【ウイングマン 7話】感想 デルタエンドと三角関係の行方

単発作品

前回 【ウイングマン 6話】感想 ナパームは浪漫

12/14(土)にアリオ北砂店にやってくるギャバンと写真が撮りたい男 アメイジングRYOです。

ちょっと予定が入っちゃってましてね…

令和にギャバンと写真撮れる機会なんて中々ないのに…

行ける方は行った方がいいっすよ。詳細はこちら。

残すところ4話の『ウイングマン』を語って行きましょう。

あらすじ

アオイの前に現れた謎のヒーローはそのままザシーバと交戦。しかしアオイザシーバの幻覚に苦しめられることに。

健太ドリムノートから出現したアオイの父 ラークからノートに書いた情報が一度リセットされてしまったこと、しかし上書きされる前なら改めて書き直すことでまたウイングマンになれることを聞かされ再びノートに向き合う。

目を覚まし、健太の力になりたいと強く願う美紅ラークディメンションパワーを授けるのだった。

健太ノートを書き上げるまでの時間を稼ぐべく美紅もまた戦場に立つ!


炸裂〝デルタエンド〟!!!

転載:https://m.youtube.com/watch?v=lsImCx7CHpI

まずはバトルシーン周りの話から

というか予告でも映っていた必殺技〝デルタエンド〟のことから語って行きたい。

今年の3月にサービスが終了してしまったソシャゲ『ジャンプチヒーローズ』でウイングマンを使っていた時にこれが必殺技だったので原作未読の私も知っていた原作でも有名な技で予告時点で話題になっていたが原作のイメージをそのまましっかり実写化してるなあという印象。

ウイングマンが3人に分裂し、敵を三方向から囲んでトライアングルを形成し閉じ込めその中で爆発させることで外部に被害をもたらさず、且つ敵を逃さず確実に爆散させられるというかなり殺意が高いのに守るべき人達は絶対安全というヒーローが使うに相応しい必殺技だ。

ちなみに原作だとウイングマンは変身時間のリミットが近づくほどにそれを知らせるようにスーツが変色()していき〝デルタエンド〟はもっとも危険なの時にだけ使えるという設定らしいが、特撮でそれをやると色々大変なのでそこは改変されたようだ。

「ブラーンチ!デルタ・エンド!バリアーエッジ!デプスゾーン…完成!ショック!」

シーケンスがやたら多く、その行動一つ一つを口にする感じが昭和ヒーローの必殺技的で健太の趣味が出てる部分かな。

かっこいいよねこういうの。必要かではなく浪漫よ。特撮ヒーローに関わらずロボアニメとかでもよくある。

個人的に1番思い出すのは『Z.O.E ANUBIS ZONE OF ENDERS』ベクターキャノン。気になる方いたら調べてね。超かっこいいのよ。

〝デルタエンド〟の完成度は満足だったがウイングマンのバトルどころか出番が皆無だった前回からの今回にしてはちょっとウイングマンの活躍シーンの尺が短過ぎるのは特撮ヒーローものとして見るとやや不満な部分かな。

爆炎の中から登場し決めポーズとかツボを抑えたシーンはあったし、アクションシーンもキーt…謎のヒーローvsザシーバとかザシーバvsアオイ美紅とか、後半のナァス周りのいざこざとかあるんだがやはりヒーローの活躍あってこその特撮ヒーロー作品なんでね。

ウイングマン自体かっこいいし、もっと色んな必殺技を色んな魅せ方で観たいんだ頼むよ。

残る3話でのウイングマンのバトルシーンに期待したい。

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卑怯系幹部(?)ナァス登場と、もはや味方のキータクラー

転載:https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/gallery/

ザシーバが倒され次にポドリムスからやって来たのはアオイと旧知の中でなんと一度プロポーズもしたことがあるという(演技力に若干の不安がある)男 ナァス

ビジュアルといい高身長といい『フォーゼ』大門寺先輩感あるな。演じるのは東宝芸能所属の橘春軌さん。21歳の若手だ。

特撮ヒーロー作品は若手俳優の登竜門。『ウイングマン』とて例外ではないということか。

ナァスアオイに対し積極的且つ献身的な好青年で共にポドリムスに帰ろうと誘うのだが…

キータk…謎のヒーローとのやり取りや端々で見せる表情、そして次回予告を見る限りその本性はかなりのゲス野朗のようだ。

武闘派系幹部と頭脳派卑怯系幹部の反りが合うことはないと古今東西の創作物で我々は知っている。そりゃキータクr…謎のヒーローとは仲悪いわなって感じ。

かつてアオイにプロポーズするほどの仲だったのは事実なようだが果たしていつからナァスリメルの手先だったのか。キータクラ…謎のヒーローのことを「先輩」と呼ぶ辺りリメルに降ったのは割と最近の話なのか?

