しい不意打ちだった。

『ウイングマン』がこの手の作品の最初(?)って考えると宣伝文句の「革命を起こした伝説の漫画」ってのもあながち誇大広告ではないかも知れない

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短くとも感じる坂本節

転載:https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/gallery/

今回のアクションパートは前半の不良との戦いとラストのアオイシードマンのバトルシーン程度だがそれだけでも

「あ、坂本監督だ」ってなるくらいにはアクションから坂本臭がダダ漏れだった

やけに動きのキレが良い不良を演じたのはウイングマンのスーツアクターを担当する橋渡竜馬さん

『ガッチャード』33話ハンドレッドの1人のタソガレ/仮面ライダーエターナルを演じたのが記憶に新しい。

そりゃあんな鮮やかな蹴り決まるわな。監督はブルース・リーの愛好家なのでアクションが必然的にそれっぽくなる為分かりやすいのだ。

後半のバトルはそれほどでもないが監督はアクションの中で女性の体を美しく撮ることにも並々ならぬ想いがある人なので露出度高く、かなり動ける様子のアオイさんのアクションにも色んな意味で注目していきたい。

アオイさん、ワンチャン『ジード』ライハくらい戦わされるんじゃなかろうか

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次回

初陣のウイングマン!その戦いの行方は!?

そして始まるアオイとの共同生活!?

動き出す悪の宮野真守の正体とは何か!

それではまた

次回 【ウイングマン 2話】感想 設定は細かく詳しく


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