ド根性警察、晴れ渡る!【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第25話】感想 清々しいほど坂本回

スーパー戦隊

前回 学園を騒がす快盗さ【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第24話】感想 カロリー過多のメガ盛り回

『西部警察』を観てみようかなと定期的に思う男 アメイジングRYOです。

年々観たいものが増えていく。幸せな事だと思います。長生きしなきゃいけない理由になるのだから。

前回よりも坂本味濃いめだった25話を語っていきましょう!

あ、あと『全スーパー戦隊展』行ってきました!

こちらもどうぞよろしく!

あらすじ

青春ノーワン〝青春洗脳〟による慧海学園の支配は校長の晩堂の協力もありゴジュウジャーに破られた。

しかし直後もう1人のノーワン ド根性ノーワンが姿を現す。奴こそが学園支配の真の黒幕でその中には晩堂の娘 美月が囚われていたのだった。

晩堂美月を救う為に1人ド根性ノーワンに挑み、ゴジュウジャーの前にはクオンが現れ傀儡となった指輪の戦士達が襲いかかる。

そして己の過ちに今なお膝を折ったままの学園ポリス 晴渡一輝。彼は再び立ち上がることは出来るのか。

採石場!生身!ナパーム!挿入歌!むせ返るほどの坂本節

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/gozyuger/episode-guide/detail/1246415_4083.html

今回のエピソードを見てしまうと前回は『ルパパト』本編のオマージュとか他に気を遣っていて真の坂本節が出ていなかったと思ってしまうほど今回があまりにも坂本監督回過ぎたな。

ド根性ノーワンによるエンゲージ封印でキャストの生身アクションに理由付けをしつつ、突如ワープさせられる採石場。採石場に来たのだからもちろんナパーム爆破という鮮やかなコンボで楽しませてくれた。

陸王のナパーム凄かったね。四方囲まれての4連発。もちろん安全には配慮されてるんだろうが生身のアレは下手なことすりゃ怪我するし多分ちっちゃい砂利とかは全然飛んで来て痛いし撮り直しできないから緊張感も凄いし我々はナパームだキャハハ!と笑ってられるが役者さんは本当に大変なシーンだと思う。

背景でナパームドカンしながら画面手前に吹っ飛ぶって構図ってもう坂本監督の専売特許みたいになってるよね。

役の冬野さんは本格的なアクションが本作が初で採石場のシーンはまさにド根性の体当たりで演じたんだとか。顔が映ってないシーンはおそらくスタントさんが代わってるんだろうけどそれでも素の身体能力がやばい一輝役の寺坂さんに喰らいつくようにかっこよくアクションを決めていた。

ただやっぱり寺坂さんの動き凄いわ…バク転とかアクロバットとか全部自前でやってんだもん。

あとアカニンジャーにやった大きく振りかぶりながら正拳突きの要領でテガソードuniを突き立てる動きが一輝が空手をやってる設定も反映されてるし放った後もブレずにピタッとしていてめちゃくちゃ決まっててかっこいい。

坂本監督といえば挿入歌ラッシュもお馴染み。

一輝vsレッド軍団ゴジュウジャーvsブライダンルパンパトウルフvsド根性ノーワンで実に3回も挿入歌が流れた。

てもやっぱりOPバックの戦闘っていいよね。否が応にも盛り上がるよ。

レオンティラノがそれぞれガオレッドレッドレーサーって自分達が深く関わったユニバース戦士の姿になって長らく煮湯を飲まされてきたガリュードに2人でリベンジを果たすのも熱い。初登場から一緒だしプリキュアコンビは絵面の収まりがいいね。

え?

「なんでこの2人がプリキュアコンビなの?」

って?

みんなも観よう!『補ジュウ計画』!面白いよ!

今回はおじいちゃんみたいなファイヤキャンドルが見どころだったよ!

