前回 宇宙人がやってきた【ウルトラマンオメガ 1話】感想 誰が食っても焼きそばは美味い
早いもので来週は夏の風物詩『ウルトラヒーローズEXPOサマーフェスティバル』
もちろん初日に行く男 アメイジングRYOです。
記事を上げますからね!よろしく!
第2話を語っていきましょう
あらすじ
怪獣グライムがオメガに倒されてから1週間。
未だ多くの記憶を失ったままのオメガはすっかりコウセイの倉庫に居着いてしまいコウセイもどうしていいか分からず否応なく2人の共同生活が始まっていた。
昼食にしていた2人はラジオで群馬県に新たな怪獣が出現したことを聞いて現地に向かいそこで生物学者の卵 イチドウ アユムに出会う。
全く未知の生物である怪獣の調査にも「やれる人間が頑張るしかない」というアユムに感銘を受けるコウセイ。
そしてオメガは出現した怪獣が水棲毒獣ドグリドであると思い出すのだった。
オメガ改めオオキダソラト。ウルトラマンへの道

まずはなんかすっかり普通に喋れる(?)感じになっていたオメガ改めオオキダソラトについて話していきたい。
1話の拙さはなくなり普通に喋ってる分にはあんまり変じゃなくなったけどそれでも相変わらずのお惚けトーンと世間知らずなムーブは継続。
なんか思えば1話は0〜1歳くらいの赤ちゃんだったよな。口数が多くないのは言葉を知らないからってのとまだうまく話せないから。ボーっと空を見て指差すとか言葉より行動が先行するのもそれくらいの歳の子供っぽい。
今回は言葉が分かるようになって前よりはお喋りになったみたいな人間でいう幼少期くらいの年頃になっていた。文字通り成長しているということか。
普段は惚けてるけどどこか超然としていて戦う時はキリッと頼りになるお兄さんキャラってなんか昭和か平成初期かのとにかく一昔前の懐かしいキャラ付けだけどやっぱりいいよなこのタイプ。今見ても古臭くないし全然今の子にもウケると思う。
『太陽の勇者ファイバード』の火鳥さんもみんな好きでしょ?
え?知らない?
声ノリスケさんなのにかっこいいんだよ火鳥さんは。
「オオキダソラト?俺ぇ?ソラ…おお、いいな。」
のとことか言い方といい凄い好き。
アユムに巨大生物がどんなだったか聞かれた時の答えるコウセイの横でなんとか言葉にしようと頑張ってるんだけど上手くいかずにパクパクしてるソラトが可愛くてここもお気に入りのシーンだ。
前回で飛べることを学んだように今回は「変身は人目から隠れて」「変身解除は飛び去るフリしてその辺で」というウルトラマンなら当たり前のムーブを学びまた一つウルトラマンに近づいたソラトくん。すごいね〜。えらいね〜。
ウルトラマンも怪獣もいない世界だからこそ一から我々が知るウルトラマンのフォーマットが作られていく様を劇中で見れると考えると中々に新感覚。
ところで「ご飯作ってあげませんよ!」で完全にコントロールされるウルトラマンというのも思えば珍しい。
『ジード』のりっくんや『Z』のハルキがちょこちょこやってた腹ペコウルトラマンムーブをもっと全面に出したのが今作って感じ。
てか野菜スティックに文句言ったりとにかく味が濃くカロリーあるものを欲しがってるみたいだしそれこそりっくんやハルキみたくカップ麺バカ喰いがベストアンサーな気がする。
ママ(コウセイ)が許さないか。幼少期にカップ麺なんかあんまりよくないしな!
アユムの言葉はコウセイの原動力に?