はたまたずーっと前からリメルの手先でアオイにプロポーズしたのもノートを奪うための作戦の一部だったとか?

それならキータクラー「お前の腐ったやり口は変わってないな」という前から知っているかのような台詞も納得いく。

ところで次回予告にいた強そうな怪人はナァスなのかな?かっこいいし気になる。

そして前回から謎のヒーローに扮し、もはやウイングマンサイドじゃないかと思うくらい献身的に頑張っているキータクラーについて語って行こう。

…なんか声で決めつけてるが、これで謎のヒーローキータクラーじゃなくただのCV.マモちゃんさすらいのヒーローだったらどうしよう。

それはさておき。ティールを始末してからというもの前回アオイを助け、今回は卑劣な手を使うことを知っているナァスがいらんことする前に倒そうとしたりやってることが先輩ヒーローなキータクラー

「勘違いするな。助けたんじゃない。貴様を倒すのはこの俺だからな!」というコッテコテのベジータムーブなんかなやっぱり。

アオイナァスと一緒にいるの見た時の

「(も〜…まためんどくさいの来てるぅ…)」

みたいな北倉のうんざり顔が印象的。

そんなキータクラーだが意外なムーブを見せた。

それはアオイが消した布沢の記憶を復活させたこと。

健太アオイの秘密を解き明かそうとしている布沢キータクラーは警戒していた筈なのだが何故…?

しかも福本桃子の記憶は消したまま。1番バレたらめんどくさそうな布沢だけ記憶を返したのだ。

その真意は果たして。

揺れるアオイさん。負けヒロインに迫る危機

転載:https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/gallery/

長らくヒロインレースで美紅にぼろ負け状態なアオイさん

今回もラークの生存を知り安心から健太を抱きしめるなど相変わらず健太へのアピールが止まらないがそのハグも思春期故にどうしていいか分からなかったのか、美紅がいるからなのか、はたまたやはりアオイを「そういう風」には見れないのかすぐに健太に突き放されてしまう。

二言目には美紅のことを口にする健太にやはり寂しそうなリアクションを見せたり報われない負けヒロインの悲哀を隠すことなくガンガンに画面から感じ少々こっちが落ち込むレベル。初期の快活なアオイさんは遥か昔…

ところでギャバンの次は何見たらいいかな?」だと?

『宇宙刑事シャリバン』に決まってんだろうが!

シャリバン超かっこいいぞ!

あとカップルで『ジェットマン』観んのも普通にどうなんだって気するぞ!

そんな中現れたかつて恋仲 ナァス。同じポドリムスの出身でアオイにとって貴重な味方の同郷者。

ナァスの登場でアオイが見せた安堵の顔は最近の健太に向ける作り物とは違う本物の笑顔だろう。それだけに…

出身も同じで想い合っていた日もあった相手の登場、そして彼からの故郷に帰ろうという誘いに彼女は揺れる。

この世界には異世界人の自分はひとりぼっち、自分の世界の厄介ごとを3次元に持って来てしまっている罪悪感、一向に見えないリメルとの戦いの終わり、そしてそんな異世界で自分を助けてくれた健太に自分の秘めた想いが届かない現状…

あらゆる要素が彼女にナァスの誘いを受けるという選択を選ばせようとする。

アオイ健太に最後の問いをすることにした。その答えいかんで踏ん切りをつけるために。

「もし私がいなくなったら嫌かな?」

「絶対嫌だよ!」

「え…?」

「だって…ウイングマンになれないじゃん!」

ここのやり取りめっっっちゃ効きますね…

そうじゃないのよ健太…。

そのあとの「そっか。」の寂しそうなこと寂しそうなこと。肩入れせずにはいられない。

負けヒロインが人気になるのってこういうことなんかな。同情票って言ったら聞こえが良くないが何というか見ていて激しく心揺さぶられんのはやっぱり負けヒロインの方だしな。

そのあとにヒーローの相棒としてアオイが必要と続ける健太。今回曲がりなりにも戦えちゃった美紅を見た後だからキツイなこの台詞も。

アオイの代替えは効くけど美紅の代替えはないみたいなさ。そんな風に思えてしまう。

結局アオイは深夜ノートを持ち出してナァスの元に走ってしまう。昔の男に走るまでの導線丁寧に引きすぎじゃないっすか?

ヒロインレースぼろ負けをガチガチに描いていたのはナァスにコロっと騙されてしまう今回の展開を描くためのながーい布石だったってわけだ。

どこまで原作通りなのかは知らないがやはり本がちゃんとしていてキャラクターの行動に納得が行くのがいいね。

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次回

消えたアオイ!走る健太

卑怯卑劣のナァス健太が怒る!

しかし立ち塞がるのは…

悲劇の決戦!?ウイングマンvsアオイ

それではまた

次回 【ウイングマン 8話】感想 見覚えのあるアナウンサー


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