前回 突入!闇菓子工場へ!【仮面ライダーガヴ 第20話】感想 思わぬとこから大爆発!
ゴーヤ好きな男 アメイジングRYOです。
我が家ではゴーヤとツナ缶とコーンを混ぜたチャンプルーとも違う名も無き料理が出ていたんですがそれが好きだった。
沖縄料理っていいよね
ショウマ(?)大暴走の21話を語って行きましょう!
あらすじ
闇菓子工場からタケシを含めた数多くのヒトプレスを奪い返すのに成功したショウマとラキアだったが去り際に放たれたグロッタの一言でショウマがグラニュートであり、闇菓子の元締めであるストマック家の末弟であると絆斗にバレてしまった。
詰め寄っても何も言わないショウマを思わず殴りつける絆斗。そのまま話を聞かずに去ってしまう。
このままではいけないと絆斗と話をしようとするも直後ショウマの体に異変が。
一方、街では飲食店が次々に荒らされる事件が発生。その犯人の姿はショウマにそっくりで…
ダークショウマ/仮面ライダービターガヴにご用心!

リュウガ、ダークカブト、ネガ電王、ダークキバ、鎧武・闇、ダークドライブ、ダークゴースト、ゲンム、Xギーツ…
これらの主人公ライダーのダークverというカテゴリーが嫌いなホモ・サピエンス(♂)は存在しないとされているのはご存知だろう[要出典]
そんなダークver界隈に新星来たる。
それこそがダークショウマの変身する仮面ライダービターガヴだ。
好き勝手に語って行こう。
まずはバトルの話から。
ビターガヴ変身時の音声の「yummy」が「闇」と掛かってるのがシンプルだけど好きな言葉遊び。
バトルスタイルは非常に攻撃が大振りでかなり荒っぽくヴァレンの攻撃に対しても防御よりカウンターを積極的に狙うなど強引な戦い方。
自らの体が自壊してしまうほどの力で殴りつけ、反動で関節が外れればすぐさま無理矢理はめ直すという化け物染みたムーブには男心をくすぐられる。
ちょっと『ゼロワン』のヘルライジングホッパーみたいだな。
個人的に目を引いたのはビターガヴガブレイドを使うシーン。めちゃくちゃ重そうにぶん回し武器に振り回されてるような動きにスーツアクターさんの演技力の高さを感じた。
ビターガヴのアクターは中田裕士さん。
『ギーツ』の時はキザでかっこいいスタイリッシュそのものな感じだったのに…アクターさんって凄いなあ。
続いてダークショウマについて。
ダークショウマは今回だけ見ているとショウマがおかしくなったのか、はたまた偽物なのか判断が出来ない感じになっていたが次回予告でショウマとダークショウマは別人であると確定。
酸賀がショウマの毛髪を手に入れてから彼のパソコンには度々意味深な映像が映っており酸賀がショウマのクローンを作ったと考えられるのだが…個人的にあまりに露骨でミスリードな気もするんだよね。
しかしショウマ≠ダークショウマなのは確定な以上やっぱりクローンなのは間違いなくて、現状そんなもん作りそうなのは酸賀だけなわけで…
うーん分からん。でもこういう考えてる時間が楽しい。作品への愛を育む時間でもあるのだ。
さてダークショウマは、こちらもこちらで知念さんの演技力が爆発!
ちょっとダークボイスかっこよすぎない?
いつものショウマと全然違うのはもちろんのこと声優使ってる?と思ったくらいにはいい声。
屋台のおでんもレストランのパスタも素手で掴んで食い尽くす様は本当に獣。
おでんツンツン男はもう古い!
これからはおでん鷲掴み男の時代だ(絶対にやめてください)!
もう店じまいしようとしていたのにダークショウマの腹の音を聞いて延長してくれる優しいおでん屋のおじさんを突き飛ばして屋台をめちゃくちゃにし、子供達が来る駄菓子屋の店主のおばちゃんを叩きのめして踏みつける様は非常に嫌悪感を覚える攻めた描写。心にクる…。
ちなみにダークショウマにボコられたおでん屋のおじさん、レストランの店員さん、駄菓子屋のおばちゃんを演じたのは全員JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)所属のスタントマンで、東映特撮にも度々スーツアクターとして参加されている方々だ。
よって全員無事だ。我々とは鍛え方が違うのだから。
変身時のコーラ瓶の中で見せる舌出しながらキマってる表情も上手く、どこか闇菓子を食った後のグラニュート達を彷彿とさせる。闇菓子を食うショウマって尊厳破壊が凄まじい…。
知念さんは最初からずっと演技力安定してたが、全然違うキャラとの二役もなんなくこなせてしまうとは。凄い20歳だ。
怪しい敵から頼れる兄貴へ…鬱展開ストッパー ラキア・アマルガ

