地獄の電車ごっこ【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ32】感想 勝利のイマジネーション!

スーパー戦隊

前回 華麗なる挑戦【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ31】感想 まず第一にカレーとはなにか?

一時期一番好きな戦隊ヒロインがトッキュウジャーミオ/トッキュウ3号だった男アメイジングRYOです

瀬奈お嬢様出てくるまではずっと1位でしたね

その割にミオ役の梨里杏(現在は小島梨里杏に改名)さんをずっと「なしさと あん」って読んでたけどな(正しくは「りりあ」)!

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あらすじ

ディスレースに大敗を期した玄蕃始末屋コンビに助けられ電車の車両基地に連れてこられていた

ズタボロで尚もディスレースを追おうとする玄蕃を止めるビュンディーだが今の玄蕃に助言は意味をなさない

しかしそんな時3人の耳に飛び込んで来たのはどこか悲しげなハーモニカのメロディ。その正体は…

一方サンシーターギャーソリン集めのために電車を苦魔獣にしようとするが手違いから線路をガッチャン♡

苦魔獣センログルマーが誕生してしまう


ライト&明登場!TQG10年ぶりに出発進行!

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/boonboomger/episode-guide/detail/1244014_3963.html

今回は12話同様他作品とのクロスオーバー回

今年で10周年を迎えるトッキュウジャーとのコラボ回だ

…え?トッキュウジャーから10年経ったの?

もうこの辺は全部リアタイしてるんで本当に時の流れを残酷なほど感じる。来年ニンニンが10周年ってことよね?

まあそれは置いとくとして今回も12話同様良質なクロスオーバーを展開していたと思う

割と何をやらせても違和感ないを起点にしてブンブンジャーの物語の縦軸、主に玄蕃のストーリーを進ませながらもトッキュウ1号の登場から主題歌や乗り換え変身連結バズーカといったトッキュウ要素を組み込んで最後の最後にまさかのオリキャスのライトの顔見せで終わる美しい25分だった

ライトを演じるのは今やすっかり売れっ子俳優の志尊淳さん。声の感じが当時とあんまり変わってなかったのが良かったなあ。10年経って本当にたくさんのお仕事をされて身につけた貫禄や自信が顔にも出ているのか凄く頼もしい先輩戦士の表情になっていて当たり前だが「10年経ったライト」そのものだった。

〝レインボーラッシュ・連結解除〟にはチケットくん(cv.山口勝平)まで登場。レインボーラッシュは平成のゴレンジャー・ハリケーンと呼ばれて久しい。このイマジネーションさえあれば物理法則になど縛られない自由さがトッキュウジャーの魅力でありクロスオーバーのハードルを下げてくれる便利な部分

乗り換え変身時に使用したのは3号4号。これブンブンジャーにはいないカラーを選んだんだそうだ。

志尊淳だけじゃなく横浜流星まで出てるぞ(出てない)!

信号ハンマーの信号が変わると衝撃波が出るやつがめちゃくちゃ懐かしかった。あれ好きだったな当時。

巨大戦時にはちゃんとスーツのトッキュウオーが登場。12話のエンジンオーはCGだったがこっちのスーツはまだ使えたんだね

トッキュウオーバイオレットが乗るのもサプライズだったがなんと次週以降もバイオレットが使う様子。今回乗り物酔いで戦えなかったビュンディーの強化に繋がるようだ。

トッキュウオーといえばコクピット後ろの電光掲示板で遊ぶのが定番だったが客演回となる今回もしっかり健在。

こういうの見て当時の記憶を蘇らせながらあったな〜ってなるのが正しい客演回の楽しみ方な気がする

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しっかり引かれる玄蕃帰還へのレール

派手なクロスオーバーの裏でしっかりと物語も進む

前述通り今回のドラマは主に玄蕃の心境に比重が置かれていた

ディスレースへの復讐心に仲間たちを巻き込まない為にブンブンジャーを脱退した玄蕃だが前回その宿敵に歯が立たず完敗。

傷だらけになって始末屋コンビに助けられ、助言をされても止まろうとしない。止まれない。

思うに玄蕃は早く楽になりたいのだ。自分に渦巻くどうしようもない怒りから早く解放されたい。

だから復讐を完遂しようとエンジン全開で走り続けている訳だがそれは一方で自分の身を顧みていないわけで、そんな姿を見てはかつての自分と同じ死に場所を探していると形容した

