前回 カネナリ怪獣パーク【ウルトラマンオメガ 9話】感想 貧しても鈍すな
『ツブコン』に行きたかった男 アメイジングRYOです…
特に『平成クライマックス』はやばい
『ネクサス』推しとしては絶対行かなきゃいけないやつだったのに…あんなにチケット争奪戦が熾烈とは知らなかった。
配信あるんならお金払ってでも見たいし、見たら絶対記事にしたい!
気持ちを切り替えて『オメガ』10話を語っていきましょう!
あらすじ
アユムの紹介でソラトとコウセイに怪獣の件で取材にやって来たジャーナリストの新川マキ。
一通りの取材を終えるも2人に「何か」を感じた彼女はそのまま2人に密着をさせて欲しいと言い出すのだった。
諸々の秘密のこともあり戸惑うコウセイだがソラトはあっさりと快諾してしまいやむ無く密着取材が始まってしまうのだが…
いくらなんでも可愛過ぎる喧嘩

4話以来のソラトとコウセイ2人の喧嘩。
その内容は例によって成人男性のそれとは思えないほど可愛く微笑ましいもので成人男性の私もこれにはにっこり。
4話はコウセイが一方的にヘソを曲げた形だったので喧嘩って感じはあまりしなかったが今回はきちんとソラト側もコウセイに怒ってのやつだったのでまた味わいが違ったね。
コウセイは取材で秘密がバレたらソラトが世間から奇異の目で見られたり、最悪は政府に捕まってしまうのではないかと心配し身を案じて密着を断ろうと言い出し、ソラトは急に断ったりしたらマキが困るだろとマキを気遣ってして断るのを拒否した。
喧嘩の始まりからしてお互いの優しさがぶつかった結果というのがあまりに平和で推せる。
コウセイが怒った時にたまに言う「じゃあもう好きにすればぁ!?」ってやつ好きよ。言い方といい声の感じといい。
2人がそれぞれで昼飯食べてる時のソラトのちっちゃい「美味い…美味い…」がじんわりツボ。いちいち言わなきゃダメかそれ?
喧嘩しててもコウセイはカレー作ってくれるしソラトはちゃんと楽しみなのも可愛い。
喧嘩からは話がズレるが今回ソラトがした「信頼できる人には秘密を明かすべき」ってムーブはいいと思ったね。
この手の正体隠してるヒーローって作品によっては明かさない理由がイマイチ分からなかったり、どう考えてもこの人には明かした方が色々やり易くない?ってキャラにも頑なに明かさずストレスになる展開が生まれたりしてしまいがち。
今回結局秘密を明かすことは無かったけどソラトのスタンスが「信頼できる人には秘密を明かす」であることを描いてくれたのは今後見ていく上で間接的にストレスを和らげてくれそうだ(アユムにも時が来たら話すって言及してくれたしね)。
光のジャーナリスト!からの…

続いて今回のゲストキャラクター マキについて。
ジャーナリストキャラというのは報道の自由を盾にズケズケと人のプライベートや秘密を踏み荒らすような露悪的描かれることが多いがマキはそうでなく怪獣という未曾有の危機を前にまだ慣れていない人々に危機に瀕した時にどうすべきかを伝える、あるいはまだ被災していないだけなのにまるで自分には関係ない世界のことであるかのように考えている人々に警鐘を鳴らそうと頑張る逆蜷川な立派な人だった。
後から編集で入れるようなナレーションを生でしちゃうなど変だけど許容範囲の可愛らしいところもあり癖のあるゲストが多かった最近の中で一服の清涼剤になっていたか。
だがやつは…弾けた
デマーガとの戦闘でオメガに助けられジェスチャーで
「(気をつけろよ)」
と指刺され認識されたその瞬間に脳を焼かれご立派な志はつゆと消え彼女は1人のファンになってしまわれた。
彼女は「推し」を見つけたのだ。おめでとう。
まあ最近の平均的ウルトラ女子なんじゃないかな。うん。イベントでめっちゃくっちゃよく見るよ。
真面目なジャーナリストから恋する乙女に変わった彼女はラストシーンではオメガへの密着を考えるようになり被災地のリアルな写真ばかりだった記事はオメガ一色になり、地味な仕事着から一転し色の多いお洒落な服装になり髪型までフルモデルチェンジ。
変わり果てた彼女を見るアユムの表情が好き。
ま、まあ巨人を通して怪獣被害のことを伝えていくつもりらしいし目線や報道のスタイルが変わっただけできっと根っこは変わっていない。
決して真面目一辺倒だった人が一度だけホストに行ったらそれがきっかけで狂ってしまって仕事もやらなくなったみたいなことじゃないと信じよう。
まさかのバーニングデマーガ!?

最後はデマーガをはじめ特撮シーンについて。
『X』でデビュー以来長らく活躍しているデマーガは個人的にも非常に好きな怪獣。ザッツ怪獣って感じのビジュアルがたまらない。
ツルギデマーガ、カミソリデマーガ、ベビーデマーガと派生個体も多くゴモラとかあの辺の超メジャー級怪獣になれるポテンシャルを秘めていると思ってるんだ。
そして今回もまさかの新たな姿を発現!
自らがばら撒いた火炎弾を跳ね返され高熱を帯びて全身が赤々と発光する姿はまさにバーニングゴジラならぬバーニングデマーガ!!
まあ私が勝手に言ってるだけだけど!
でもめっちゃかっこよかったわアレ。強化とかじゃなく本人的には全身火傷で苦しんでるだけなんだろうけど。
デマーガが近くを通るだけで近くの温泉が沸騰するとか、体温を上昇させて地殻を溶かして地中に逃げるなど特撮面でも面白い演出が多く楽しませてくれた。
デマーガが逃げたシーンでの
オメガ「あ!…ちょっと追いかけてよ。行けって」
トライガロン「出来るか!!」
オメガ「ごめんて…」
みたいなやり取りも良かったね。オメガはリアクションが個性的且つ豊富だから見ていて楽しい。
体の79%が溶けた鉄で構成されているという設定を拾ってちゃんと触るたびにオメガが熱そうなリアクションしていたのも良かったし、だから直接触れない剣が必要ってんでレキネスアーマーって理に叶った販促になっているのも好き。
次回
度重なる怪獣被害によりついにオメガ世界にも防衛軍結成!?
現れたもう一体のグライム…
そしてグライムを狙う新たな怪獣も…?
それではまた
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