前回 シュウのレポート【ウルトラマンアーク13話】感想 オニキスって?
『ジョーカー:フォリアドゥ』を観てきた男アメイジングRYOです
多分記事にしますのでよろしく
映画観るアークがシュール過ぎた14話を語っていきましょう
あらすじ
呼び出しを受けたシュウ
待っていたのは地球防衛隊の班長でシュウが度々連絡をとっていた相手 丹生谷であった
丹生谷はギヴァスが探していた高エネルギー体、防衛隊が〝オニキス〟と呼ぶそれが市の東側の狐ヶ森にある可能性が高いことをシュウに伝える
一方モノホーンに近づく謎の女も出現
その行動がモノホーンに共鳴反応を引き起こさせ、異変を感じ取ったSKIPは調査に乗り出す
刺股敗れる!?vsザディーメ
今回はアーク(ルティオン)の秘密が明かされたり、新たな敵スイードの登場、シュウサイドのドラマ展開と一気に本筋が動きだしドラマ重視の回だったのでバトルは短め
スイードがルティオン打倒のために呼び出した怪獣ザディーメ。二つ名が「宇宙獣」とモノゲロス、ディゲロスと共通するのでどうやらゼ・ズーの支配下にある怪獣は皆宇宙獣なようだ。
ザディーメのビジュアルはゲロス達に比べればだいぶ愛嬌があるもののよく見るとこれはこれで中々キモい気もする評価が分かれそうなデザイン
あったかい手袋みたいな手が可愛らしい。
でも瞳の感じがキモい!
手を合わせることで胸部からキューブ状のエネルギー体を出してそれを飛ばしてルーナアーマーのルーナソーサーとぶつけ合わせたり〝アークファイナライズ〟を吸収したりと器用な技を使うが、胸からキューブが出現ってこれユウマが変身する時に胸からアークキューブ取り出すのと一緒じゃん…!
アークもザディーメも同じ銀河の生物だしひょっとしたら共通点として描かれているのかな?
アークも対抗しルーナアーマーキューブの力でアークアイソードの先端に半月を模したエネルギーを取り付けて突撃!
刺股!刺股じゃないか!!
『仮面ライダーガッチャード』でミナト先生が、加治木が使ったメインウェポン!それをウルトラマンが…!
特撮界の刺股ブームはまだ終わらない
まあ今回の刺股はあっさり無力化されたのであんまりだった。弱い刺股だったな。
今回アークはユウマと直接コンタクトを取ったのが原因で変身していきなりカラータイマーが鳴り出してしまうピンチな状態での戦闘だったがシュウの援護もありなんとかザディーメを撃退
ちょっと諦め早くないかザディーメ君。もうちょい戦ってりゃアーク倒せそうだったのに。
描写的にスイードが一体化しているので彼女の作戦なのか。アークの始末より封印されていたキューブの回収を優先したのか
その真相は次週明かされるだろう
異次元にピョーンと逃げ込むザディーメが可愛い
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明かされるルティオンの秘密とシュールな絵面
今回最大の見どころは明かされたアークの秘密
アークは去年のブレーザー並みに謎の多いウルトラマンで1クール目ではほぼその正体にまつわるような話はしてこなかったがここで一気に本人から懇切丁寧に説明が入った
のだが、そこに入る前にやはり語りたいのは上記画像のシュールすぎる絵面
元々アークはなんとなくシュールな感じになってしまう場面が少なからずあったが
等身大のウルトラマンが人間と並んでアニメ映画観る
というのを大真面目にやるのはちょっとぶっ飛び過ぎている
めっちゃ足閉じて観てる姿勢の良さもたまらない
あとアニメは自分で作ったの?
そんな無駄に凝ったことして体力使うから変身してすぐカラータイマー鳴るんだよ!
