調達屋のブレーキ【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ7】感想

スーパー戦隊

前回 シロとクロ【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ6】感想

教習所の卒業検定の路上試験のコースがほぼ直進だったおかげで余裕で卒業できた男 アメイジングRYOです

あのコースダメよ?なんの技術も試されなかったよ?おかげでペーパードライバーだよ?

運転しなくていいならしないで生きていきたい

さあ本文に行きましょう

あらすじ

今日はなんだか元気のないブンブン

その理由は最近推しのニマイジタイヤのべろーらーなる組み合わせが独特なキャラクターのスペシャルイベントに行きたいが世間から身を隠している自分ではその願いが叶わないということだった

未来達は運び屋としてブンブンを変装させ会場まで大事なく送り届けようと行動開始

一方、大也玄蕃ブンブンチェンジアックスを届け5人目のブンブンジャーに誘うがあくまで調達屋としてブンブンジャーに協力すると決めている事から断られてしまう。

だがしかし、現状維持を望もうと世界は常に動き続け自分だけが同じ場所には居続けられないもの。玄蕃の決断の時が迫っていた。

玄蕃の前進

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/boonboomger/episode-guide/detail/1242707_3963.html

第1話からその姿を見せていて且つ大也からも熱い信頼を得ていながらもブンブンジャーではないというポジションを貫いてきた玄蕃

最初のよろしく信頼はされているがブンブンジャーとして「惚れた!」されてはいないのかと思いきやそうではなく、どうやら1話以前にすでにスカウトをされていた様子。

しかし理由は不明だがそれを玄蕃は断り現在まで調達屋としてのサポートに勤めてきたようだ。

そんながなぜ今回でようやくブンブンジャーになることを決めたのか。この過程が過不足なくしっかりと描かれていて好印象な回だった。

玄蕃は調達屋としてブンブンジャーに色々な物品や時には土地を調達しサポートしてきた。面白いのはスーパー戦隊のサポーターポジションでありながら彼自身は科学者や武器の開発者などではなくあくまで気の利いた「もの」を用意し、渡すことしかできない一般人の域をまるで出ない人物であると言うこと。

それでもその機転と用意周到さでこれまでは十分にサポーターたり得ていたしだからこそ大也からも信頼を勝ち取っていた。

しかし今やブンブンジャーは1話開始時点から人数は2倍になり期待の新人たちはメキメキと成果を出し、若者達の成長はまさに日進月歩。爆上がっていく。

更にはハシリヤンの幹部マッドレックス登場もあり侵略者との戦いは一段階ギアが上がった状況。

今回のブロックベイグルマー&マッドレックスとの戦いで玄蕃はトランポリンや鏡を持ってブンブンジャーを助けようとするも華麗なるお困りのようだねぇキャンセルを食らうことに

この様子を見て玄蕃自身もはや物品を運ぶだけのサポートではブンブンジャーの戦いに付いて行けないことを痛感。ならば戦士となり、今までとは全くの別ベクトルで助けていこう、となったわけだ。

戦士ではないサポーターとしての期間を6話かけてじっくり描き、その中で味方も敵も強くなっていく様を描き、自分の力が及ばないことを今回でしっかりと描いての初の変身。分かりやすくロジカルに展開を描いておりやっぱりちゃんとした作品だと感じた。

変身!ブーンオゥレェンジ

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/
boonboomger/episode-guide/detail/1242707_3963.html

続いて新戦士ブンオレンジについて

片足を上げて膝でブンブンブースターを押し込む動きはなかなか大変なようで

玄蕃のこのチェンジポーズは片足で数秒間立っていなくてはならず、強い体幹が必要なポーズなんです。クランクイン前のアクション練習では、相馬さんはどうしてもぐらついてしまっていました。
が、自分が初チェンジするまで、このポーズで立っていられるよう現場でずっと練習していたそう。

引用https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/boonboomger/episode-guide/detail/1242707_3963.html

なんだそうです。こういう難度高めのポーズは真似したくなるよね。

からの名乗りは玄蕃独特のねっとり感があってオレンジ!ってよりはオゥレェンジって感じ。

全体的にアフレコになると普段よりねっとり感が増しているような印象を受ける。顔が出なくなる分キャラを立たせなきゃ行けないとか色々あるんだろうなぁ。

バトルシーンは今回のところはこれと言って際立った個性は見られなかったか。強いて言うなら余裕のある立ち姿にややアクロバティックな動き、タイヤ能力を早くも使いこなしている辺りが特筆する点。

変身するまでの部分に時間を使っていたしそれが上質だったのでアクション周りの個性は今後に期待だろう。

ところでこの振騎玄蕃という男、そもそもなぜそこまでしてブンブンジャーを助けたいのだろうか。調達屋という仕事自体は一般のお得意さんがいるのが今回で描かれており太客である大也がいないと食いっぱぐれてしまうような気配はない。

今回で玄蕃は調達屋としてブンブンジャーを補い、進歩させ、見届けることを喜びとまで言っていて、ブンブンジャー若しくは大也に尽くすことを目的として調達屋をしていることが予想できる。

これまた謝士郎並にヘビーな感情を抱えている気配ムンムン。玄蕃については今後さらに掘り下げられていくことだろう。

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/boonboomger/episode-guide/detail/1242707_3963.html

ソースがどこかは知らないがこんな考察があるようだ

ブンブンは元ハシリヤンではないか?」

ハシリヤンの創始者だったが組織が本来の目的から外れたので抜けたのではないか?」

現状根拠のない考察というよりは予想な気がするが個人的にはありそうな気はする。

今回初めてブンブンがずっと基地にいることに多少触れられたがそれは果たして「宇宙人だから外に出ると騒ぎになる」というだけなのか、幹部であるマッドレックスが前回、今回とブンブンと顔を合わせていない(ブンブンジャーロボすら目視していない)のは伏線ではないか、ブンドリオ・ブンドラスというネーミングが「ぶん取る」とかかっていて乱暴な感じがするから元は悪者なんじゃないかなど色々考えられる。

まあこじつけも多いし、こういうのってやろうと思えばなんでもこじつけれるからね。

次回で物語の核心部分に多少なりとも触れるようなのでひょっとしたらその辺りも明らかになるかも?

次回

二度の退却でその闘志に火をつけたマッドレックス

大也もまた宿敵となったマッドレックスとの決着を望んでいた!

そして明かされる大也の夢とは

ブンブンジャーとはなんなのか

爆上戦隊ブンブンジャー その物語の核心に今、触れる時

それではまた

次回 暴走と分裂【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ8】感想

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