前回 オンリーワン!すべての道はゴージャスに通ず【仮面ライダーガッチャード34話】感想
夏映画にデイブレイク来るゥゥゥ!!!
今回のラストでテンション爆上がった男 アメイジングRYOです
私実はガッチャードではデイブレイクが一番好きでして…
・主人公の未来の姿
・悲惨な世界で全てを失いそれでも抗う戦士
・基本フォームの色違い
・卓越した熟練度の高いバトルスタイル
・ケミーカード全てが進化済み
・マント
好きな要素しかない。超かっこいい
絶対ガッチャードライバー デイブレイクver出たら買うと誓っていたんですがなるほど。夏映画で出るからそれまで溜めていたんだね。憎いね。
ひとしきり騒いだところで本編の話をしていきましょう
あらすじ
サイゲツを倒し仲直りしたのも束の間、カグヤが突如変身して宝太郎を攻撃!
訳がわからず防戦一方の宝太郎。乱入したスパナ/仮面ライダーヴァルバラドが戦いを制し訳を聞こうとするも
「ゴージャスタイムは終わった」などと容疑者はゴージャスに意味不明な供述を残してその場を去ってしまう。
カグヤの急変の理由。それはハンドレッド上層部がガッチャード世界に設置した巨大な時計・ドゥームズクロックが関係していた。
迫る破滅へのタイムリミット…そして冥黒の王ギギストもまた〝あるもの〟を炙り出すべく暗躍を始めていた。
さらばカグヤ様!また会う日まで
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レジェンド編三部作も今回でラスト。
仮面ライダーシリーズは言うまでもなく4クール(一年)作品なので毎年いわゆる「中弛み」する時期というのがある。
初期の新鮮味はなくなり、かと言って本筋を大きく動かすには時期尚早という微妙な時期をいかに乗り越えるかが最終的な評価につながると私は考えているのだが、そこへ行くとガッチャードは上手い!
デイブレイクをはじめとしたサプライズをコンスタントに入れて先を読ませず、ケミーゲットの単発回は強烈な絵面やギャグで飽きさせずトドメにド派手なレジェンド編をぶち込んで中弛みを一切感じさせずに次週より最終章に突入。逃げ切ったのだ。
さて番組編成の話はここまでにしてカグヤ様のことに話題を移そう
(学校のエントランスに浴槽設置して宝石風呂の絵面はずるいよ…)
カグヤ様の突然のご乱心の理由はドゥームズクロックが設置された事であった。かつて自分の世界に大きな傷跡を残した兵器が大好きな宝太郎の世界にも仕掛けられたと知り、自分が来たせいで友達の世界が危機に瀕している事に罪悪感を覚え1人でなんとかしようとしたのだ。
他人のために行動しているんだけど異次元レベルの口下手さのせいで、悪ぶってぶん殴るというコースを選んでしまう平成ライダーに凄くいっぱいいた属性を持つカグヤ様。やはり令和生まれの平成ライダーか。
加えてこの展開は「敵の目を引きつける為にわざとらしいほどゴージャスに振る舞うカグヤが他人の世界に来るとどうなるか?」という部分を描いておりカグヤ様が気軽に世界を渡り歩けない、渡り歩くべきではない理由付けの強化にもなっている。
一度は宝太郎を突き放そうとしたカグヤだがスパナの言う通り拒まれて分かりましたさようならするようなタマじゃない。何度だって付いてきて隣に立つ。そんな宝太郎だからこそ1人で戦うことにすっかり慣れてしまったカグヤ様と友達になれたんだよね…
宝太郎とぶつかり合い、友達や仲間とはなんなのかをこの三部作で学んだカグヤ様の出した結論は
「友とは自分を彩る宝石。」
という彼らしいゴージャスなものだった。共にいることで自分も宝石も輝きを増す。だから一緒にいるのも戦うのも悪くない。「悪くない」って言い方が士っぽくていいぞ〜
結局レジェンドの世界に戻ればカグヤ様は今まで通り1人で孤独な戦いを続けなければいけないだろう。今までと違うのは
別の世界に友達がいる
ということ。その事実がきっとカグヤ様を今より遥かに輝かせてくれるだろう。
余談だがカグヤ様が小さい頃に出現したドゥームズクロックをなんとかしたのって多分ディケイドだよね。ガッチャードvsレジェンドでの幼少期の回想がそれだったのかも?
