前回 ギャルに真剣!緒乙はキャラ変!?【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第20話】感想 敬語は使え
すっかり祭りと疎遠の男 アメイジングRYOです。
何度も思考を巡らせたけどやはり答えはいつも同じ
自宅が最強!
まあ焼きそば、たこ焼き、フランクフルトは好きなんで近所でやってたらそれだけ買いに行ったりはするけど
前回からの流れをぶった斬った21話を語っていきましょう!
あらすじ
角乃が緒乙と和解したのも束の間、突如乱入したファイヤキャンドルによって緒乙のシンケンジャー指輪が奪われてしまった。
ユニバースシンケンレッドとなりパワーアップしたファイヤキャンドルは吠との決着をつけるに相応しい舞台を用意すると撤退し、意識を失い倒れた緒乙もまた謎の男に連れ去られた。
しかし角乃は見逃さなかった。男の眼が灰色だったことを…
消えた緒乙を探すのに躍起になりテガソードの里にも顔を出さない角乃を心配した禽次郎は夏祭りが開かれることを知り気晴らしに皆で行くことを提案するがその会場で夏祭りナンバーワンバトルに挑む事になる。
バカ騒げ!いやさか夏祭りナンバーワンバトル!

『シンケンジャー』へのリスペクトに溢れ、悪役としてのファイヤキャンドルのリスタートにもなった前回はかなり満足度の高いものだった。ギャル対決も笑えたしね。
しかし!あのかなりシリアスな引きからまさかこんな回になるとは…ピリッとしても一周ですっかりいつもの空気を取り戻してしまうのは良くも悪くも『ゴジュウジャー』らしさかね。
祭りナンバーワンバトルはゴジュウジャーより協力して挑むブライダンが仲睦まじくて微笑ましかったね。ゴジュウジャー側は吠、陸王、真白が役に立たず実質後半の竜儀無双以外いいとこ無かったし。
手下のはずの祭りノーワンのために出張って来てチラシ配ったり、焼きそばonケークを作ってくれる幹部達。やはり中々のホワイト企業だよなブライダン。所属したい悪の組織ランキング上位に来るぞ。
焼きそばonケークは「甘じょっぱ」最強という理論から生み出されてるのは分かるけど同じパックに焼きそばとケーキが入ってんのはちょっと…
「しょっぱさと甘さの無限ループ…抜け出せない!」って焼きそば食ってケーキ食ったら普通にお腹いっぱいでご馳走さまで抜け出せると思うのは私の年齢のせいだろうか。
前はあくまでリクオニスト、一ファンとして陸王を見ていたいと言っていたブーケだったが今回はついに自分からアタック!デートのお誘いをするが玲さんの件で頭がいっぱいの陸王にフラれてしまう。
おいたわしやブーケ嬢…ネイルや浴衣にこっそり青を仕込んだりするのがガチオタ感あったのに…
柏餅よろしくブライダンの用意した屋台メニューには中毒性がありただでさえ普通に負けそうだったのに客を釘付けにされて禽次郎は大ピンチ!
その時駆けつけたのが我らがテガソード狂信者、実は作品外での女性人気が凄いらしい暴神竜儀だった。
祭りとは本来文字通り「神を祀る儀式」であるのだから竜儀を主役にして正しい意味でテガソードを祀る祭りをさせようって話の流れはぶっ飛んでるようで実に真っ当ストレート。バカ騒ぎの根底にチラッと見える知性が憎い。
竜儀の用意した屋台もちゃちなようで小道具がしっかりテガソードリスペクトしてるからなんかテレ朝のサマフェスとかでちょっとありそうな雰囲気出てる。やってることはただのスーパーボール救いと輪投げだが「指輪の契約者の疑似体験〜」みたいなこじつけ文が更にそれっぽい。
「祭りに必要なのは屋台とかそんな見てくれじゃなく熱!ハイテンションのバカ騒ぎで日々の疲れや憂いを吹き飛ばす事こそが祭りの本質」って落とし所は上記のように正しい意味での祭りをやりつつ「意味なんて分からないでいいから騒ぎなさい」って現代のお祭りのことも肯定していて面白かったね。
ただ屋台依存症設定に関しては判明してから解けるまでがスピーディー過ぎてもはや無くて良かったんじゃないかって気はしたかな。なんで解けたのかよく分からんかったし。
あと祭りの実行委員会みたいな人らは短時間でテガソード信者にされたんだよね?
宗教に懐柔される流されやすい人がそこそこいる街なのなんかちょっと…大丈夫なのか?
まあ、いやさか
失礼。まあ、いいか。
もっと強く…!力の探究者ファイヤキャンドル