これは当たらずも遠からず。もまたシャドーラインで犯した罪(雨天中止)から解放される為に戦い、いち早く贖罪の旅を終わらせたかった。楽になりたかったという意味では玄蕃と同じ。

しかしは自分を心配してくれる仲間がいることをはじめ多くを学び、探すべきは死に場所ではなく生きる場所であると知った。

「仲間がいるんだ。お前にもいつか分かる。」

という台詞はトッキュウジャー履修者にはグッと来る

との絡み以外にもセンログルマー〝整列乗車フラッシュ〟を受けたことで強制的にブンブンジャーとまた一緒に走ることになってあわあわしてる玄蕃もお気に入りなシーン

今の玄蕃は意地になっちゃってるならこういうトラブルでもないと会えないからね。あんだけシリアスな感じで出て行って一緒に電車ごっこすることになるのはさぞ気まずかろう…

これは地獄の電車ごっこですわ

先斗との相撲も絵面は若干ギャグながら互いの気持ちを激しくぶつけ合うシーンになっていて玄蕃の心を開くには重要なポイント。

自分1人で見える景色には限界がある。違う誰かが隣にいてくれれば自分には見えない景色を互いに共有できる。自分では気づかなかったことに気づかせてくれる。

25話ブンブンジャーといるとバクアゲになれると言った先斗からすればそんな最高の環境を捨て、あまつさえいつまでも戻って来ない玄蕃大バカ野朗なんだな

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恐怖(?)のセンログルマー!ジャスタウェイ!?

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/boonboomger/episode-guide/detail/1244014_3963.html

今回の苦魔獣センログルマー

〝整列乗車フラッシュ〟なる光線を浴びた相手を強制的に電車ごっこに参加させ、しかもその電車ごっこは止まったら全員が爆発するという仕掛け付き

これギャーソリンを集める上ではかなり有益な能力な気がする

走り続ければ疲れて悲鳴が上がるし、止まれば爆発=死が待ってるわけだからその恐怖がさらにギャーソリンを絞り出す

その割に何故か今回はギャーソリンが出るシーンがなくディスレース参戦後には珍しくギャーソリン徴収0のままで倒されてしまった

参加させた人達が偶然スーパー体力あったのかな?

ところでセンログルマーのcvを担当したのは坂口大助さん

坂口さんトッキュウといえば…

第37駅「理不尽クイズ」を思いださずにはいられない

この回の怪人 ナイトのcvを担当したのが坂口さんだったのだがこのキャラがというよりナイトの使用した武器の方で当時はちょろっと話題になっていて

ナイトの武器は馬の飾りが施されているハルバードなのだがその名前がジャスタウェイ

これ坂口さんの代表作であるアニメ『銀魂』のネタなんだ

詳しくはこちらをご覧ください

まあこのようなネタで記憶に残っている人も多かったかもしれんがいやはや10年経ってのクロスオーバー回でこの回を連想する敵が出てくるとは思わなかったね

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次回

マッドレックス・フューリーとの大決戦!

玄蕃の取るべきハンドル…進むべき道とは

今、もう一度みんなで走り出す時!

誕生!チャンピオンブンブンジャー!

それではまた

次回 調達屋は譲れない【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ33】感想 達者で走れよ…


余談

今回で当ブログ内の記事が100個になりました

ブログを開設して半年。読んでくれる方は毎月増えていてありがたい限りです

PV数は数えたところ半年で5000弱ほど

ブログ開設して半年で5000前後はまあ普通くらいのレベルだそうです

今後もヒーロー作品に愛を持って感想や紹介記事を書いていきますのでどうか「ヒーローというぬかるみ」をこれからもご贔屓に

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