ド根性師弟の絆!やっぱり強過ぎ高岩さん

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/gozyuger/episode-guide/detail/1246415_4083.html

一輝のエンゲージポーズが明らかにウルトラマントリガーだったのはもはや語らずとも皆知ってることだが晩堂のエンゲージポーズはなんと平成ライダーがモチーフのようだ。

最初のクラップがカブトの天を指差すポーズ、次が龍騎〝ドラゴンライダーキック〟の前動作、次がウィザードの決めポーズ、次がかなり微妙で不明、次がまあ強いて言えばW「お前の罪を数えろ」っぽい(?)、変身後の動きは完全に電王「俺、参上!」

4番目が非常に微妙で分からなくて悔しい…オーズスキャニングチャージの時の動きかなって気がしないでもないんだけど。

…いやなんでスーパー戦隊の変身ポーズが方やウルトラマンモチーフで方や仮面ライダーモチーフなんだよ!

自由過ぎないか!?

「いざ掴め!ナンバーワーン!」ゴーゴーゴジュウジャーってコールされてるのにゴジュウジャー不在のナンバーワンバトルはなんだか新鮮だったが、主役チームがいなくても晩堂一輝がゲストキャラとしては最高レベルにキャラが立っててちゃんと今回のエピソードの主役やれてたから全然荷が重い感はなかったね。

「ついてこれるか?この俺に」

平成を背負ってきた男の子の言葉の重さと来たらどうだ。

寺坂さんのアクションが凄かった前項で書いたが高岩さんが今回もキレッキレ。

屋上でのド根性ノーワンとの戦いも回想での一輝との組み手シーンもおよそ56歳の動きではない。

「この学園を守れるようになりたいんです!」

って高岩さんより強くないと守れない学園ってなんなんだよ。普段から今回みたいなやばいこと起きてる学校なの?慧海学園って…。

晩堂絡みでちょっと面白かったのが娘の美月「お父さん!」って悲痛な悲鳴が聞こえたかと思いきや次のシーンで美月アーイー相手にキレッキレのアクションで善戦してたところ。さっきの悲鳴はどこに行った!?

前回はルパンレンジャーパトレンジャーの原作から持っている要素を活かす回だったが今回は本作のキャラクターである晩堂一輝をさらに掘り下げる回になっていて結果このド根性師弟も凄く好きになれる作りになっていたのが良かったと思う。

これまでの指輪の戦士の中でもかなり好きだよ高岩マナカケンゴ

元鞘に戻る?真白inテガソード

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/gozyuger/episode-guide/detail/1246415_4083.html

「熊手真白は危険な男。お前は奴を知らない…」ってグーデバーンに警告していかにも真白を警戒してる感じだったのに呼ばれたらホイホイ出てきてコックピット開いちゃうテガソード様ちょっと尻軽じゃない?

まあ人間ちゅわんが全員好きな人だから仕方ないか。

これまでイマイチ意味が分からなかった真白ユニバース指輪俺様指輪に変化させる能力。その意味がついに明かされた。

どうやら一定数俺様指輪が揃っていればユニバース指輪に眠るロボの力を借りることが出来るようだ。

テガソード様は元のビジュアルがイカすから手が電車になってもかっこいいな。

これ色んなテガソード様のカスタムが見れそうでワクワクするんだけどたくさんカスタム見れるってことは同時に別れた相手に呼ばれてはホイホイ出ていきその都度乗られる都合の良いロボにされる情けないテガソード様を何度も拝むことになるってことだから少々胸が痛むな。

この俺様指輪化はテガソードへの反旗な訳だし着々と俺様指輪が増えてることは終盤デカいイベントに繋がって来るだろうなって気がする。

そして例によって便利な当て馬にされるMr.シャイニングナイフMs.スイートケーク

今回はシャイニングナイフが個人的にド根性ノーワンと友人という設定も出てきて前から思っていたがブライダンノーワンと幹部達の距離感って面白いよな。

単に幹部と使役されるものじゃなく今回みたいに友達だったりスイートケークときめきノーワンのファンだったりテガジューン以外階級みたいなものがなく全員あくまでフラットというか。

ド根性ノーワンテガジューンへの謀叛を考えてたり決して一枚岩じゃないのもキャラクター達に幅を持たせてくれた。

次回

、ついに就職!

就職先はまさかの大企業…その名は東映

東映サブスク声優も出演でまごうことなき夏のギャグ回だ!!

それではまた

次回 秘密に密着!遠野吠は侵入社員【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第26話】感想 恐ろしいまでの低予算

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