続いてファイヤキャンドルの話題を。
冒頭、シンケンジャー指輪を手に入れた事に大はしゃぎしてブーケやスイートケークの軽ディスりも勝手に褒められたことにする様は前回の悪役ムーブから一転しいつものファイヤキャンドルが戻って感じだったが、今回ラストでは再び力を渇望するバーサーカーとしての片鱗を見せどうなっていくのか実に読めないこの男。
祭りの最中にはシンケンレッドのお面を付けてくるなど相変わらず茶目っけが凄いから親しみやすさは無くならないものの前回から元々持ってた「戦士」としての面が今まで以上に強調されるようになった感じだよね。
おちゃらけることもあるしアホだけど戦いのことになるとプロの戦士としての顔を見せる漢…
何それ。超かっこいいじゃん。
前回の抜刀の動作を仕込んだクラップも良かったが今回の『オーズ』の伊達さんのように指輪を空に弾いてキャッチするのもいいね。ファイヤキャンドルは手袋してるのもあってこのシーンは三本木さんが中々苦労したんだとか。
ユニバースシンケンレッドの実力は相当なもので後半戦ではウルフ、レオン、ユニコーンを同時に相手にしながら互角に渡り合う。蹴りを積極的に使うシンケンレッドって新鮮だな。
緒乙は「塗装(ペイント)」を相手へのデバフに使っていたのに対しファイヤキャンドルは自分へのバフ掛けに使うのが同じ姿でも互いのスタイルの違いが出ていて好き。烈火大斬刀はやっぱりファイヤキャンドルのシンケンレッドに似合うね。
巨大戦ではキングキャンデラーと何故か連動し蘇ったシンケンオーの2機でテガソードを追い詰めるが竜儀達のテガソード様祭りの力でシンケンオーに裏切られてしまうファイヤキャンドル。
いや勝手に蘇って勝手に協力したのに勝手に裏切るな!!
このシーンはリアタイ時のXで三本木さんもツッコんでいた。そりゃそうよ。
ここで気になったことを一つ。
本来テガソードとの願いの契約無しに銀テガソードやセンタイリングは使えない筈なのにファイヤキャンドルが使えてしまったのは真白曰く「指輪が契約者を選んだ」から。
そしてファイヤキャンドルの呼び声に呼応するようにロボの墓場で眠りについたはずのシンケンオーが目覚めたのも基本的にありえないイレギュラーだと言っていた。
この事から考えるにシンケンジャー指輪さん、ファイヤキャンドルのことめっちゃくちゃ好きなんじゃないか?
もはや適合者と言っていいほど相性抜群。
そしてシンケンジャー指輪にそれほどまでに選ばれる人間が果たして最後まで悪役だろうか…
シンケンジャー指輪に選ばれ認められていることは彼が正しいことをやれる人物である証明な気がする。
ついに登場…灰眼の男 具島玲は何者?

『ゴジュウジャー』は「家族」が根幹にある作品で劇中のゴジュウジャー達も皆家族に関連したそれぞれのドラマがある。
しかし陸王だけはそれに該当する過去がなく、かと言ってアイドル時代の話もそれほど掘り下げられず初期5人の中で1番バックボーンが不明瞭だったのだがここでついに彼の過去に深く関わる人物が登場した。
具島玲(ぐしま れい)。
今回の話を見る限りどうやらまだアイドルになる前の陸王と親しかった人物で陸王も凄く懐いていた様子。そして最大の特徴は灰色の眼…!
今回緒乙を連れ去ったのも、かつて緒乙を誘拐したのもこの玲らしい。
陸王がかつて灰色のカラコンをして活動していたのも彼への憧れからなんだろうか?
前回緒乙を誘拐した相手の特徴を聞いた陸王の様子がおかしかったのは灰眼と聞いて玲を思い出したのか、それとも玲が誘拐犯であることを知っていたからなのか。
謎は深まるが玲の登場で溜めて来た陸王のドラマが一気に動き出しそうだ。
演じるのは『ゴーバスターズ』のブルーバスター/岩崎リュウジ他色々な東映特撮に出演している馬場良馬さん。
14年前にブルーを演じた人が最新作のブルーにとっての重要人物になるのいいなあ。
ところで予告の時点で「久しぶりだねぇ。陸王。」って台詞がねっとりしていてクオン感あるのやめて。2人もいらんぞそのポジション。
最後に余談なんだが馬場良馬さんが演じる特撮キャラって色々いるんだけど『ゴーバスターズ』以降のものに限ると皆同じタイプのキャラだったりするんだ。
どんなタイプかというと
「最初味方だけど実は敵」タイプなんだ。
マジでずーっとこのタイプのキャラやってんのよ!
なんで玲さんも不安です…
次回
陸王の恩人 具島玲登場!
節約ノーワンの仕掛ける節約ナンバーワンバトル!
立ち上がれ吠!この勝負だけは負けられないぞ!
それではまた


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