前回 カラメる触手は幸福味【仮面ライダーガヴ 第17話】感想 僕の前では素の君で
ファミマにあった馬鹿でかいプリンを1人で食べれる男 アメイジングRYOです
今、ミニストップに似たようなのありますね。好きなスイーツランキングでもプリンは上位よ。
ラーゲ9はグラニュート警察潜入捜査官説消滅!?の『ガヴ』18話を語ります!
あらすじ
突如現れた刺客ラーゲ9はガヴ、ヴァレンの目の前で新たな仮面ライダー ヴラムに変身。
これまでのバイトとは比較にならない戦闘力の前に2人は大苦戦を強いられ追っていたチョールにもその隙に逃げられてしまった。
さらにストマック家次男にしてヴラスタムギアの開発者でもあるニエルブも2人の前に姿を現す。
スタイリッシュプリンvsガムシャラチョコ

まずはバトル周りの話から。
目を引いたのはやはり後半のヴラムvsヴァレン。
荒事に慣れた様子のラーゲ9が変身するヴラムはこれまでのガヴやヴァレンの戦闘にあった「必死感」のようなものをあまり感じないスタイリッシュでかっこいいバトルスタイル。
対するヴァレンはご存知。1番弱いからこそ気合いと根性でスペック差を埋めようと格上に喰らいつくガムシャラなバトルスタイル。
その両者の戦い方の違いがいい感じのコントラストを産んで見応えのあるものになっていた。
ヴラム専用武器のヴラムブレイカーは定番の弓系武器。ボウガンの武器もちょいちょいあるにはあるけど基本弓なのはやはり「弓を引く」というアクションがおもちゃ的に分かりやすいし画的にも映えるからなのかな。
ちなみに今回は使わなかったが鎌にも変形するようだ。鎌系はまだ珍しい部類かな?
足でヴァレンを押さえつけて近距離から矢を放とうとするが、ヴァレンがヴァレンバスターを向けて来たのですぐさまターゲットをバスターに切り替え撃ち落とす一連の動きがかっこいい。おもちゃ持ってたら真似したくなる奴だ。
格闘戦ではヴァレンの攻撃を捌いた上で自身の能力である触手で腕を絡め取り投げ飛ばす。プリン要素よりも触手がアクションの屋台骨になってる感あるな。
お互い転がった先にある自分の武器を素早く拾って攻撃に移るのもCOOL!
ヴァレンはヴァレンで両足キックやら、腰に組みつくタックルやら泥臭い動きがいちいち琴線に触れる。近接の殴り合いではある程度攻撃かわせてたりしてたし周りのレベルに付いていけてないだけで絆斗も強くなってるよな。
しかし!今回またしてもラストで強烈な一撃を浴びてしまい強制変身解除されてしまった!
…なんかヴァレンやられて次回へ!とか、ヴァレンやられてOPへ!とか多く無い?
負けるのが板について来ている…
クロコダインじゃないんだから。
「ぐわああああ!」
「ヴァ、ヴァレンダイーン!」
ヴラムのバトルで言うと前半のホイップ兵をプリンのエネルギー体で拘束する1シーンが印象的。プリンの上にちょこんと生クリームがトッピングされてるパフェとかのプリンみたいになってたな。こう言う遊び心は意外と嬉しい。
ガヴのバトルの方にも触れておこう。
久しぶりのふわマロ。オノマトペに捕まりふわふわと浮遊したり、ふわふわの弾力で落下ダメージを打ち消したり独特の活躍はあったものの出番が短い。移動用フォームみたいな扱いだ。『クウガ』のドラゴンフォーム的な。
ザクザクチップスはやはりチップスラッシャーの持ち手を足で抑えて、刃の再生で攻撃するシーンが印象的。最近出番なかったけどザクザクチップスは出れば何かしら記憶に残ることしてくれるからいいね。
二刀流アクションってやっぱり分かりやすく見栄えがいいし強いわ。
関連商品 DXヴラムブレイカー
怪し過ぎる会合とラーゲ9の過去