3人目のレギュラーキャラクターにして本作のヒロインとなるイチドウ アユムとコウセイ周りの話について。
アユムさんは落ち着いていた大人のお姉さんって感じで今のところ際立ったキャラの強さはないもののこれからいなくてはならない存在になって行くんだろうなって気がする。毎回の怪獣の研究に必ず絡んでくるなら半分防衛チームポジションを兼任してるみたいなもんだし。
何よりソラトとコウセイのタッグに足りない「知」を補ってくれる存在だろうし。
怪獣など存在しない世界では専門家など当然いない。
誰も右も左も分からないからこそやれる人間が先頭に立ち頑張るしかないという見上げた精神で未知の怪獣研究を頑張る姿はかっこいいし、この考えはコウセイに大きく影響を与えていると思う。
ウルトラマンの正体を知り、ソラトと同居し、そのソラトは怪獣を感じ取れる。そんな環境にいるコウセイは明らかに「やれる人間」側であり、アユムの言葉がそのまま彼がソラトと共に怪獣事件に首を突っ込んでいく理由になっていくことだろう。
そのコウセイはというと上記でも書いたがお母さんムーブに拍車がかかる。
人間の社会にいる以上ルールを守らなければならない、警察の言うことには逆らうなという基本的なことからアユムの話でソラトの正体はバレてはならないと理解しソラトに目立つムーブの一切を禁じるよう約束させるなどソラトを思っての行動が一貫していて好感度が上がる上がる。
ちゃんと聞いてない感じのソラトの肩掴んで「分かった?ルールは守る!」から凄まじいマザーオーラが漂う。
それでいてアユムの前では尊敬できる年上を仰ぐ若輩者もやれるんだから幅が広い。
ところでオメガが巨大生物2号にカウントされてるのいいよね。研究が進んでないがゆえにウルトラマンと怪獣の区別がなく同一視されてるのが怪獣黎明期って感じで非常に好き。
『クウガ』の4号とか『ULTRAMAN』のザ・ワンとネクストみたいなさ。
デフォルメ無しのキモさ!?水棲毒獣ドグリド登場

最後にドグリドとオメガ周りについて。
ドグリドくん、キモさがいいね。ヤドクガエルを思わせる毒々しいカラーリングに背中のイボやら両生類らしい目やらデフォルメを抑えたデザインのおかげで自然界にいそうな、そして見かけたら絶対近寄っちゃダメと直感出来るようなビジュアルに仕上がっていた。
ヴァグセクトの圧倒的「虫!」感もそうだけどこれが『オメガ』怪獣の作風なんだろうか。
両生類らしく水場だと活気を取り戻しパワーアップして、体が傷つくとそこから草木を一瞬で枯れさせる強力な毒液を分泌するという生態ゆえにオメガスラッガーによる攻撃はNG。
更に毒をジェットのように推進力にしての体当たりなど見かけによらず器用ねドグリドくん。2戦目にしてオメガをカラータイマーが鳴るレベルまで苦戦させた。
でも戦う前から腹減った腹減った言ってたし野菜スティックじゃ腹膨れんし今回はドグリドが強いってよりはオメガ側のコンディションが悪かったからの苦戦って気もする。
空腹抜きにしても記憶失くして1話冒頭のヴァグセクト戦に比べりゃ弱体化してるわけだからそりゃ苦戦もするか。レベル1にされちゃったみたいなもんだし。
実際今回は必殺光線〝レティクリュート光線〟を思い出した途端に倒せてるし本来のオメガは並の怪獣なんて敵じゃないくらいのベテラン戦士な気がする。
記憶だけでなく力も取り戻していく物語。いいねぇ。好きよそういうの。全部取り戻してフルスペックになってからの無双とか燃えるんだよな。
戦う前の相手を見据えて五指を広げまるで怪獣を握り潰すように指を閉じるルーチンはどことなく殺意が高く感じるし本来は怪獣に対してかなり攻撃的な性格だったりするのかもなってのも感じた。だから怪獣にも詳しいのかなと。
…赤くて怪獣への殺意強め?あれ?どこかで…
♫赤い〜赤い〜赤い〜あいつ〜
次回
季節外れの寒波到来!
現れたのはペンギン怪獣!?
そしてメテオカイジュウ レキネスも参戦だ!
それではまた


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