届け屋たちのハンドル【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ9】感想

スーパー戦隊

前回 暴走と分裂【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ8】感想

マッドマックスシリーズの新作『フュリオサ』が楽しみな男 アメイジング RYOです。

マッドマックス2「核戦争後の世界」って世界観とか世紀末ファッションとかはかの北斗の拳のモデルになったんだそうです。

更に言うなら「敵が死ぬ時に崩れた顔をドアップで映す」という手法はドラゴンボールに影響を与えてるんですよね(ナッパとかドドリアが死ぬシーンのアレ。分かるかな?)。

マッドマックスのまっめ知識を披露したところでマッドレックス様退場回を語っていきましょう。

あらすじ

前回の戦いで負傷し名誉の通称ニチアサ巻きを施された大也

未来は絶賛大也への不信感爆上中でいつもの明るさはどこへやら。大也後方理解のある彼面謝士郎も飄々とジョークを飛ばす玄蕃も今の2人にとっては真相を話さなかった不義理者。

そんな中、調の口からメンバーを更に追い詰める言葉が

「ISAの通達によりブンブンジャーは解散です。」

5話ぶり通算2度目ブンブンジャー解散命令。

皆の心がバラバラになる中ブンブンの口から語られる大也との出会い。2人の夢。それを聞き未来は、は、調は…

そんな都合など知らぬ存ぜぬ顧みず!四度ブンレッドと決着をつけんとマッドレックスが動き出す。

今、真のチームに。〝ブンブンジャー〟になる時!

第一章:ブンブンジャー結成編完結!

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/
boonboomger/episode-guide/detail/1242816_3963.html

バクアゲタイムズによれば1話から今回までがブンブンジャー結成編とのことで今回はその完結編。

未来が気になっていた大也が夢に命を賭ける理由がブンブンの夢に「惚れた」からというだけでなく、夢の舞台に届けることが届け屋としての仕事の一環でありいわばブンブンからの依頼だからと最近若干空気気味だった届け屋設定とリンクさせてきたのは鮮やかだった。

大也に対し疑念を抱いていた未来の顛末も上手く着地していた。

2人は自分の意思でブンブンジャーという車に乗ることを選びハンドルを握っていたつもりだった。しかし自分が乗っているがどういうものなのか分かっていなければ(知らされていなければ)ハンドルを握ることなどできないだろう。

今回2人はブンブンジャーが、ブンブンBBGという夢の舞台に届ける為に結成されたチームであったことを知った。自分が乗る車を真に理解しその上でもう一度乗ることを選んだ。そして本当の意味で今度こそ「ハンドルを握った」のだ。

いい話や…

…なんだけど

ぶっちゃけ思うのは…

最初に説明しとけ!!!!!!!!!!!

これが「何か悪事を働くために結成されたのがブンブンジャー」ってんなら黙ってるのも分かるがブンブンを夢に届けるという至極善良な理由且つ、前述通り言ってみりゃ届け屋の仕事の一つなんだから最初に話ときゃ拗れずすんだだろ!!

じゃあなんで言わなかったって?

謝士郎「大也は言葉が足りないからな」

錠と俺「「シロー先輩もですよ!!!!!」」

大也、若くして大富豪でイケメンでカリスマ性もあって天然人たらしと完璧なリーダーかと思っていたが致命的な弱点あり。

ウルトラ口下手だこの人…

謝士郎はまあ大也大好きさんだからね。大也が言わない以上代わりに色々言うこともないんでしょうね。

…どうなんだそれは?もうちょい大也の翻訳係として頑張ってくれてもいいのよ?

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/
boonboomger/episode-guide/detail/1242816_3963.html

とまあ思うとこはあるものの皆がそれぞれの決意を表明し真のブンブンジャー結成となる後半の展開はBGMも相まって熱かった。

謝士郎「今度は置いてくなよ。という台詞はマッドレックスを倒さなければ夢に近づけないと確信したがために少しでも早く夢に近づこうと一人突っ走り暴走した大也にブレーキをかけてくれた。

前回タイトルの『暴走と分裂』暴走ってマッドレックスだけじゃなく大也のことも指していたんだとここで分かった。

調が届け屋を名乗り大也を届け

「バクアゲだ…」

ブンブンジャーに少し遅れて呟くというシーンは彼女もまたブンブンジャーの一人になった、という演出だろう。憎いね。てか調さんが当初思っていたより遥かにデカい扱いで驚く。

ハシリヤン斬込隊長マッドレックス散る!

