ヒーローを呼ぶ声【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ4】感想

スーパー戦隊

前回 運転屋が止まらない【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ3】感想

青信号だったのでチャリンコで渡ったら思いっきり車に轢かれたことのある男アメイジングRYOです。

軽くぶつかっただけですし轢き逃げとかもされなかったので比較的良心的な事故で助かりました。

それでは本文どうぞ

4話のあらすじ

転載:https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger
/story/1234059_3486.html

ブンブンジャーの活躍が世間に知られだし、彼らは『タイヤ人間』と呼ばれ人々から支持をされ始めていた中ブンピンク逮捕!?

ついに私設スーパー戦隊のブンブンジャーに政府の手が入る。

International Space Agency(国際宇宙対策機構)通称 I.S.A細部調ブンブンジャーを今後政府所属の公的組織としその活動の全てをコントロールしようとしていた。

もちろん首を縦には振らない大也

街に苦魔獣サウナグルマーが出現し急行しようとするブンブンジャーの前に立ち塞がるのは調の命令に従わざるを得ない

君にはあの悲鳴が聞こえないのか?

大也その言葉に葛藤するの選ぶ道とは…

タイヤ人間からブンブンジャーへ

転載https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger
/story/1234059_3486.html

今回非常に完成度の高い回だったと思います。

私設スーパー戦隊、ヴィジランテとも言えるブンブンジャーは人々から存在を知られ出すもその真の名前を知られておらずヒーローとして、というよりはさながらたまに見かける街の変わり者のような扱い。それ故「タイヤ人間」というあだ名で呼ばれていた。

そんな彼らが「私設組織」から「公的組織」に、「風変わりなタイヤ人間」から「ヒーロー ブンブンジャー」になるまでを、また人々に認められるまでをブンピンク逮捕から始まる30分で過不足なく描き切っていましたね。

こういった私設系戦隊は割と最後までそれで行くことが多い。配信中の同じく車戦隊なカーレンジャーなどもこのパターン(あっちは人々からの認知度がかなり高かったけど)。

しかし今作はそういう、ヒーローを警察組織などはどう認識してるの?というぶっちゃけスルーした方が都合の良さそうな部分にも突っこんで、知られるとこから認められるとこまでを1話から手順を踏んで描いており好印象。

冒頭で助けた少年がピンクの名乗りを覚えていて最初に「ブンブンジャー」の名を呼び、そこからその呼び名が人々に波及していくという流れも非常にヒロイックで好みだ。

おやっさん枠レッドの大也/純朴青年 錠の葛藤

転載:https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger
/story/1234059_3486.html

第一話からその不適な余裕と懐の大きさを魅力的に描いてきて好感度爆上げ↑↑↑だった大也だが今回も最高にかっこよかった。

ISAと手を組むこと自体は柔軟に受け入れる姿勢を見せた一方で、譲れない部分は一歩も譲らない。あくまで自分のハンドルは誰にも握らせないという態度に加え、一見冷めていそうで悲鳴を聞いては黙っていられないというヒロイックな性質(たち)まで持っている。

俺の中の謝士郎が疼く…!なんて魅力的なレッドだろう。

ブンブンジャーは常に俺が認めた仲間だけというさりげなく仲間たちをアゲる発言も忘れない。素敵。

そして今回最大のズッキュン❣️ポイントは上記あらすじでも書いた立ち塞がる錠に放ったこの言葉

君にはあの悲鳴が聞こえないのか?

二人称が「君」というのが非常に紳士的でクール。そしての本質もすでに見据えての発言だろう。この台詞から彼はレッドであると同時に、仲間達を一歩引いたとこから支え見てくれている司令官ポジション、おやっさん枠も兼任しているように思えた。

一方、も非常に魅力的に描かれていた。

彼はヒーローに憧れ警察になったという純真な心を持つ青年。後半のブンブンジャーの戦いを見て「すげえ。本物のヒーローだ…」と目を輝かせる姿はブンブンジャー本来の視聴者層と重なるところもあるだろう。

そんな彼に今回課せられたテーマはやはり「自分のハンドルを握っているか?」というもの。今作のメインテーマだ。

警察という組織にいれば公的に人を救えるが組織にいるからこそ命令されれば従うしかない。それが自分の思うままに動けるブンブンジャーとの違い。

調ブンブンジャーを止めろという命令を受け、大也に上記の言葉を投げかけられ葛藤するシーンは役の斎藤さん渡辺監督も相当に力を入れリテイクを重ね完成したもの。それだけに4話の中でも取り分けいいものに仕上がっていた。

アクション

転載:https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger
/story/1234059_3486.html

例によってエフェクト盛り盛りのバトルシーンは派手に仕上がっていて見応えあり。背中から出現するタイヤシールドの強いこと強いこと。

今回の苦魔獣サウナグルマーと銭湯…もとい戦闘員ネジレッタがタオルを武器にしたのも凝ったアクションが見れた理由だろう。

バサバサと動くタオルがアクションでピタッと止まるこの緩急がたまらない。時に敵を巻き取り、時に大縄のように、時にヌンチャクのようにと幅広く一味違ったバトルを楽しめた。

サウナグルマーが自分がサウナにも関わらず「整う」の意味を全く分かっていないというキャラ付けもユニーク。サウナで「整う」なんてここ近年で勝手に人間が言い出したもので、サウナ自身がピンと来ていないというのは盲点でした。

次回

ブンブンジャーへの加入を希望する錠だが大也は「IRAの窓口」としては認めても戦士としては認めてはくれない

しかしその時強敵ダーツグルマーの前にブンブンジャーが大ピンチ❗️その時は…

誕生 ブンブラック!!

それではまた

次回 警察屋はくじけない【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ5】感想

何気に…

最後に調さんを嫌なやつで終わらせず可愛らしい部分のアピール入れてくるのも含め今回は完成度高し。ハシヤスメアツコ女史の演技も良かった

転載https://www.toei.co.jp/tv/boonboomger
/story/1234059_3486.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました