前回 赤影参上【仮面の忍者 赤影(2025)3話】感想 嫌いじゃないぞ新白影
前の家では目の前が畑だったからなのか雨が降ると玄関前にでっかいカエルがいることがあってそれがめちゃくちゃ怖かった男 アメイジングRYOです。
東京23区ぞ!?
なんか面白くなってきた(?)な4話を語っていきましょう
あらすじ
赤影、青影、白影の3人が金目教についての情報を整理する中、三成がなんと闇姫を拘束し連行して来た。
曰く、残忍な金目教のやり方に嫌気が刺して逃げ出したのだとか。
闇姫より幻妖斎のことを聞き出すべく忍達は尋問を開始しようとするが時同じくして蟇法師と千年蟇が再び城下に襲来。対応に向かった青影、白影は苦戦を強いられることに。
そして闇姫と2人きりになった赤影にも危機が迫っていた。
エンジンかかってきた?いや慣れて来た?

なんか面白くなって来た!?
…いや、こっちが楽しみ方を理解し慣れただけか?
分からんがとにかく今回は結構いい感じだった気がする!
とにかくまずはドラマパートの話題から。
例によって頻繁にコメディが差し込まれるが今回はそこもなんだか悪くなかったんだよな。赤影が青影に心の中だけでツッコンでた前話までの件を振りにしての
「(何度言ったら分かるのだ…!)」
「(…一度も言ってなかった)」
とかは結構好きだし、白影が「敬語は使わなくて良い」って言ったから青影が「白影ちゃん」って呼んだら速攻ビンタされる件とかはちゃんと面白かったと思う。ベタだけどね。
白影が幻妖斎に一目で正体を見破られたって台詞があったけど、やっぱり幻妖斎=光秀だと思うなー。この辺の伏線の貼り方もちょっとワクワクしたね。
赤影の辛い過去もそんなに振りかぶらずサクッと明かしてくれてそれが相応にお辛いやつなので「女を斬れない」ってこだわりの理由付けとしては過不足なかったし色々丁度いいかなと。
金目教サイドのドラマに関しても割と良い感じだったように思う。
前に信長に助けられて人間の優しさを知ったのに結局蟇法師には逆らえず人間を食わされ正気を失わされる千年蟇の哀しき被支配悪役っぷりも、でもラストで赤影を庇って死ぬって最期もとりわけ斬新なことはやってないけどそれ単体で見れば悪い展開じゃない。
小さい千年蟇の口に無理矢理人の頭突っ込んで食わせるのも結構エグい絵面になって印象的。
昭和版じゃ単なる巨大怪獣でしかない千年蟇の掘り下げをやってるのは差別化として素直に良いと思ったね。
蟇法師が座頭市よろしく仕込み刀を抜刀し逆手持ちで罪なき信者を切り捨てるとこはかっこよかった。令和の金目教は信者にも厳しい。
意外と真面目な忍術バトル…と見せかけて

続いてバトルシーン。
赤影vs闇姫は真っ当な殺陣に代わり身の術や隠し扉など忍者物らしい正統派なバトルな仕上がり、反面青影&白影と千年蟇の戦いはギャグばかりでおよそまともな戦いにはなっていなかったのが残念。
「赤影といえば忍者と巨大怪獣とのバトル!」みたいな宣伝をしたのだからそこはもっと良い見せ方をして欲しかったよなあ。
ただ蟇法師が時限爆弾で自爆するとか白影が明らかにリモコンで凧呼んでるとか『赤影』らしい荒唐無稽なはちゃめちゃさが漸くバトルにも反映されて来たのは嬉しいところ。
ちなみに私は昭和版だと赤影が突然プロレス始めるとこと幻妖斎が『X-MEN』のサイクロプスみてーなグラサンを付けて出てくるとこが好き。
時代考証なんぞという言葉に中指立てて「面白けりゃ良いんだよ!」とぶちかますのが『赤影』という作品なんだ。
真面目なチャンバラ、ぶっ飛んだ忍術、安土桃山時代という世界観をぶっちぎるアイテムやら演出やら…
これらが上手いこと調和し実に奇妙で実に馬鹿馬鹿しいが実に独特な面白さを形成しているのが『赤影』の魅力。
じわじわと令和版もその顔を出して来てくれて嬉しいよ。
次回から霞谷を目指すロードムービーっていう私の知ってる『赤影』にまた一歩近づくようだし、かなり不安な立ち上がりだったがリメイク作品として面白くなって来たような気がする。
「気がする」じゃなく間違いなく「4話から良くなった!」と言えるような作品になってくれるのを期待して見ていこう。
次回
目指せ霞谷!
新たな強敵 その名も黒蝙蝠登場!
霞谷七人衆の1人 ムキムキ忍者の鬼念坊も参戦!
それではまた
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