あとちょっとズレるけどスイードに吸われそうになって上半身はユウマと重なってる感じなのに下半身がユウマのままだからまるでズボン履いたウルトラマンみたいになってるシーンも密かに笑えた
話を戻して
アーク銀河を照らしていた恒星ソニアは突然膨張をはじめてしまいこのままでは無数の星が焼き尽くされてしまう。星々の指導者がどうにかする為話し合う中1人の指導者ゼ・ズーがゼ・ズーゲートなるワームホールを使ってソニアの余剰エネルギーを他の銀河に流し込む作戦を立案。
他の銀河に迷惑はかけられないと指導者達は止めたが結局ゼ・ズーは作戦を強行。
エネルギーがユウマ達の地球に流れ込んでしまう前にルティオンはゲートをキューブに封印したがゼ・ズーの使者であるモノゲロスが現れ戦闘となり両者は地球に墜落(この際にゲートを封印したキューブを狐ヶ森に隠した)。
モノゲロスを倒しはしたがその二次災害に巻き込まれそうになった幼いユウマを救うためにルティオンはユウマと一体化
以来ユウマの中で体力を取り戻すまで潜伏しており第3話での初戦闘時にはじめてルティオンはユウマの前に姿を表した
というのが真相
まず分かるのはアーク銀河の人達いい奴じゃん!ということ
自分達の銀河が丸ごとピンチになって、それをなんとかする方法が見つかっても他の銀河に迷惑をかける行為ならやらないと考えるほど人間が出来ているしどうやらそう考える者が大多数という民度の高さ
ゼ・ズーに関しても悪の科学者や支配者のような類ではなく「自分達の銀河を救うため」という大義の元に行動しているので現時点では憎めない
「なんかみんな助かる方法あるっしょ!」
って他の指導者は頑張ってるみたいだけどゼ・ズーからすりゃ
「いや!俺の作戦使えや!四の五の言ってらんねーだろ時間ねーぞ!」
ってまあ真っ当な反応だし
個人的にゼ・ズーがラスボスとかってことはないと思う
ところでアーク銀河の命の源であるソニアが突然膨張を始めたという話でちょっと気になることが
この話って命の源である聖なる月ムジャーリが突然力を失ったこと(12話)と重なる部分がある
別の銀河の話だが「その星や銀河にとって重要で莫大なエネルギーを持った恒星が突然異常をきたした」というのが類似するし果たして偶然だろうか
何者かが意図的に巨大なエネルギーを持つ恒星に細工をしているのかも…?
というのが今の私の予想。そいつがラスボスだったりしてね
また、防衛隊が探すオニキスがアークがゲートを封印したキューブのことであると判明。
アークやスイードがキューブを奪い合うのは分かるが防衛隊がこれを狙っている意味とはなんなのか
まあヤバげなもんだから見つけなきゃ…ってだけなのかもしれないが次週シュウの口から明かされる真実の中でその理由も分かるかもしれない
関連商品 DXギャラクシーアーマー究極なりきりセット(特典:ルティオンキューブ付)
キングオブモンス!?!?
今回からOPが2番になりOP映像にも変化が…
しかし!ほんの一瞬の出番だがその一瞬でXのトレンド入りを果たした凄い奴がいた
最強合体怪獣キングオブモンス!
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』で銀幕デビューを飾り以来高い人気を誇り無事S.H.Figuarts化も果たしたTDG世代から絶大な支持を受ける怪獣だ
キングオブモンスは初登場以来映像作品では客演のない怪獣だったので驚きも大きかった
客演が無いのはこのキングオブモンスという怪獣の出自がかなり特殊であることに由来する
この怪獣、はやい話が怪獣大好きな子供が考えた「さいきょうのかいじゅう」なのである
更にいうとキングオブモンスの出身世界がM78バースでも、TD世界でも、ガイア世界でもなくウルトラマンがフィクションとして放映されている我々が生きる現実世界に近いバースというのも客演のハードルが高かった理由だろう
しかしながらこのキングオブモンス、実はアークと相性抜群。満を持してここで客演するのも納得なのだ
何故なら上記の通りキングオブモンスは子供のイメージから生まれた怪獣、想像力の産物。
想像力を解き放ち誕生したのだから
キングオブモンス出すならマジでここだ!ってくらい作品コンセプトにぴったんこ
果たしてアークでどんな活躍を見せてくれるのか期待だ
関連商品 ウルトラマンガイアComplete・Blu-rayBOX
次回
シュウから語られる真実。星元市の秘密とは…
ユウマ変身不能!迫るザディーメ!
最強形態 ギャラクシーアーマー登場!
それではまた
次回 さまよえる未来【ウルトラマンアーク15話】感想 アーク、想像力を解き放て!
小ネタ
アークがユウマとシュウを連れてきた映画館
貼られてるポスターがよく観ると…
「ネオ・ウルトラQ」
「恐竜戦隊コセイドン」
「生物彗星WoO」
そして
「爆裂戦記ドンシャイン」
といういろんな角度の自社ネタがあるので気づかなかった人はチェックしてみよう!
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