前回 【ウイングマン 1話】感想 親方!空から露出過多の女の子が!
アニメのヒロインは高確率で髪ピンクの娘が好きになりがちな男アメイジングRYOです
アニメにせよ特撮にせよ非現実を求めている。ある種の現実逃避なんで現実にはいない感あるピンク髪に惹かれているのかもしれませんね。
そうなると一番好きなのは星のカービィかもしれんな
あれ絶対現実にいないし
ヒロインレース開始(?)!の第2話を語っていきましょう
あらすじ
アオイを狙い現れたシードマンに意気揚々と挑むウイングマンだったがその力はまるで遠く及ばない
その理由は健太がドリムノートに書き記したウイングマンの「設定」があまりに大雑把だったからであった
アオイと協力しなんとかノートに新たな設定を加筆したことでウイングマンは力を発揮しシードマンの撃退に成功。
健太はアオイとの共同生活を始めることとなるが、その日常にもリメルの魔の手が迫っていた…!
初陣のウイングマン!設定の妙
まずはウイングマンの最初のバトルだがこのバトルには『ウイングマン』という作品の面白さ、設定の妙が詰まっていた。
ドリムノートは、ノートに書いた願いを現実にするというドラえもんの道具くらい便利すぎる能力を持つ(あらかじめ日記というチート秘密道具が実際にある)。
通常ここまで万能なアイテムを出すことは作劇上躊躇われるはずだ。何故なら余りになんでも出来すぎてしまって
「全部これで解決じゃん」
ってなるから。
じゃあこのアイテムを主人公側が所持している状態でどうやって話を面白くするのか、という課題を今作はスマートに解決している
まず一つは「最初に書き込んだことに関連すること以外は書き込めない」という設定。
これのおかげで最強便利アイテムのドリムノートに一気にウイングマンに関連することしか書けない強烈な縛りがかかる。
そしてもう一つが「そのウイングマンの能力や設定を書き込む健太が特オタ」という部分で、これが非常に巧妙。
特オタなら誰もが経験があるオリジナルヒーローの妄想。それを考える上で必殺技や武器と同じくらい必ず皆ヒーローの弱点、欠点、デメリットを妄想したことだろう。
何故なら健太は、我々は知っているからだ
完全無欠のヒーローなどいないことを。
弱点を乗り越える姿がかっこいいのだと。
ヒーローにとって弱点は無ければならないもので、強いだけのヒーローに意味はないと。
緑の石が苦手、金持ちだがスーパーパワーを持たない、3分しか地上にいられない、変身の瞬間に無防備になってしまう等々の弱点はヒーローをより魅力的にしている。
なればこそ、それを知る健太が書き記すウイングマンの設定は完璧である筈がない。よってウイングマンには弱点も、付け入る隙も生まれる。
原作からの特徴だとは思うが、この設定周りは秀逸よね。イレイザー(多分ドリムノート専用の消しゴム)が無いから一度書いた設定を無かったことには出来ないというのも上手い。
今回のバトルの中で〝ファイナルビーム〟なる必殺技を文字通り後付けで足したウイングマンだったが、これはドリムノートを使って昭和のヒーローが突然一切知らない必殺技出すのをオマージュしているようにも見えて面白い
あと今回言及されてたけど健太/ウイングマンとアオイって『シャイダー』の大とアニーのイメージなんだね。ヒロインが生身でバリバリ戦うし1話から思ってはいたけど
令和にパンチラアクションは厳しいだろうけど、既にアオイさんめちゃくちゃ動いてるし本当に令和のアニーになりそうな勢いを感じる。
あんまり上手くないキャラソン流れてきたりしないかな。
剣を抜いたらアオイにおまかせ♫
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アオイ派?美紅派?
続いて学園ドラマパートについて
他人の記憶を改竄するディメンションパワーを持つアオイはその力で健太の通う学校に転入することになる。制服姿になるだけじゃなく髪色も変わるのもあってアオイさん別人みたい。
1話でハンドレットの幹部…ではなく不良に絡まれ健太に助けられた美紅は健太が気になっている様子。
人外ヒロインと人間ヒロイン。Wヒロインによるヒロインレースはコミックでは王道中の王道。
我々はいつも悩んできた
綾波なのかアスカなのか、ルキアなのか織姫なのか、ララなのか春奈なのか、杏子なのかブラックマジシャンガールなのか…
古い漫画の実写ってだけあって大まかな展開やキャラ配置は私くらいの年齢に馴染みがある感じで見ていて安心できるな。
恋愛観に関しては普通の高校生って感じの健太も実に良い。あとやっぱり真威人さんの顔が良過ぎるな。少女漫画のイケメンキャラも余裕でやれちゃいそうな2次元感が半端ない。
何気に健太に注意してきたフザワさんとやらも可愛い。太縁黒眼鏡は今一周回って流行ってると聞くぞ。
ウイングマン界の加治木こと福本はじめクラスメイトのキャラクターも着々と存在感が出てきて賑やかになって来たな。
あと松岡先生役が映美くららさんって気付くのに時間がかかった。『リバイス』の母ちゃんだね。
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悪のマモ キータクラー(北倉)の暗躍
現れたリメルの腹心キータクラーは北倉という偽名を使い健太達の学校の新任の教師としてやって来た
演じるのは我らがマモ 宮野真守さん。
特オタ的にはやっぱりウルトラマンゼロのイメージが圧倒的だが『キョウリュウジャー』の夏の劇場版では獰猛の戦鬼D/デスリュウジャーという悪役を演じていたりする。
ピアノの演奏を媒介にしたディメンションパワーで生徒達を操り早速健太達を襲わせるが
この暴走する生徒達のアクションが異常にキレキレで凄まじい坂本臭が!!
てか操られた生徒なんて大概ゾンビみたくにじりよってくる感じだろうになんであんな廊下で暴れてるモブその1に至るまで全員バリバリ動けるんだよ!
なに?仲額高校の生徒は全員アルファスタント(坂本監督が創設に関わったスタントチーム)所属なの?
アルファスタントの予備校なの?
まあ正しくは今作のアクション、スタントはウイングマンのスーツアクターの橋渡さんが所属するB.O.S Action Unityなんですけどね
とくにやばかったのがアオイと交戦した女子
膝蹴りからの前蹴り最後の裏拳と綺麗に決まり過ぎていてしゅごい…
廊下で逃げる美紅を追い詰める生徒と、平気と見せかけてやはり正気を失い発狂する福本のシーンは通称アマゾンズフィルターのせいもあってホラー映画の一幕みたいになってるが断言しよう
あんなアクションがキレキレのホラーは無い!
そっちに目が行っちゃって怖くなくなっちゃうからな!
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次回
キータクラーの力で学校中が敵だらけ!?
来るか!早くも誕生強化形態!?
名は「ガーダー」その力に刮目!
それではまた
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