前回 幸せザクザクチップス【仮面ライダーガヴ 第2話】感想 過去が辛くてなぜおいしい!
まだまだソーダ味にときめく男アメイジングRYOです
お菓子のチーズ味とソーダ味は条件反射的に買っちゃうね
ガヴって食育作品だったんですね!な第3話を語り散らかします。どうぞよろしく。
あらすじ
ショウマは幸果から貰った家出資金をほぼ使い果たしてしまい、なけなしの全財産でグミを購入
しかしうっかり力一杯袋を開けたせいで飛び散るグミ!
無くなる昼飯!
顔面にグミを見舞われる通りすがりの強面!
怒った強面おじさんの筋元弥彦だったが、直後空腹で倒れる行き倒れプロのショウマに困惑
今回ショウマを拾ったこの筋元には何やら事情があるようで…
炸裂!ソーダパンチと出来るバイト ボンちゃん
まずはバトル関連
今回のグラニュート ボンは初めての女性怪人…ではなく擬態している人間が女性なだけで中身はどうやら男
というよりそもそもグラニュートに性別という概念がない?
いやいやストマック家には長女のグロッタとかいるしなぁ
まあその辺は多分追々分かることなので置いとくとしてボンはこれまでで一番有能なバイト君なようで大量に報酬の闇菓子を支払われていた
わざと相手を怖がらせる雑な仕事のハウンド
幸せなターゲットを幸せなままスピーディーに刈り取るウィップル
そしてボンは相手を作為的に幸せにした上で刈るという罠を張るタイプ。各グラニュートで素材集めのやり方に個性があって面白い
実際質の良い幸せを感じている人を頑張って探して狙うよりは幸せにしてやったやつを狙うって方が間違いなく効率いいし今後もこの手法を取るグラニュートは出て来そうだ
のり弁はショウマ曰く美味しかったらしいのでひょっとしてお弁当屋さんをやっていたのも幸せを少なからず振り撒いて〝仕事〟に繋げるためだったのかも知れない
筋元に盗ませた札束が一番上以外ただの白紙という意地が悪い仕掛けでボンの性格が見えてくる
体の棘はミサイルのように飛ばすことができ、腕の棘は敵からの攻撃を受けると適応し強化される性質を持っていてガヴを手こずらせた
これに対するガヴは例によってグミアーマーがよく剥がれる剥がれる。
幹部との戦いとかになったら一回の戦いで何回装甲再生のためにゴチゾウ消費しなきゃいけないんだ?
戦いの直前に食べていたソーダ味のグミから生まれたパンチングミゴチゾウを使って仮面ライダーガヴ パンチングミアシストにフォームチェンジ
アクションするたびに青い水やビーズの本物が激しく飛び散る様が涼しげで力が入っている
CGでもいいとこを本物使う贅沢よ
フィニッシュ前のデカい腕でレバーをぐるぐるやってる姿が処刑人感あって今回もダークヒーローやってるな
決着後のポージングも発光する目も青い水で画面が青みがかるのもかっこよくて満足
やっぱガヴってかっこいいんじゃないか?
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避けては通れぬ食育要素
今回非常にお気に入りの部分
仮面ライダーガヴはお菓子で戦う仮面ライダーというテーマ性故にどうしても主人公のショウマはお菓子を食べるシーンが多くなる
仮面ライダー本来のターゲットは子供。仮面ライダーとは子供の憧れでありその真似をしたくなるのもの。というかちびっ子が憧れ、真似してくれないようでは困る
小学生に聞いた大人になったらなりたいものランキングにおいて仮面ライダービルドが放送されていた2018年度の結果が
(天っ才)博士・学者が1位だった
という話もありシリーズがちびっ子に与える影響は小さくない
…格闘家や農家や親のコネで重役になるなどはランクインしなかったようだ
それはさておき。そうなると仮面ライダーガヴをやる上で無視できない問題がある。
ズバリちびっ子がガヴの影響でお菓子ばかり食べてるようになってしまうのでは!?
ということ
ただでさえちびっ子はお菓子大好き。そこに更に大好きな仮面ライダーもいっぱい食べてるという情報が上乗せされればこれはもう少なからず影響が出るのは明白
そこでガヴはお菓子の扱いについては結構慎重にやっており2話ではお菓子を食べたショウマに幸果が歯を磨かせるシーンも入れたりしている
そして今回の筋元さんの教えだ
お菓子ばかり食べていて行き倒れてしまったショウマに対し
「馬鹿野郎!米も肉も野菜も食べねえと馬力がでねえ。」
「お菓子は小腹が減った時だけ。あとはめでてえ時とか辛えときに特別に食べるんだ」
これをこの3話で登場人物に言わせるのはすごく大事で、すごく良い。
お菓子=ご飯だと体を壊すよと映像でも言葉でも分かりやすく教えてくれているし、ショウマのお菓子との接し方が変わったことを今後も描いていけば盤石だろう
食べ物を扱う作品である以上ちびっ子達への食育は避けては通れぬテーマ。ガヴは今後もお菓子を題材にそういった部分にもしっかり切り込んでいってくれるだろう
この記事書きながらプリッツ食っちゃってごめんな
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筋元の打算なき人助け
今回のゲストキャラクター 筋元弥彦
行き場のない自分を拾ってくれた親父さんに恩返しするために空き巣をしていた強面おじさん
短気で短慮でちょっと乱暴で不器用だが行き倒れていたショウマを善意から助けてくれたり、親父の会社の資金繰りがままならずこのままでは潰れてしまうという状況をなんとかしたくて盗みを働く決して悪党という訳ではないのだが、まあ若干アレな人ではある
結局盗みはショウマに邪魔され、グラニュートにスパイスにされそうになったりと色々あって会社を救うことは出来なかった
親父さんにその事を謝り
「お前になんとかしてもらおうと思って拾ってやったんじゃねぇよ」
と返されるこのシーンはグッと来た
親父は自分を泥棒にする為拾ったんじゃない
それはショウマを拾った筋元も同じで行き倒れた彼を助けたのは打算なき善意からだった筈
自然と恩人と同じ事をしていたのに魔が刺してショウマにまで盗みの片棒を担がせようとした事を静かに謝罪するラストシーンも良い
筋元は1話の始や幸果と違い今後の再登場は期待薄のキャラクターだが、だからこそ今回だけでしっかりドラマを完結させているのがナイス
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次回
次にショウマを拾ったのは老夫婦!
2人からもらったお菓子はフワフワのマシュマロ!
何!?おばあちゃんの家にあるお菓子といえば変な砂糖ついた常温のゼリーではないのか!?
謎のグラニュート研究科 浅ぬm…ではなく酸賀と絆斗の接近はヴァレン誕生フラグか!?
それではまた
次回 マシュマロおかわり【仮面ライダーガヴ第4話】感想 悲しみだけが大切な人を守る
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追記
絆斗と幸果がすでに顔馴染みとは思わなかったね
OPの共同生活フラグはもう整っている
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