密室にいる人間まとめてガンガンヒトプレスにしていた頃は倒さなければならない悪党としか思えなかったのに…
味方化はないな!とかこのブログでも書いてたのに…
気付けば「こいついなきゃヤバかったんじゃない?」って思えるくらい戦闘でもドラマでも活躍しているラキアについて書いて行こう。
まず頭に血が昇って冷静じゃいられなくなった絆斗を尻目にショウマの話を聞こうとしてくれるシーンからして救いが凄い。
闇菓子、そして闇菓子を作ったストマックが大嫌いな筈なのに今一緒に戦った事実がある以上ショウマにも事情があるんだと分かってくれる大人。
ラキアがいなかったら絆斗にはもちろん幸果にも会いづらいしショウマが1人になっちゃうとこだったよ。
まあ絆斗とラキアじゃ状況が違うから一概に絆斗を責められはしないんだけどね。
細かい部分だがショウマのゴチゾウ達とラキアのゴチゾウ達が仲良く遊んでるシーンがめっちゃ好き。このキツイドラマの中でのアレは非常に和む。
別にニエルブが作ったからってどっプリンもぷるゼリーも悪者じゃないんだね。ゴチゾウはただ主人に尽くす。その主人が善か悪かは問題じゃないということか。
ストマックから支給されたスマホが止められ、他のバイトの情報が得られなくなりショウマが地道な聞き込みをしていたのを思い出すラキア。ダルがりながらも結局ショウマのやり方を真似てみようと腰を上げる姿に根っこの真面目さが出ている。
元々炭鉱夫だもんな。それに考えてみりゃストマックで成り上がるために真面目にヒトプレス集めに精を出していた訳だし基本しっかり者のお兄ちゃんなのよ。
ビターガヴと遭遇し、まず腹のガヴを見てショウマではないと判断して即攻撃に移る展開は絆斗とラキアとで持っている情報の違いが如実に出ていて好きなシーン。
絆斗はガヴが色んなフォームになれるのを知っているからビターガヴに関しても新たな姿になっただけのショウマと判断するが、自身もガヴを持つグラニュートでありショウマの赤ガヴという呼称にも馴染みがあるラキアはまずガヴを見て判断する。ガヴの色が違う以上別人とすぐさま分かる訳だ。
これでラキアがヴァレン攻撃してたら絆斗の中の「ショウマはグラニュートだからヴラムと手を組んで闇菓子を集めている」という推理が確信になり、2人の亀裂は決定的になっていたかも知れないのでここも超ファインプレー。
ラキアがいることで最悪のルートを免れ続けている。ワンダー感謝。
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暴走…思慮…対立。辿り着く絆斗の選択とは

最後に絆斗について。
信じていたショウマがグラニュートでしかも倒すべき一族の1人で、目の前で大量失踪事件を起こしたグラニュートと手を組んでいると知り問い詰めるがショウマは何も言ってくれない。
頭の中がぐちゃぐちゃになった結果思いっきりぶん殴ってしまい「あの絆斗が…」と見ている我々もショックだったが、なんやかんや頭を冷やし今ある情報からやはりショウマが敵というのは腑に落ちない部分があると自力で辿り着き話を聞かなきゃと考えを改めた。
本当に理性的でいい奴だし大人だよ。殴っちゃったのはアレだけども。
ただ酸賀が明らかに意図的に絆斗がショウマを疑うように情報小出しにしてんのがいやらしいのよ。ダークショウマを作ったのが酸賀がじゃないとしてもこいつなんかやるぞそのうち。
ダークショウマはそもそも絆斗に刺激を与えるために酸賀が作ったって線もありそうかなあ。
今回のヴァレンへの変身かっこよかったね。
吹っ飛ばされながら自分が落ちる位置に変身弾撃ってチョコ溜まりを作って体滑らせながら変身完了するの。
バトルでは綺麗にドロップキック決まってたし、ビターガヴが戦い慣れてないってのもありそうだがかなり食らいついてたしやっぱりインフレに付いてけてないだけで強くはなってる。
疑いが深まる中での暴れるダークショウマ登場でさらに泥沼になっていく…と思いきや予告で既に次週ギスギス展開は終わらせますよって見せてくれるのはストレス無く視聴出来ていいね。
暗い展開の後に予告でフォローするスタイルは『ガッチャード』から続いてる。このやり方ならどんなに暗いことやっても次週で救われるならいっか!ってなるから上手いよな。
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次回
ショウマの問い…絆斗の選択とは!?
ガヴ&ヴァレンでビターガヴの暴走を止められるか!
ドーマルフォーム!生きとったんかワレ!
それではまた
次回 真実は甘く苦い【仮面ライダーガヴ 第22話】感想 絆のドーマル
おまけ
現場に出て来ずグリーンバック撮影ばっかしてるせいでまたランゴ兄さんが何も知らされてない…
変な奴雇っちゃったね〜って意見に対して「お前も面接一緒にしたろ!」って不機嫌になるのがあまりに所帯染みていて本当に悪の親玉なのかこの人
あとヒトプレス集めとバイトの管理という双子にやらせてた仕事全部押し付けられてて笑う。
ニエルブはニエルブで
「(ラーゲ9が裏切り…!?あ、弟がうちに勤めてたの…?で、粛正されたから…何それ知らん。やべ〜)」
ってなっててたまらん。
可愛くなってきたなストマック家

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