前回 ソーダパンチは罪な味【仮面ライダーガヴ 第3話】感想 米を食え!
マシュマロ焼いたことない男アメイジングRYOです
あの串に刺してやるやつね。外はさっくりで中がしゅわしゅわトロトロになるらしいですね
憧れてフライパンで焼いてみたらただ溶けました。
マシュマロのふわふわなんぞでは誤魔化せないほどキツい展開だったガヴ4話を語ります
あらすじ
今回ももちろん開幕空腹に苦しむ我らが主人公ショウマ・ストマック
野菜を売っている無人販売所を見つけるが多分お金がいるのだろうとそれをスルーする良識を発揮するもならば生えてる草を食えばいいと意図せずして畑泥棒を働いてしまう!
…がそれはすんでのところで畑の主である仲村夫妻に阻止された
「誠?」
ショウマの顔を見るやそう呼ぶ夫妻
ショウマは2人の亡くなった息子の誠にそっくりだったのだ
一方グラニュート界ではシータとジープがショウマの捜索を本格的に開始
その魔の手が迫る!
私はベイマックs…じゃなくガヴ ふわマロフォーム
まずはバトル関連から
仲村夫妻から貰ったマシュマロを食べて誕生したゴチゾウを使い変身する新形態・仮面ライダーガヴ ふわマロフォーム
細かいようだが必殺技の際に大きく膨れ上がった姿は仮面ライダーガヴ まるマロアシストというのが正式名称でふわマロフォームとは別物
ふわふわのボディはポッピングミ以上に衝撃に強く「フワフワ」というオノマトペを掴んで浮けるなど見た目にも能力にもコミカル
ガヴガブレイドが持ちにくいという欠点がある他その挙動からかなり癖の強いフォームなのが分かる
決め技は上記のまるマロアシストにチェンジして放つ〝まるマロローリング〟
複数のマシュマロを纏って巨大なローラーになり踏み潰すというこれまたユニークな技だがローラーが無数のマシュマロが集まって形成されるのでビジュアル的に苦手な人は苦手そう
集合体恐怖症って言うの?私個人は平気なんだが
今回の敵はグラニュートのバイト君ではなくシータとジープのエージェント
いわば戦闘員ポジションと思っていたがその雑魚とは思えぬスタイリッシュなデザインと戦闘力の高さを見るに
エージェント>バイト君
ではないかと思う
ヘッドロックを決めてガヴを絞め落とそうとしたり的確に銃撃でグミ装甲を剥がしたりガヴガブレイドの一撃を華麗にかわしたり力任せに戦うグラニュート達とは違う無駄を削ぎ落とした戦いが超クール
ところで
ショウマは1話時点でゴチゾウが生まれたのを見て
「多分俺の眷属だと思う」
と言う発言と
「(眷属を)使えなかったはずだろ?あの出来損ない(ショウマ)は。」
と言う今回のジープの発言を合わせて考えるなら
眷属=エージェントのようだ
単なる戦闘員ならやられてもどうってことないだろうが今回ジープ達はエージェントがやられた事にかなり驚いていたし
「私(自身から生まれた)の眷属のエージェントがやられた!」
という事なら驚愕にも納得がいく
ショウマの場合は何故か眷属がエージェントではなくゴチゾウってことなんかなと
悲しませれば安全圏…炸裂、香村節!
これまでも拾ってくれた人やその周囲の人に化け物と呼ばれては次の新天地に向かうというムーブを繰り返す関係上ビターな別れをしてきたショウマだったが今回は特に悲しいものになっていた
今回の仲村夫妻は今までのゲスト達と違いショウマの化け物(仮面ライダー)としての姿を見ていない
ショウマが化け物と呼ばれ姿を消すのはその存在が人々を怖がらせると1話で学んだからなわけだが、では一度も変身する機会がなければそこを新天地としてショウマは永住出来るのか
そんな疑問に対し残酷な答えを脚本は用意してくれた
仮にショウマが新たな居場所を見つけそこはグラニュートのやってこない地だったとしても人々と関わり幸せな日々を過ごせば笑顔が溢れる。
その幸せは必ずグラニュートのターゲットとなってしまい化け物の現れない地にも化け物を呼んでしまう
ショウマ自身が世間知らずだがかなり明るい性格なのも良くない。彼は共にいる人を笑顔にしてしまう。
そうなると結局今のまま深い関係になる前に次の場所に移るか、心を閉ざして誰とも繋がらないようにする以外にグラニュートを防止する手段がなく、結論
ショウマは新天地を手に入れられないということになる
なんちゅうことをしてくれたんや香村はん…
誠を失い悲しみを負っていた仲村夫妻の前からショウマは突然姿を消す事になり夫妻はきっと再び子供を失ったような気持ちになっているだろう
しかしそれでいい
悲しみに暮れる人をグラニュートは狙わないから
悲しませる事こそが大事な人を守る唯一の手段…
非常〜〜〜に香村脚本らしい意地の悪さに朝からグッタリですよ
帰ってこないショウマの無事を願って息子の仏壇に手合わせる奥さんとかやめてよ…
でも面白いんだよなぁ。だから好きよ香村作品
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おっちゃんに恵まれた男 辛木田絆斗
着々と進む絆斗のストーリー
今回は前回出会った酸賀からグラニュートについて多くの情報を得た
まずは酸賀を演じる浅沼さんの演技が雰囲気あって凄くいい。元々声優以外も色々やってる方なので当然かも知れないがどこまで信用していいか分からない胡散臭さが抜群
人間をアクスタにする技術 ヒトプレスは絆斗の母が攫われた頃にはまだ無かったという新情報も出てきた
前の記事で書いたが私はてっきりあの場でお母さんが食われたんだと思ってたんで攫われてたってのが意外
推定20年前後ほど前まではグラニュートは人間を直接攫うしかなかった。幸せな人を幸せなまま捕まえる事が上質なスパイスを作る条件である事を考えるとこのやり方で捕まえた人間は多分ろくなスパイスにならない
しかしヒトプレスの登場で人間を幸せなままスパイスにすることが可能になりこの技術革新で一気に闇菓子の味は向上したことだろう
このヒトプレスを開発したのが誰なのかも気になるところだ
対グラニュート用の兵器開発の為に酸賀に攫われたゴチゾウに気付かないショウマ…いっぱいいるし仕方ないね
そんな酸賀を怪しいという絆斗の師匠でもう1人のおっちゃん 塩谷
普通の人間にしては知りすぎている。ソースは?どうやってそんなに調べた?そもそも妄想じゃないか?
一流のジャーナリストらしく鋭く的確に絆斗に釘を指す姿がなんとも頼もしい。イケオジって感じじゃなくちょっとくたびれてんのも演じている小松さんの魅力よね
しかし2人を陰から監視するエージェントの姿が気になる
塩谷さん…やばそう…
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次回
謎のグラニュートはショウマの味方!?
絆斗が皆に伝える言葉…
こいつは化け物じゃない!
そして発動!新フレーバー ヒリヒリチップス!
それではまた
次回 思い出がヒリヒリ【仮面ライダーガヴ第5話】感想 ダブスタクソ親父!
追記
ストマックパパはショウマとみちるを保護してくれてたらしいから良い人だったっぽいのが救いだなぁ
その割にはショウマの口から親父の話出てこないけど
あと回想の泥みたいなスープは草以外食えない人間の2人でも食えるようにしたけど美味くもなんともないんだろうな