前回 腐る【仮面ライダーゼッツ Case11】感想 説明不足!!
「衝く」って漢字を〝月牙天衝〟以外で見たことない男 アメイジングRYOです。
「天を衝くとは大それた名だ」
ルキア奪還編は名作だよね!
ゼロ!貴様やっぱり!な12話を語っていきましょう
あらすじ
Prevent the meteor strike(隕石衝突を阻止せよ)
今回漠が訪れたのは宇宙飛行士になることを夢見る少年 石井星也の夢の中にある越雲(こすも)宇宙センター。
星也と漠の和やかな交流も束の間、センターに隕石接近のアナウンスが響き渡る。
隕石衝突の阻止という空前のスケールのミッションを遂行すべく動き出す漠だがその行手に再びノクスが立ち塞がるのだった。
「お前はカプセムの恐ろしさを分かっていない」
ノクスの放ったこの言葉の意味とは…
このミッションの果てに漠はカプセム、そして極秘防衛機関CODEの真実を知る。
擬装…!夜を呼ぶ者 ノクスナイト登場

早いもので『ゼッツ』も1クール終盤
そしてこのタイミングでやって来たぞ新ライダー!
その名もノクスナイト
…仮面ライダーじゃない!?
変身コールが「変身」では無かった事からも分かるようにノクスナイトは仮面ライダーでは無くいわゆる擬似ライダー枠なようだ。
変身コールは「擬装」。
他人の目を欺くエージェントが姿を変えるのだからこれ以上ピッタリのワードなんかないだろってくらいのチョイス来たな。
変身ベルト ナイトインヴォーカーは直訳すると夜を呼ぶ者。変身に使用するカプセムは消去の力を司るイレイスカプセムだ。どっちも厨二っぽくてええやん。
『ゼッツ』では初のライダー(ライダーじゃない)バトルが展開されたが肉弾戦は基本的に一つ一つの動きを丁寧に見せるどっしりとしたもので、武器を使用する場面では逆にスマートさを意識するように動いていた印象。緩急のあるアクションを楽しめた。
あとやっぱりナイターのゼッツはかっこいいわ。電飾仕込みスーツはやはりいい…。
ブレイカムバスターのカリバーモードを振るう時に少しよろけるのは変身前のノクスも重そうにしていたからそれを汲んでの動きの演技だろう。ノクスナイトのアクターはベテランの永徳さん。流石だ。
ところでノクスナイトというネーミングに関してだがノクス+NIGHT(夜)とKNIGHT(騎士)を掛けたものなのはすぐに分かったがそこから更に一歩考えてみる。
スペルはおそらくNOX KNIGHTだと思うが「N」が2つ入ってるのが分かる。
それに対しゼッツはZの複数系でゼッツ。スペルにするとZEZTZでZが3つ。
ZとNの文字はよく似ている…
ここから導かれる答えは一つ!
ノクスが晴れて仮面ライダーになった時に仮面ライダー〇〇〇〇〇(Nを3つ使った名前)になるってことだ!
これは結構いい線行ってる予想だと思う!
仮面ライダーの基本ルールと極秘防衛機関CODEの真実

仮面ライダーシリーズの基本ルール。
それは正義の仮面ライダーと悪の怪人の力は同源であるということ。力自体に善悪はなく使う者によって正義にも悪にもなるということ。
今作でも無事この恒例の要素が回収されることとなった。
カプセムは悪夢を叶える力であり、カプセム内にはナイトメアが内包されていることが分かった…んだけど今回だけだとイマイチ要領を得ないね。
漠の精神状態がガチャやカプセムに影響を及ぼすって話もあったりして中々複雑だしカプセムについては次回の説明を待つばかりって感じだ。
CODEが実在する組織なんじゃ?って前回の感想で書いたけどこれは予想通りだった。これで国家機密の件も見えて来たぞ。
CODEは遥か昔からナイトメアの存在を観測しており明晰夢を見ることのできる人間を選出しカプセムというナイトメアを素材に作った武器を与え夢で戦うエージェントにしていたってことかな。
漠はCODEを自分自身が生み出した夢の産物と思っていたが実際は知らぬうちにCODEによるコントロールを受けていて意識を誘導されていたのかもしれない。戦う理由のない一般人をエージェントにするべく全てを仕組んだとすればかなりやってることが黒いぞCODE。
自分が好きで見てると思っていた夢が実は他人から見せられていた。漠のオリジンがひっくり返るこの事実の果てに彼がどんな決意をし仮面ライダーゼッツ、そしてコードNo.7として戦っていくのか楽しみだ。
で、この流れでちょっと思ったんだけどノクスってひょっとしていい奴なんじゃない?
多分小鷹も明晰夢の力があり漠と同じようにノクスというコードネームを与えられCODEのエージェントとにされ戦っていた。
でもいつしかCODEの真実に気付き更には何かしらの事情で夢の中から出られなくなり組織から離反。ナイトメアを操りCODEに報復するべく行動を開始するようになった。
今回の漠への忠告とかを考えても「CODEやばいよ!」「カプセムやばいよ!」って教えてくれてて漠が自分みたいにCODEに使い潰されないように引き離そうとしてるんじゃないかと思うんだ。
『エグゼイド』の大我パターンよ。つまりは善意からくる妖怪カプセムよこせなんじゃないかと思うんだ。
役に立たない擬装装置

ついに美浪にゼッツルームがバレてしまった!
一応クローゼット内のZ型ハンガーを弄らないとゼッツルームには繋がらない細工があったけど不自然過ぎて余裕でバレてるの笑う。あの仕掛け怪事課だって突破してるはずなんだよな。役に立たない擬装装置だ。
漠はCODEの真実を知り、美浪は漠がエージェントだということを知る。第一章の終わりらしく各々の持つ情報が更新され物語が動いてるね。
あと細かいとこでいくつか。
富士見さんってまださほど親しくなってない内から漠を下の名前で呼んだり、何回注意されてもなすかの下の名前呼びを変えなかったりするのにめちゃくちゃ心配してる小鷹のことは賢政じゃなく小鷹呼びなんだよね。
これって変じゃない?なんか理由があるのかな?
例えば小鷹のことを信用してやれなかったことが傷になってて今後はちゃんと相手のことを受け入れ相手のことを信じようって気持ちからまず親しげに下の名前で呼ぶようにしている…とか?
あと星也君を守るために漠がバリアカプセムでトラックを受け止めるシーン。星也君は漠を心配していたがトラックの運ちゃんも心配してあげて…
あのシーン不自然に運転手出てこないしマジで漠と星也が互いを認識するためだけに用意されたイベントって感じでちょっと雑に感じたな。
あといくら小学生でも6年生は19時に寝ないだろ…割と21〜22時くらいまでは起きてるんじゃないか?
次回
初めての敗北、オリジンの崩壊…
それでも漠は立ち上がる!
破れノクスナイトを!砕け隕石を!
それではまた
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