前回 家政婦激走!竜儀の流儀(マナー)【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第13話】感想 レッドレーサーに新形態!?
『仮面ライダーアマゾン』のジューシャってめちゃくちゃ個性的な戦闘員だなと思う男 アメイジングRYOです。
全員女性+怪人より地位が高いのよ?
もはや戦闘員という括りではないのかもしれない
いい話だったような気がする14話を語っていきましょう!
いやさか!
あらすじ
突如として暴走レッドレーサーになってしまった召子。安全を口にしながら無法に暴れる彼女は街にも被害をもたらしてしまう。
テガソード曰く「カーレンジャー指輪が暴走し契約者である召子の自我が失われてしまった初めてのケース」
竜儀は召子を救い出そうと駆け出しゴジュウジャーもそれに同行。果たして召子に竜儀の思いは届くのか。
そして今語られる竜儀とテガソードの出会いとは…
少年が怪力伝道師になるまで

テガソード狂信者というただそこにいるだけで強烈な存在感を放って来た竜儀のバックボーンがついに明かされた今回
だったのだが…
その内容は
「名家に生まれ何不自由ない生活を約束されていたが、誰もが自分を暴神竜儀という人ではなく暴神家の跡取りとしてしか見てくれない環境で育ち言われるがままの人形になっている自分に気付いた竜儀少年が人形ではなく人間であり続ける為にもがき続けた結果テガソードを知り世界を楽園に導くというテガソードの為に生きようと決めた。」
という結構ヘビーというか、言い方が悪いが宗教にハマる過程が嫌に生々しいというか、なんか…こう…ズシっとくる話で結構びっくり。
テガソードとの出会いを淡々と語る竜儀もなんだか怖い。神田さんの演技雰囲気あるなあ…。
普段の気立のいいハイテンションパワー系狂信者でいてくれる方が幾分マシだなこれ。字面クソ怖いけど。
竜儀が出会った本『VILLAGE OF TEGASWORD』とは直訳でテガソードの里。店の名前の由来はこれだったのね。
しかしこの本の内容も世界が嘘偽りで歪められた不完全なものだとか、テガソードが降臨すれば楽園になるだとかいかにも聖書染みた内容でこれをガチで信じてるんだ…って思うと余計竜儀というキャラクターが味わい深くなっていく。
その後の追いかけっこがかなりギャグテイストだったから中和されたがこの路線でじっくり話展開されたら凄まじい空気になっていたと思う。
もちろん、宗教が悪いものって訳じゃないし道に迷っていた竜儀がテガソードを信じたことで自分が自分でいられる生き方を見つけたことも事実。
その後の暴走レッドレーサーとのナンバーワンバトルなどでも信じられるものが道標となると発言しており信者というものにネガティブな印象を与えたりはしないのがバランス感覚が上手いところ。
…しかしどんな人物かは具体的に語られていないが竜儀パパって結構ヤバめの人っぽいよな。こういう跡取り問題系のエピソードでパパ出てくるのは定番だし今後竜儀パパが登場することに期待したい。
暴走レッドレーサーvsゴジュウティラノ!