あとカグヤ様は自分から連絡しないけど宝太郎から連絡来たらウキウキになるタイプだと思う。
まさかの新形態!?アークワンマルガム/残りのケミーは何体?
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アーク様にまさかの新形態(と言っていいのか?)アークワンマルガムが登場。
アークワン+エンシェントケミー×2+オカルトケミー+コズミックケミー
というケミーの属性がバラバラどころかベースになってるやつはそもそも別作品のキャラクターというまさにごちゃ混ぜの異形の怪物。
個人的に好きなのは右肩のセイゾンビ。ケミーが助けを求めるように手を伸ばしてるのが悪趣味でツボ。
ところで今回地球の周りをご機嫌にぐるぐるしていたゴキゲンメテオくん。ギギスト様が無理矢理地球に引っ張って来たさら良かったがアレが無かったらどうやってガッチャ!してたんだろう。UFO-Xで行ける?
ちなみに今回で一気に4体ガッチャ!したので仲間にしたケミーはこれで(多分)90体。推定残り11体となる。残る話数を考えれば最終局面に入ったとはいえ問題なくフルガッチャまで行けそうだけど。映画もあるしね。
レジェンドって凄いよな。最後までレジェンダリーたっぷりだもん
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毎回歴戦のオタクを賑わせてくれたレジェンド編。そのラストバトルは最後を飾るにふさわしい煌びやかなものだった。
レジェンダリーレジェンドの固有能力の分身は、同じライダーのいろんな姿が並ぶ豪華絢爛なものである一方カグヤ様が1人で戦う孤独な戦士であることを感じさせてもくれる。
ゼロワン ライジングホッパーとレジェンドゼロツーとメタルクラスタの並び。本編の或斗とイズじゃ1人足りないから絶対出来ない3形態揃い踏み!
俺ぁ、ゼロワンじゃメタクラが一番好きでね。これは嬉しかった。出来ればクラスターセルによるバッタ軍団攻撃も見たかったがそれは求めすぎというものだろう。大き過ぎるゴージャスは身を滅ぼす。
更にはレジェンドグランドジオウまで参戦!
ただでさえゴージャスなデザインのグランドにゴージャスな装飾が付いてゴージャス過多なキラッキラに
…でもディケイド、キバ、ビルドあたりのレリーフが押しにくそう!
カグヤ様にノーゴージャス判定されたカチドキ旗くんに哀しき現在…おいたわしい。本編の旗アクションはかっこいいんだけどね。
最後は召喚したジオウ、ジオウⅡと共に4人でフィニッシュ!
祝え!を自分でやっちゃうとことかとことん1人で頑張りますねカグヤ様。そこはバトラーがやっても…
平成、令和数多のライダーが登場したこのレジェンド編。強いて言えば平成2期組の活躍をもうちょい観たかったなあ。
次来る時はW〜ジオウまでのフォームラッシュとか期待してるぞカグヤ様!あんた絶対また出るでしょ!!
次週
ゴージャスタイムはここまでだ!
本格的に動き出したギギストその目的は宝太郎の中の〝卵〟!?
中にいるのはガルガルでもキラリンアニマルでも無さそうだ!
そしてギギストの語る「全ての人間の理解者」その意味とは…
それではまた
次回 ケミーの起源!我は理解する【仮面ライダーガッチャード36話】感想
追記
K・D・S・M(カグヤ様と・デイブレイクが・喋ってるの・見たいっすね)
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