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/
boonboomger/episode-guide/detail/1242816_3963.html

ハシリヤン最初の幹部として6話からその姿を現したマッドレックスもついに、というか早くも退場。

ハシリヤンは1人やられては次の幹部がやってくる黒十字軍とかインフェルシアとかドルイドンみたいなパターンの悪の組織?

マッドレックス最後の戦いは大也以外の4人を雑魚扱いで圧倒。

しかし続く一丸となったブンブンジャーとの戦いでは体の各所のボルトを緩められ大ダメージを負うことになった。1話から度々ブンブンジャーロボ苦魔獣に用いていた戦術が幹部クラスにも有効なことが判明。この弱点はハシリヤン共通のものなのだろうか?

追い詰められたマッドレックスまたまたヤルちゃんをギュー!してパワーアップ!

次はヤルちゃんに優しい幹部が来てほしいな(無理そう)…

巨大戦時にはブンブンジャー5人で乗りこなす新たなる姿 ブンブンジャーロボナイトと激突

最後は十八番の〝怒りのデスロッド〟を放つも競り負けブンレッドの力がハシリヤンのボス ワルイドスピンドーには遠く及ばないことを言い残し爆散した。

最後までブンブンジャーではなくブンレッド個人に執着する姿もブレない。非常に良い最初の壁となる強敵だった。

大也とブンブンの過去についてのあれそれ

転載:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/
boonboomger/episode-guide/detail/1242816_3963.html

BBGのレーサーだったがある事故でライセンスを剥奪されショックから宇宙を暴走。その末に地球に墜落し大也と出会った

というのが今回明かされたブンブンの過去だ。

ライセンスを剥奪されるに至った事故の詳細などなどまだまだ深掘りできそうで今後の展開が楽しみなのだが個人的に「宇宙を暴走していた時期」が気になる。

ブンブン、絶対なんかやらかしてると思うのよね。

例の「ブンブンは元ハシリヤン説」に当てはめてみよう。

BBGは宇宙のカーレース。そこのレーサーとなれば相当な腕の筈。そんな凄腕レーサーが宇宙の走り屋をしていたとなれば悪い走り屋にも目をつけられたことだろう。或いは宇宙の暴走族から「伝説の走り屋」みたいな憧れを持たれていた可能性もある。

つまりハシリヤンとは「宇宙の伝説の走り屋ブンドリオ・ブンデラスに憧れた集団」なのでは!?

という可能性。もちろんこじつけな部分もあるがあながち間違ってないかも?

全然関係ないけど今回の大也との過去でのシリアストーンなブンブンすごく良かった。いつもの陽気な少年ボイスと全然違う。流石はマツリカさんだぜ。

続いて大也について。

ブンブンが堕ちてきた時点で既に現在の設備を整え屋敷も持っていた様子だったので大也が財を築いたのは更に前ということになる。更にバクアゲタイムズによると過去大也の手には既に玄蕃のお気に入りのキャンディが握られており既にとも出会っていることが示唆されている。

彼が何をして富豪になり、玄蕃謝士郎とはいつからの出会いなのか明かされるのはまだまだ先になりそうだ。

個人的な予想だが大也は若くして財を築き、なんでも出来るようになった結果情熱を失ってしまっていたのではないだろうか?

そんな時ブンブンに出会い自分の知らない宇宙での話を聞かされ、更にBBGの事を知って情熱が再燃。ブンブンの夢が自分の夢になり燃え上がった。だから夢に命を賭けるほどに熱くなれる。

のでは?もちろんこれも単なる予想だが当たっていたらご喝采をよろしく

次週

玄蕃初めての届け屋ミッション開始!

届けるのはISAの爆発物!?

先輩面の未来が付いてきて、コイノボリグルマーも現れ自体はややこしくなりそうな予感!

ミラ×ゲンコンビは無事ミッションを完遂できるか!?

それではまた

次回 ウキウキなミッション【爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ10】感想

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