凄え!画像に怪しいやつしかいねぇ!
自らが作り出したヴラムを見せてやろうと科学者仲間の酸賀の元にやって来たニエルブ。お互いの研究成果を讃え合い、ニエルブの方は酸賀にサンプルとしてラーゲ9を差し出しそれが更に酸賀の研究を捗らせる…
いい関係だなあ…
全ての人間とグラニュートがニエルブと酸賀みたいになれればいいのに(白目)
…主人公が人間とグラニュートの関係に悩んでる中、傍にいる信用出来ないマッドサイエンティスト×2が種族を超えた協力関係にあるの凄いなんか…嫌だな…。
てかやっぱり酸賀は人間確定かね。個人的にまだグラニュート説を捨てきれてなかったんだけど今回ラーゲ9を見て
「安全が保障された状態で生きてるグラニュートに会うのは初めて」
って発言が決定的。ミミックキーについても全く知らなかったようだし。
酸賀がやたらグラニュートに詳しいのは単にニエルブと協力関係にあって色々教えてもらっていたからってだけか。
個人的にラーゲ9のミミックキーを抜こうとするシーンの
「失礼するよー。ごめんなさいね」
って言い方が好き。患部に触れる時のお医者さんみたいな感じ。
酸賀の研究室にいる時のラーゲ9がマジで最高にダルそうなのも面白い。
そしてそんなラーゲ9の過去に触れるシーンがあり彼の戦う理由が断片的ながら明かされた今回。
これまでのバイトの中でも特に脳を闇菓子に犯されている風だったチョールの恍惚の表情で語る闇菓子の魅力を聞いてラーゲ9の頭に過ぎる過去…
どうやら身内(多分弟)が闇菓子中毒になった結果、理由は分からないが死亡しておりその復讐の為にストマックのバイトになったようだ。
根強かった闇菓子摘発を狙うグラニュート警察の潜入捜査官説はこれで多分潰れた。あくまでラーゲ9は個人的な復讐者と思われる。
身内を狂わせた薬物を作った反社を潰すために自分もその道を往く復讐者って設定がちょっとVシネマ過ぎる…。白竜とか出て来そう。
そりゃ人間をヒトプレスにするのを躊躇ったりしないわな。そこはどうでもいい訳だし。見方によってはダークヒーロー的である種のかっこよさもある。
予告の「コメルをやったのはお前か!?」とヴラムがショウマを掴み上げるシーンを見る限り弟はこれまでのバイト同様、中毒にされ闇菓子欲しさにバイトになってそこで倒されてしまった様子。
つまりこれまでショウマが狩ってきたバイトの中にコメルがいたという可能性が浮上してきたのだ…!えらいこっちゃ…泥沼じゃあ…
メタ的に言えばこれまでコメルなんて名前のグラニュートは出て来てないし多分誤解。コメルがいなくなったのにはまた別の真相がありそうだ。
てかラーゲ9味方になりそう?なんかそんな雰囲気出て来たね。
関連商品 DXヴラスタムギア
消えない絆斗のショウマへの疑惑

ニエルブを前にその名を呼んでしまったことでまたしても絆斗に追求されることになってしまったショウマ。
ストマック家の者と絆斗が対面するとポロッとショウマの正体バレちゃいそうで観ていて緊張するわ…。
前回の感想にも書いたが絆斗ってぼんやりショウマの正体に気づいてる気がするのよね。でもそんな筈ないって疑念を飲み込もうとしているような雰囲気が出てる。
ショウマがストマック家のことを話してくれた後にその情報から自分なりにショウマの考えを汲んで、以前グラニュート界に行くのをショウマが止めたのは圧倒的に強いストマック兄妹が待ち構えるところに行くのは分が悪過ぎるから。
母親の仇を避けるように動いているのは巨悪に立ち向かい無理をするよりは救える人を救う方が良いと思ったから。
と、結論づけて「そういうことだよな?」と半ば自分の考えを押し付けるように言う姿に自分のことも納得させようとしているように感じた。
だって絆斗なら「いや詳し過ぎるだろ。なんでそこまで知ってるんだよ。」とか言及しそうなとこなのに全部自己完結しちゃってるんだもん。絆斗らしくなさ過ぎるよ。
全てはショウマを信じたいがために考えるのを、深く追うことをやめたように思えてしまう。
そしてその優しさが更にショウマの口から真実を出し辛くさせる。悪循環…。
「隠してることあるよな!言えよ!…もし俺のこと心配してんなら気にすんな。」
自分の正体を知られたくないという自分の都合で黙っているだけにこの絆斗の台詞ショウマに刺さってそう…
次回なんか酸賀に正体バレてるし…まだまだ見ていてドキドキするシーンが目白押しのようなので覚悟して観ていこう。
関連商品 S.H.Figuarts仮面ライダーガヴ ポッピングミフォーム
次回
消えたタケシのヒトプレスを追え!
酸賀に!ラーゲ9に!ショウマの正体が…!
激突の果てにショウマとラーゲ9の関係に変化が!?
それではまた
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