ゲーム『スパイダーマン3』の発売が待ち遠しい男 アメイジングRYOです。
次回作はシルク使えると思うんだよね。
『2』でカーネイジやグリーンゴブリンの伏線も貼ってたし絶対面白い!
その前にウルヴァリンのゲームが出るんだっけ?
とまあそんないつでも我々をワクワクさせてくれる親愛なる隣人スパイダーマンの新作がDisney+にて配信スタート!
今回はそちらの感想を書いていきます!
1話と2話が同時配信だったのでどっちも書いていきますよー
【1話 アメイジングファンタジー】あらすじ
OKじゃあもう一度だけ説明するね!
僕の名前はピーター・パーカー
憧れのミッドタウン高校に入学出来て、これから毎日ロボット工学漬けの毎日を送れる〜って思ってたのにさ…。オリエンテーション初日から遅刻しちゃって最悪。
メイおばさんに送ってもらってなんとか遅刻回避と思ってのに学校着いた途端空に穴が開いてそこからいきなりおっかない怪物とマントの魔法使いが出て来て学校中大パニック!
これって新入生歓迎のフラッシュモブ…な訳ないよね
その時空の穴から一緒に落ちて来た不思議な蜘蛛に噛まれて以来数ヶ月…僕は世界にたった1人のスパイダーマンになった
今日も学校にスパイダーマンに大忙しの一日が始まる!ってわけで説明終わり!
恵まれたピーター。でもそれって…

というわけで『スパイダーバース』のパロディした。アレいいよね。『ビヨンド』の公開も待ち遠しい。
本作は元々はMCUのトム・ホランドさん演じるピーター、そしてスパイダーマンの前日譚として作られる予定だったのだが、なんやかんやあってそういった設定はなくなり、シンプルにアニメ『スパイダーマン』の新作として作られたという経緯がある。
しかしながらメイおばさんの車にアイアンマンのフィギュアが付けられていたり、いきなりドクター・ストレンジが登場するなど元々はMCUの一部になる筈だった形跡が見られる(予告映像にはシビルウォーっぽいシーンもあったりする)。
アニメ『スパイダーマン』と言えば個人的に思い出深いのはアメコミにも興味が出て来たくらいの時期に観ていた『アルティメット・スパイダーマン』。アレで色んなヒーロー、ヴィランを知ったな。
古い作品だが『スパイダーマン&アメイジングフレンズ』も独特な空気感が面白いのでおすすめ。こちらもDisney+で観れるぞ!
MARVELを代表するヒーローだけあり多数のアニメ作品が作られているスパイダーマンだがそのどれもがちゃんと面白い。それは今作にも引き継がれている。
アニメ『X-MEN』の正統続編にして当時の雰囲気をそのまま現代風にブラッシュアップした良質な映像とストーリーの面白さで絶賛された『X-MEN’97』に負けず劣らずのクオリティ。
ピーターがスパイダーマンになるまでのストーリーはスピーディーに消化してくれる為にダルくなく、肝心のアクションはスパイディの見せ場たるスイングを多めに見せてくれるしカメラワークも凝っていて疾走感抜群。
1話のバトルシーンが短いもののひらりと攻撃をかわし、ウェブで周囲のギミックを使いながらチンピラを成敗する定番のスパイディアクションを堪能させてくれるし、これまた動きが多くてナイスアニメーション。
今作のスパイディのコスチュームはポスタービジュアルなどからも分かる通り自作感ありありで我々の知るいつものスパイダーマンは完成していない。コスチュームも、精神も。
背中にはリュックを背負い、腰にはウェブを飛ばすのに使うガスボンベを付けているアレンジは賢い学生が試行錯誤して考えた装備って感じがして好きよ。
では今作のピーターはどうかというとこちらも1話から好感触。
化学オタクでおしゃべりなのに好きな子をデートには中々誘えない引っ込み思案。陽キャに対して苦手意識がある不朽のピーター・パーカー像を地で行く造形。
今回のピーターは当然ながらベンおじさんは既に失っているものの周りにはかなり恵まれている。
入学初日のトラブルから仲良くなった陰キャ仲間のニコ・ミノル。
3歳年上の幼馴染でピーターの想い人パール・パンガン。
アメフト部の主将の陽キャだがピーターにも優しい親友ロニー・リンカーン。
スパイダーマンの時に助けた事で感謝されているハリー・オズボーン(スパイダーマンの正体は知らない。)
と友人が多い。
スパイダーマンとして街の人から感謝されるシーンも多く、スパイダーマンアンチの編集長は影も形もない。基本スパイダーマンが受け入れられている世界。
…でもさ。MCUのピーターだって「歴代で1番恵まれてるスパイダーマン」なんて言われてたんだよ?
でも『ノー・ウェイ・ホーム』で…だったからなあ。
持ってるってことは、これからそれを奪われる前振りなんじゃないかって思っちゃうのよね。おのれカノンイベント…!
まあまだ何も失ってないのに色々嫌な予想をするのは早計だ。話を友人達に戻そう。
今回ピーターの同級生としては定番のMJやフラッシュがおらず、それらのメンバーは上記キャラクター達に置き換えられていてスタンダードなキャラ配置から少しズラしている。
ハリー以外は実写でも馴染みのないメンバーなのでこれも新鮮味に繋がっている。
ピーターからするとパールは幼馴染で年上でずっと好きな人なんだが、パールから見たピーターはいつも面倒見てあげてた可愛い弟というこの認識の差がなんだか日本のラブコメっぽくてくすぐられるポイントだ。
ロニーは「あ!こいつピーターいじめるタイプの陽キャだな!」と構えていたらめちゃくちゃ優しいいいやつで肩透かしを喰らった。彼は家に事情があるようで…?
学校では人気者なのに一度学校を出ると周りからも敬遠されがちになるロニー。彼に一体何があったのか凄く気になる…!
ピーターの人間関係の変化にも注目していきたい。
そんな感じで間違いなく好スタートを切った今作!
みんなも絶対見ようぜ『フレンドリー・ネイバーフッド』!
OPのラップもイカしてるぞ!
関連商品 スパイダーマン:スパイダーバース スペシャルプライス
【2話 パーカーの運】あらすじ
突然パーカー家にやって来たのはニューヨークで1番の有名人 大企業オズコープの社長ノーマン・オズボーン。
ノーマンは優秀な学生を研修生としてオズコープのインターンシップに誘っておりピーターはその1人に選ばれたのだという。
仕事は放課後だけ、給料も出る上本物の研究者達と毎日大好きな研究が出来ると知りピーターは二つ返事でOKを出す。
学生、スパイダーマン、そしてオズコープのインターンシップ生と3足の草鞋を履くことになったピーターは果たしてそんな生活を乗り切れるのか
いざ!オズコープへ!

続いて第2話。
今回からピーターはオズコープにも通うようになるのだがそれに伴い新たなキャラクター達が参戦。
ピーターを中心とした人間関係は複雑になってゆく。
オズコープで出会ったキャラの中でも有名なのはアマデウス・チョ。原作ではハルクに変身するキャラクターで『アルティメット・スパイダーマン』ではアイアンスパイダーだった人。今作では果たして。
ピーターと一緒に働くエネルギー部門の博士で隻腕のカーラ・コナーズ。女性でやらかしたピーターにも優しい人なんだが。コナーズ博士ってさ…
詳しい人はお分かりですね?
過去にはドクオックが女体化したこともあったしこの人も…?
インターンシップの予定が入ったことでロニーのアメフトの試合を見れず、ニコとの約束も守れず、じゃあオズコープでちゃんと研究してるかというとスパイダーマン案件があって中抜けした結果大遅刻したりそっちも上手くいかない有様で早くも3足の草鞋が限界になり出してる…!
今回の見どころは本格的なバトルシーンだ。
1話のチンピラのような雑魚じゃなく、火炎放射器を武器にした犯罪者。まあイメージ的にはボスのヴィランまで行かない「強い雑魚」くらいの相手。
この犯罪者も中々抜けたやつでピーターとのやり取りが笑える。しかしながら炎を武器にした敵なのでアクション自体は見栄えもよくかっこいい。
ペットショップがバトルフィールドになるのでペット達を守りながら戦うスパイディのアクションもユニーク。
じわじわと戦いのレベルが上がって来たことも、ピーターがスパイダーマンとプライベートの両立に苦しむようになって来たのもお辛いいつもの『スパイダーマン』が始まった感ある。
しかしまだ!まだ「明るい」と言える範囲だ!
出来ることなら最後まで「明るい楽しいスパイダーマン」でいてくれ…
…無理かなあ
関連商品 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース【Blu-ray】
おわりに
というわけで『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』の1話&2話でした。
色々クオリティの高い期待大の新作なのでこれから毎週楽しみ!
基本毎週木曜日に感想をアップすると思うのでよろしくお願いします!
それではまた
コメント