レクイエム【デアデビル:ボーン・アゲイン S2 6話】感想 勝者なき戦い

MARVEL

前回 大いなる計画【デアデビル:ボーン・アゲイン S2 5話】感想 友の光はまだ胸の中に

レクイエムとかオーバーチュアとかアリアとかプレリュードとか意味分からんけどかっこいいよね。

アメイジングRYOです。

コレ系の単語なら私は『テニプリ』の跡部を思い出しますね。新の方もそろそろ最終回近いんだっけ?

『テニプリ』はさておき全員ボロボロになって来た6話を語っていきましょう。

あらすじ

ヴァネッサが息を引き取った。

失意と絶望と脱力感に溺れるフィスクは静かに壊れ、暴走していく。

一方、マットは連絡を受けレッドフック近くの埠頭へ。

そこで待っていたのはかつての盟友 ジェシカ・ジョーンズだった。

戦いを止めようとする者、暴く者達、怒れる者達、壊す者達、そして終わろうとする者が街を更なる混沌に変える。

折れた支配者 ウィルソン・フィスク

転載:https://www.youtube.com/watch?v=tmRWe_iQWLE

ヴァネッサの死亡という衝撃の幕引きとなった5話。

この終わり方でまず一番最初に思ったのは

「(次回からのフィスクやばそう…)」

だった人は少なくないだろう。私もそうだった。

普段はどれだけ理性的に振る舞おうともヴァネッサのことになれば目の色を変えて突発的に相手を殺すことも珍しくなかったフィスクがその妻を殺されたとなればその怒りはまさに怒髪天を突く勢いのはず。ハゲだけど。

ヴァネッサ死亡の直接の原因となったポインデクスターはもちろんのことアレやコレや理由をつけてマットを抹殺し、特別部隊を使って市民に更なる恐怖をばら撒き、ついでに気に入らないやつもバンバン捻り潰して街を地獄に変えるに違いない。

スーパーフィスクタイムだ!逃げろ!作品のレーベルが上がるぞー!

…と思っていた。

しかし今回彼が見せた姿はあまりに意外なものだった。

今回のフィスクは怒りに燃える復讐者ではなく、むしろまるで燃えカス。

ヴァネッサを失い、野望も組織も自由港を使った武器の密輸も自警団の排斥も街への愛も全てがどうでも良くなってしまったのだ。

劇中終盤までろくに喋ることもなく、チャールズから煽られようが黙ったまま。怒りを遥かに通り越してフィスクはもう終わってしまったんだと思えるほどの脱力感ある姿を見せてくれた。

ただでさえもう廃人同然なのに今回更に更にフィスクを追い詰めることがバンバン起きてしまいもうなんか完全に疲れて嫌になっちゃってる感が凄かった。思わず「ざまあ!」より「大丈夫?」ってなっちゃったね。

そして彼は誰かに終わりにして欲しいかのようにめちゃくちゃな行動に出る。

一話から長らくレッドフックに滞留していた輸出する筈だった武器を突然横取りし特殊部隊に与えたのだ。

こんなことすればCIAのチャールズが黙ってないのは分かってるし下手すりゃ潰し合いになるかも知れないし、悪目立ちしすぎるし、デアデビル達だって間違いなく動く。

ムカつくやつを1人発作的にに殺してしまうのとは訳が違う。リスクを考えたらまずやらないような行動に出たのはもはや自暴自棄になっている証拠だろう。

彼が劇中ようやく口を開いたのは自分の屋敷に潜入し停戦を申し入れに来たマットと対面した時だった。この辺りからはマットに対して邪魔な宿敵以上の思いがあるように見える。どこか信頼してるというか、自分をさらけ出せるというか。

マット「この戦いはまるで猛毒だ。」って言葉にフィスクが同意するシーンが今回のお気に入り。

2人とも街のためを思い戦って来たけど大切な人を失い愛する街とそこに生きる人はおかしくなって行く一方。勝者無きlose-loseの戦いにもうすっかり疲れてしまったのがこの一連のシーンから伝わる。

この流れから結局2人は戦うことになるんだけど『ボーン・アゲイン』では初の直接対決。

フィスクはまるで悲しみから逃れるためにマットを殴りつけるが、反面あわよくばマットに終わらせてもらいたいと願っているようにも感じられた。ドノフリオ氏の表情の演技にも注目したい。

恐ろしいマフィアで許されざる悪党だが同時にあまりにも人間臭く繊細で壊れやすい。そんなフィスクを堪能できる回になっていた。

ジェシカ参戦!しかし遅過ぎたか…?

転載:https://www.youtube.com/watch?v=U1MqJBVn8Rk

ネトフリ版よりジェシカ・ジョーンズが参戦することは前から発表されていたが今回ようやく初登場。

私は『ジェシカ・ジョーンズ』見てないんで「懐かしー!」とかにはならなかったけどストリート系ヒーロー作品の中にちゃんとスーパーパワー持ちがいるとだいぶ映像の印象が変わって面白かったよ。

マットは強いけどゴリ押しができるようなキャラじゃないし特別部隊相手に手こずることも多いがジェシカは持ち前のパワーと耐久力でガンガン殴りに行ける。

挨拶代わりのワンパンチで警察を壁をぶち抜きながらぶっ飛ばし、武器の入ったコンテナを軽々持ち上げ力任せにぶん投げて倒していく様はこの作品ではなかなか味わえない爽快さ。知らなかったけどジェシカのスーパーパワーはシンプルな身体強化形なんだね。

あとやっぱりスーパーパワー持ちがいると一気にヒーローアクションらしくなって明るくなるよな。とにかくダークシリアスな本作においては一服の清涼剤として機能していたよ。

しかしもっと早く参戦してくれりゃ良かったのに今回もう市民と警察の亀裂が決定的になったり、何より登場人物が全員何かしらの理由で追い詰められてる極まった状況なのでもはやスーパーパワー持ちが1人きたからといって収集しない事態になってしまった。

遅いよー。

まあジェシカ来たらパワーバランス崩れるの分かってるし、彼女が来たところでどうなることも無い状況にしてから参戦させたとも考えられるが。

マットフィスクは前項の通りもう疲れたけどお互いが決着付けないと止まれないし、カレンポインデクスター殺したいけどマットが許してくれないし、そのポインデクスターはめっちゃ怪我してるし、グレンは病んでるし、ダニエルBBは揃って別ベクトルで追い詰められてるし、特別部隊は市民への威圧がMAXになってるし、逆に市民はブチギレてついにレジスタンスになったしetc…

あーもうめちゃくちゃだよぉ。

S2は残すところあと3話だがフィスクや特別部隊との戦いはここが最高潮でS2の中で決着な気がするしS3とか何やんのかしら。

新しい敵として機能しそうなのはやっぱりCIAか?はたまたミューズ二代目か?

1話でフィスクの野望にヴァルが一枚噛んでるのが確定してるからそこも絡んで来そうよね。

あと3話から登場した特別部隊なのにデアデビルを支持した青年 サンダース君。彼にも新展開があったのだがなんか…随分脚本に便利に使われたなって印象。

フィスクとの戦いが終わるのはいいがとりあえずパウエルだけは気持ちよくやっつけて欲しいところだ。

次回

来週は特撮関係のイベントや映画があって記事を書くので『ボーン・アゲイン』感想がいつになるか読めません!

まあ基本は1(金)or2(土)です!

それではまた

面白かったらブックマーク、お気に入り、コメント、拡散もよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました