怪特隊特務班【ウルトラマンオメガ 16話】感想 身分証はありません

ウルトラマン

前回 守る者たち【ウルトラマンオメガ 15話】感想 そんなに人間が好きになったのか

歴代防衛チームでは科特隊ナイトレイダーが好きな男 アメイジングRYOです。

科特隊鬼強ええ!ナイトレイダーの基地鬼暗ええ!

新章スタートの16話を語っていきましょう!

あらすじ

怪獣特別対策隊 通称「怪特隊」サユキがリーダーを務めるウタ班に誘われ所属する事となったソラトコウセイアユムの3人。

静岡県の湾岸で目撃されたという怪獣を調べるべく早速現地に向かう3人。証言によれば人間大のサイズと巨大サイズの2体の怪獣がいるらしいが…

記念すべきウタ班最初の任務を3人は無事達成できるのか!

怪特隊始動!異星人の切実な問題

転載:https://m.youtube.com/watch?v=VDz-i0axAFo&pp=

「怪獣」という言葉すらなかった世界に異星人と怪獣が現れて変化が訪れ、人間達は怪獣を対処するための防衛チームを結成し異星人はウルトラマンと名付けられた。

世界がウルトラシリーズのフォーマットに乗るまでを時間をかけて描いて来た前半戦が終わりここからが後半戦となる16話。

主役3人は防衛チーム 怪特隊ウタ班に所属することになったが早速問題が!

転職したなら絶対必要な住民票がソラトにはない!

この切実で生々しい問題に踏み込んだのは面白かったね。今までの擬態系ウルトラマン全員これに引っかかってる筈なんだが描写された事ないもんな。

『セブン』なんて本名すら名乗らない謎の風来坊という名の不審人物をキリヤマ隊長の一存でウルトラ警備隊に配属させたりしてたが令和にアレやると流石にツッコマれていたことだろう。だから今回みたいなワンクッションを挟んだと考えると時代の価値観の移り変わりを感じる…。

ラストシーンでのサユキの発言から察するに彼女は既にオメガソラトには気付いてそうだし履歴書も住民票も無しでいいよってことにしたのは多分そういうことだろう。

話が逸れるが倉庫の管理人とこちらの都合などお構いなしに出てくる怪獣の対処のWワークは絶対しんどい。

防衛チームは副業でやるような仕事じゃないって矢的先生も言ってたよ。

あとオオキダソラトって大木田宙人って書くんだ。

フィジカルのソラト!頭のアユム!ダッシュのコウセイ!

転載:https://m.youtube.com/watch?v=VDz-i0axAFo&pp=

3人の初任務周りの話題を。

考えてみると実働メンバーの3人は揃って防衛チーム隊員としては素人なんだよな。サユキは現地には来てくれないし仲良し3人だからやりやすいかも知れないが段取り分かってる人がいない職場って中々大変そうってか怖い。

素人丸出しで戦闘以外ではバタバタ逃げ回るくらいしか出来なかったコウセイ。マニュアルは頭に入ってるが瞬発的な判断力に欠けるアユム。なーんも考えてないけど怪獣退治に関してはプロフェッショナルなのでドッシリしてるソラト

1クールずっと見て来た3人が怪特隊になったことで新たな表情を覗かせ、チームになるとこれまでとはまた違ったバランスを生み出してるのが面白い。

ソラトが落ち着かせてアユムに指示を仰ぎ、アユムはマニュアルの最適解を伝えてそれをソラトがアドリブで実行する場面とか好きよ。怪特隊 ウタ班のボディ&ブレインって感じで。

コウセイは?

戦いになればメテオカイジュウがいるけど正直今んとこ調査パートでは知識や力がある2人に比べてやれる事ないっぽいよね。それは追々身につけていくのかな?

2人に比べてコウセイが一歩劣るみたいな描写って今回が初めてじゃないし意図した演出だと思うのよね。

ウルトラQ怪獣(?)登場!キングアリゲトータス大暴れ

転載:https://m.youtube.com/watch?v=VDz-i0axAFo&pp=

アリゲトータス

初出は記念すべき一作目『ウルトラQ』第26話「燃えろ栄光」である。ちなみに劇中ではピーターと名付けられてるのでアリゲトータスってよりピーターのが伝わりやすい。

ここ数年『Q』の怪獣がプッシュされてるのはファンとしては大変ありがたい。この調子でバルンガもなんとか令和にみたいもんだ。

まあ今回のキングアリゲトータス『Q』の怪獣と言えるかは正直だいぶ怪しい。だって名前こそアリゲトータスだけど見たかなり目違うし。

特に顔が全然違う。『ドカベン』に似たキャラいたよね。

そもそもアリゲトータスゲスラの前身でありビジュアルは割とまんまゲスラなのよね。そしてキングアリゲトータスゲスラと全然違うのは一目瞭然。よってこいつを見て「ピーター(アリゲトータス)だ!」ってならんのよ。

まあビジュアル似てないからわざわざキングアリゲトータスなんていう別物ってことにしたんだろうし、そこはそんなに気にならないんだけどさ。

ところで話が逸れるが最近このアリゲトータス。地味にメディアミックスでの活躍が増えてるのはご存知だろうか。

前作では総集編「SKIP フジヤマ市分所にて」で中村さんが唯一対応した怪獣として名前が上がっておりその際も名前はピーターだった。その他かの有名なあのピーターともコラボしている。

(ピーター)ラビットじゃないよ?

蜘蛛の方さ!

ピーター・パーカー。またの名を親愛なる隣人 スパイダーマンのことである!

日本を代表するヒーローの1人であるウルトラマンと世界に愛されるスパイダーマンのクロスオーバーが展開される『ウルトラマン アロング・ケイム・ア・スパイダーマン』をみんなも読もう!

閑話休題。

原作からある体温に由来するサイズ変化能力は今作でも健在だった。逆に言えばこれ以外特徴的な能力とかないんだけどね。

しかしオメガとのバトルでは新能力 体がぬるぬるを発動。カーリングのストーンよろしくスィーっと町中を滑走し大暴れ。今回のバトルはかなりコミカル寄り感じだったね。

またしても初手に出されて負けて帰ってくるトライガロンちゃん…。猫だから水が無理なのは分かるし可愛いんだが、かませ猫が板に付き出してて悲しい。

「行け!トライガロン!」「あぁ!トライガロン!」ってニョロじゃないんだから(ポケスペ)

逆に販促期間だからってのもあるだろうけどヴァルジェネスは出せば勝ち確レベルでなんでも出来ちゃって今回も無双状態。ただ前回からそうだがコウセイの疲労がえげつなさそうだからそこでレキネストライガロンとは差別化を測っていくのかな?

「強いが消耗が激しい」みたいなデメリットある技とか能力って描き方が下手だと実質デメリット無しみたいになっちゃうけど、逆に描写さえしっかりしてれば説得力出るしな。

次回

駄菓子屋のおじ…テッシn…ナリアキさん再登場!

特別総集編は感想を書かないのでブログはお休みです!

26(日)からスタートの『仮面の忍者 赤影』は記事にするんで是非読んでね!

それではまた

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