前回 白い仮面の男【ウルトラマンアーク22話】感想 ジェネリック実相寺回
「仏の顔も三度まで」って言う人は大体2度目で怒るか、4度目も許してくれる人だと思う男 アメイジングRYOです。
今回が2024年度最後の放送だった『アーク』を語っていきましょう!
あらすじ
昨日出さなければ行けなかった報告書の作成のために朝早くから出社していたユウマだったが集中出来ず、更には手に力が入らずエナジードリンクのプルタブすら開けられない。
明らかな体の不調を誤魔化し仕事を続ける中、星元市上空に巨大なカゲロウが出現。それはディゲロスが現れた際の異変に酷似していた。
宇宙より再び現れたゼ・ズーの刺客 宇宙獣トリゲロス
その狙いはユウマの中にありその体を蝕むものの正体 ギャラクシーアーマーに封印されたオニキスであった。
その身を顧みずユウマは走る。その時シュウは…
今度のゲロスは「三本角」!脅威のトリゲロス
まずはゼ・ズー第三の刺客トリゲロスについて書いていきたい
アークを倒すためだけに生み出されたような存在で悉くアークの力と技を無力化していく様は『ウルトラマン』のゼットンの如し。ディゲロス見た時はビジュアルでゼットンを連想したが、また別角度でゼットンを感じさせてくれる。
出現と同時に民衆がパニックになる辺りやはり今作でも屈指の被害をもたらした怪獣として人々にとっても畏怖されているようだ。
体術でも剣術でもアークと全く互角で更にはアーマーチェンジすら〝トリゲロスフープ〟なる半月状のリングを装備する事でルナの速度にも対応したりリングをアークを磔にする板代わりに使ったりとまさにアーク特攻なトリゲロスのバトルは見どころたっぷり。
何気に磔にする前の首掴んだまま引き摺り回してカーリングみたくアークをビルに突っ込ませるシーンも好き好き。アークって建物突き破ってドカーン!みたいなシーン多いな。
磔にされるウルトラマンっていいよね…最近見てなかったような気がする。磔不足だ。
大ピンチのアークを救ったのは防衛隊。直接的にアークを救うのは10話でもあったがやっぱり頼りになるな。ユウマやアークがシュウ以外の防衛隊の人と仲良くなる話はあったりしないけど共に地球を守る者同士。絆なんてデカいイベント無くたって一緒に働いてりゃ芽生えるもんよ。
ギャラクシーアーマーにチェンジしたアークはアークギャラクサーにブレーザー、ソリス、ルナの順でキューブを装填しギャラクサーにドリル状のエネルギーを纏わせた必殺技を発動!
ブレーザー、ルナ、ソリス
でも
ブレーザー、ギャラクシー、ソリス
とかでも違う技出せるだろうからまた一気に技増えたね。あと2話しかないけど映画含めて全組み合わせが見れることを祈る。
トリゲロスもディゲロスがやった〝ディゲロスシャッター〟をドリルにして対抗。初めての技にも即対応ってアドリブ力やばいなトリゲロス君。
よっ!怪獣界の竹中直人!
アドリブ直後で隙が生まれたトリゲロスにアークは間髪入れずに〝アークフェザー〟を爪のようにして引っ掻き、立て続けに〝アークファイナライズ〟を撃ち込むという怒涛の攻めを見せる。
「これで撃ち漏らしたらマジで負ける!」で感じの追い込まれている必死の攻めって燃える。
〝界王拳〟を20倍まで上げた悟空みたいなさ。ああいうのめっちゃ好き。
トリゲロスを倒したものの街には大穴が空き、アークまでもが消滅してしまった…ユウマとアークの運命はいかに。
この引きで年跨がれるのも、年跨いで一発目が総集編なのも辛い…。
来週ウルトラヒーローズEXPOニューイヤーフェス行ってくるけどどんな気持ちで生ユウマを見たらいいんだ…
アーク上司現る
セブン上司をなんとなく思い出す存在。アークと志を同じくするというルティオンの盟友 ビオルノが登場した。
ぼんやりとした姿しか分からなかったが見た目はアークっぽい感じみたいねやっぱり。ルティオンの真の姿を考えるとシルエットになってるとかじゃなく、あれが正真正銘ビオルノの姿なのかも知れない。
アーク銀河で問題となっていた恒星ソニアのエネルギー膨張問題を解決する目処が立ったことを教えてくれたが、どうもまだふんわり計画が固まった程度らしく更に言えば不確定な要素もある為件の強行派であるゼ・ズーが全然自分の計画をやめてくれないんだそうな。
ゼ・ズーが鷹派過ぎる…てか指導者さん達も一回なんにもしないようにゼ・ズーを拘束とか出来ないの?
