前回 俺のやりたいこと【ウルトラマンオメガ 12話】感想 みんなの力をひとつに合わせ
ヒーローの正体バレシーンは『ダークナイトライジング』がぶっちぎりで好きな男 アメイジングRYOです。
『誰もがヒーローになれる。特別なことをしなくても。傷ついた少年の肩に上着をかけ、「世界の終わりじゃない」と励ましてやればいい。』
アレは泣いちゃうよね…
総集編&本編の補完となる13話を語っていきましょう
今回はかなり短めです!
あらすじ
エルドギメラとの戦いの最中にレキネスを呼ぶところをアユムに見られてしまったコウセイ。
今日はアユムに本当のことを話すと約束した日であり朝から気が気じゃないコウセイはソラトと共にこれまでのことを思い出しながら話すことをまとめて書き出すことにする。
そして追憶する2人を見る小さな影…。太陽倉庫は謎の珍客の侵入を許していたのだった!
感想

今回は「秘密を知ってしまったアユムに全てを説明するためにソラトとコウセイが追憶しながら説明の為のカンペを書く」という『オメガ』らしい緩い理由付けで展開される総集編。
理由付けの部分はらしさが出ていて良かったが内容は総集編としてはスタンダードなもので、ここ近年の凝った総集編に比べるとややパンチ力不足か。
特に今年はこの時期の総集編特有の後半戦への前振りみたいなのもあんまりなかったしな。
しかしながらただ振り返るだけじゃなく4話のエピソード後にオーナーとラーメンを食べに行ったとか、1話アバンで全裸だった筈のソラトがコウセイと初めて会った時には服を着ていた理由などその情報の重要性はともかく本編の補完をしてくれたのは悪くない。
アユムに全てを話すつもりだったが結局明確にバレたのはコウセイの怪獣遣いの件だけ。ソラト=オメガもほぼほぼ察してはいるが敢えてそこの答えは聞かない。真実を知らずともソラトもコウセイも信じるに値する人物であると知っているから。という着地に落ち着いたのは意外だった。
アユムの場合立場上ソラト=オメガを知ってしまうとスルーも出来ないなど問題があるのだろう。だから「察してはいるが、答えは明確にしない」というところに落ち着いたのかな。
シリーズお馴染みのマスコット怪獣 ピグモンも登場したがマジでなんで太陽倉庫にいたのかなどは説明されずこれといって掘り下げられないままにソラトに元の島に帰されて終わり。なんというか…もうちょい何かあってくれよ。
怪獣であっても害を及ぼさないならばソラトもコウセイも手は出さない。それどころか相手が怪獣だろうと傷ついているなら手当し、悲しんでいるなら喜ばせ、危険から遠ざけるために帰らせてあげちゃうぐらい2人が底無しの善人であるというのを描きそれをアユムに伝える為の登場でありピグモン自体に何かあるって訳じゃなかったのかなって気はする。
ピグモンは本来なら無人島に住んでる筈なのに何故か本土に来ちゃったってのは伏線なんだろうけど。
新ビジュアルも解禁され次週からは後半戦スタート。
ソラトの成長やコウセイの悩める若者としての等身大のドラマ、そして「怪獣」という単語すら無かった世界が少しずつ怪獣のいる我々がよく知るウルトラシリーズの世界に変わっていく過程が面白かった前半戦は終わりを告げ、いよいよ主人公ウルトラマンオメガ/オオキダ ソラトを掘り下げていくことになる。
今回で秘密を乗り越えより強く互いを信じ合うようになった3人の戦いを最後まで見届けよう。
次回
オメガを狙う黒いメテオの男が襲来!
男の従えるのは…赤きメテオカイジュウ!
新章からいきなりアクセル全開だぜ!
それではまた


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