続いてゴジュウティラノと暴走レッドレーサーによるナンバーワンバトルについて。
まず今回の竜儀の変身かっこよかったね。
クラップするポイントで手拍子せずそれに合わせて精神を統一する竜儀や召子との過去を音ハメして最後に一回だけ強く手を叩くのが印象的。
ところで今回は一体何のナンバーワンバトルなのかさっぱり分からなかったんだがまあいいか!
もうそういう理屈つけて見るもんじゃないのは分かってるしな!
ティラノと暴走レッドレーサーの戦いは互いにパワータイプということで見ていて気持ちのいいパワーのぶつかり合い。
釘バットとハンマーよ?ヤンキー漫画でもお目にかかれない対決だ。
特に力一杯武器で地面を叩きナパーム爆破するようなアクションが互いに多用し絵面が派手。わざわざ採石場まで誘導して来た甲斐があるというものよ。
パワーで殴るだけじゃなくティラノ側は相手の体制を崩すのを狙った技を積極的に使っていて竜儀が出来る限り召子を傷つけないように戦っているのかな?なんて見方もできる。殺陣にドラマが反映されるのは良くあるしね。
フィニッシュも掌底ってのがいいね。拳で殴るよりは竜儀の信者というキャラにも合っていると思うし『ゴジュウジャー』のトレードマークである五指を開いたパーにも通ずるし。
じゃあハンマーでぶん殴るのは信者に合っているんですか?とは聞かないでくれ。
戦いの中で見えた2人の譲れない思いのぶつかり合い。竜儀は信じるものを得て強くなったこと、もはや庇護は必要ないことを召子に証明したい。
召子はただひたすら竜儀に傷つかないでほしい。安全にいて欲しい。
しかし安全でいて欲しいと縛り付けることは相手を信じていないということではないだろうか。私が守ってあげなきゃ彼は生きられない、というのは相手への侮りではないだろうか。
ここで竜儀の「信じる」と召子の「安全」が実はある種の対になっていることに気付く。これは巧みですよ。そう繋がってくるのね。
巨大戦でのコクピット内での「俺を信じろー!」ってとこで召子が竜儀にもうお守りは必要ないと気付き背中を押す声援を送りフィニッシュを決めるという流れも綺麗だ。
話が逸れるが契約者の身に予想外のことが起こり連絡してきたり、狂信者の竜儀の名前を呼んでくれたり、竜儀が用意した祭壇に困惑しながらお礼言ったり、次回結婚嫌がったり(これに関しては理由あるみたいだが)めちゃくちゃ人間味出て来て怪しい神感はだいぶ減ったねテガソード様。
ちなみにテガソードの里に飾られているテガソードは竜儀が作った御神代なので(『補ジュウ計画』にて判明)その御神代にわざわざ宿ってくれたんだねテガソード様。これはギザいやさかですわ。
嫌な奴!嫌な奴!嫌な奴なクオン

最後はブライダン側のアレやそれやについて。
前回のブーケへの焚き付けといい引き続き無意味に身内の輪を乱すようなことを面白半分でやってるクオン兄ちゃんが嫌な奴過ぎてね…。
シャイニングナイフのミスにツーンとしているスイートケークに言い寄り夫婦の仲を乱す間男ムーブを堂々とかましたかと思えば後半のバトルでは平気で2人をガードベント扱いしてスイートケークを幻滅させるもう本当に一切意味のない悪質な悪戯を実行すり嫌な奴。
ところで愛し過ぎて一体化してしまったというバックボーンに反してときめきノーワンの時といいスイートケークが惚れっぽ過ぎない?
むしろ惚れっぽ過ぎるから旦那と一体化するとか異常行動しちゃったのかな?
シャイニングナイフの小言芸は杉田さんの本領発揮って感じするね。「どっちもやられねーかな」とかガチトーンで笑ったわ。
「こいつは絶対愛してると言いながら殴ってくるDV男だよ!」
クオンの吠に対するムーブのあれこれを考えるとこのシャイニングナイフの発言は本当に的を得ていると思う。てかほぼ言ってる通りのこと吠にしてるからな。
ガリュードはバトルシーンだけは本当に素直にかっこいいから悔しいのよ。こんなやつなのに…!
まあなんやかんやありまして仲直りしたシャイニングナイフ&スイートケークは〝ラブビッグウェーブ〟で巨大化し、今回はテガソードイエローを踏み潰せるほどのサイズに更に巨大化。
結局〝テガソード様・礼賛竜掌〟で倒されたがまあ来週平気で復活するんだろうな。
任意のタイミングで巨大ロボ以上に巨大化出来る不死身って割とチートスペックじゃないこの夫婦。
次回
やって来ました6月!6月といえばジューンブライド!
テガソードとテガジューンの婚姻の成立がもたらすのは…世界の終わり!?
結婚式を阻止せよ!ウルフvsガリュード再び!
それではまた
次回 ストップ・ザ・ジューンブライド【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第15話】感想 なんだ最終回か
なんだとぉ!

板橋区の赤塚にて『ゴジュウジャー』ショー開催!?
近所だ!
ということで行って来ましたヒーローショー!
その感想はまた後日!よろしく!

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