まあ前にも書いたがゼ・ズーからすれば
「いや、新しい計画も何も俺のゲート使えば万事解決だって言ってんだろ!お前らの計画まだふわふわじゃねーか!時間ねーんだよ!地球とか知らねーよ!」
って感じだろうしやっぱりあんまりヤバいやつって感じはしないのよね。めちゃくちゃ人間臭い人って感じ。
ところで残すところ後2話でアーク消滅から一気にラストまで駆け抜けそうな気配だがソニアが突然膨張始めたとか、ギヴァスの星のムジャーリが突然エネルギーを失ったとかの原因は分からないままで終わるのかな?
てっきり星に細工をした真の黒幕みたいな奴がラスボスと思ってたんだけどソニアやムジャーリに関してはマジでただの自然現象で偶然ってオチなのかしら。
「人間らしい考え方だな。都合の悪いことが起きるとすぐに誰かが悪意を持ってやっていると考える。」
これは『X』に登場したM1号の台詞だ。黒幕などいなかったのか…
とはいえそう結論付けるのも早過ぎる。
まだ最終回まで行かないと分からないし最近予告の公開された『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超時元大決戦!光と闇のアーク』で明かされるかも分からない。
あたしゃ竹中直人が臭いと睨んでるよ。
シュウがアークの正体に…?
最後にSKIP周りの話を。
今回でシュウは多分アーク=ユウマに気付いたと思うんだよね。
胸の発光も見ているし、トリゲロスに狙われてたし、車の中でのやり取りとか
「僕はこれからも走り続けます」
そう言って走り出すユウマの背中を見ている時の顔とかなんかもう「まさか…」って感じに見えたんだよな。
トリゲロスとアークの戦いを見てリンに声を荒げるシーンとかも気づいているからこそな感じがする。極め付けは磔にされ痛めつけられるアークを助けようとするシーンの
「彼を死なせるには行かない…」
って台詞。単にアークのことを言っているとも、ユウマと気づいたからこその台詞とも取れる。
後半はずっと顔からいつもの冷静な仮面が外れているのが辛いけど良かった。辛(面)良かった。
個人的に好きなシーンはそんな明らかに冷静さを失っているシュウを止めるヒロシの一喝。普段は年下とはいえ外部から来ている人なので常にシュウには敬語のヒロシがこの瞬間だけは強い口調で止めているのが年長者やってて良き。
リンは前半で厳しくも社会の先輩らしく、そして身を案じる優しさを持って無理をしているユウマを止めるシーンが印象的。体調悪いけど無理するのはかっこいい事じゃないし却って迷惑になるから大人しくしてろってのは正論。
「迷惑かけると悪いから休みますわw」みたいなそれを盾にして体よくサボる大人も実社会にはいるがな!!
一方で後半は叩きのめされるアークを見て泣きそうな表情になっていたのも印象的。リンさん可愛い。
去年に『ブレーザー』は結局ブレーザー=ゲントが仲間達にバレる事は無かったが果たしてSKIPはどうなるのか注目していきたい。
次回
またまた中村さん登場の総集編!
なので来週の『ヒーローというぬかるみ』は年末恒例イベント
ウルトラヒーローズEXPO2025 ニューイヤーフェスティバルの記事をアップ予定ですのでお楽しみに!
冬もウルフェス!
それではまた
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