前回 愛に踊る!これが私のthe・AI【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第28話】感想 好きなものは好き!
割とおもてなしたい男 アメイジングRYOです。
家に人があんま来ないのでおもてなし欲を発散できない。
お菓子とか自分で作ることあるし振る舞いたいとかちょっと思ったりもする…
まさかの竜儀退場!?の29話を語っていきましょう!
あらすじ
竜儀は悩んでいた。
深淵なる厄災 グラディスの残党である疫病のペスティスとの戦い以降テガソードは決して永遠不滅の存在ではないのだと思い知り竜儀は再びテガソードを失うことを恐れていたのだ。
一方とある大学ではおもてなしノーワンが暗躍しており次々に学生が茶室の花に変えられてしまう事件が発生。食い止めるべく吠と禽次郎がおもてなしナンバーワンバトルに挑む。
そしてまた時同じくして陸王と真白は玲に接触。
玲は厄災から与えられたという未知なる指輪の力を持って2人に襲いかかるのだった!
避けられない時来たる…竜儀、指輪の戦士への回帰

まず本編の感想の前に書きたいことがあります。
今回おもてなしノーワンが暗躍していたり、ウルフとティラノのバトルの舞台になった大学は埼玉県飯能市にある駿河台大学だ。
なんでこれを書きたいかっていうとね…
私の母校なんですよ。ここ。
気付いたのは番組後半だったんだけど思わず声出たね。
元々『仮面ライダーウィザード』でも使われたり、右京さんが学食の前歩ってたこともあるんで割と東映とは長い付き合いなんだけどロケ地になるのは久しぶりでテンション上がった〜。
さて話を本編に移そう。
竜儀の悩みに因んだ夏映画の振り返り、おもてなしナンバーワンバトル、玲さん関連、ブーケのレオン正体バレフラグ…
色々やってるがイマイチどれが軸なのか分かりにくい回だなーと思っていたとこに突然竜儀vs吠がぶち込まれて一気に今回がどういう回なのか理解させられた…。
今回は竜儀がゴジュウジャーから1人の指輪の戦士に戻るための回であり、ゴジュウジャーという作品のテーマ「全員ライバル」を再度描くための回だったんだなと。
テガソードを失いかけた夏映画の戦いは竜儀に焦燥感を生んだ。そして今回出会った泥棒や他人を嘲る女子高生、喧嘩する夫婦…人々の心が荒んでいるのを目の当たりにして一刻も早くテガソードに完全なる力を取り戻させ世界を悲しみのない楽園にする願いを叶えなければならないと。
そしてその為にはゴジュウジャーではなく1人の願いのために戦う戦士に戻る必要があったのだ。
しかし一方で一番手強いはずの吠をわざわざ選んで挑戦したり、負けた後の「あとは頼んだぞ…」などの独白から考えるに竜儀はただ焦って願いを叶えるために戦ったのではなくテガソードのために戦ったのだというのが描かれていた。
指輪争奪戦はテガソードが力を取り戻すための儀式のようなもので誰が勝ち、誰の願いが叶おうと決着さえつけばテガソードは力を取り戻す。
自分の願いを叶えるというこの戦いの大根底にあるエゴを捨て竜儀はいち早く指輪争奪戦を終わらせる道を選んだ。テガソードが力を取り戻し2度と倒れないように。
言い換えれば「負けに行った」みたいなことなんだよね。みんなが自分の願いのために戦ってる中それ以上にテガソードを信奉している竜儀だからこその決断というか。
「私は所詮大勢のうちの1人に過ぎないのだから…」
悲しい…
竜儀にとってテガソードは唯一の神だが、テガソードからすれば竜儀は選んだ戦士のうちの1人でしかない。
ここの竜儀の心情って神様に抱くものってより人気者の友達とか、好きな人に抱く気持ちって感じがしてなんかいいよね…。良い意味でちっぽけな人間的でさ。
でも7話で巡のカットされてしまった台詞の中にこういうのがあったらしい
「俺ら“銀色”と違い君ら“金”はテガソードのお気に入りなのかも知れん。なんせ君らは5色おる。」
この設定というか巡の読みが生きてるなら竜儀は単なるワンオブゼム(大勢のうちの1人)ではなく少なくとも特にお気に入りの1人ってことだしやっぱりそこまで卑屈にならなくて良いのでは!?って気もするんだけどね。
おもてなしナンバーワンバトルがかなり消化不良のまま戦いが始まった時は戸惑ったけど、ちゃんとおもてなしノーワンのエゴイストな面が竜儀の反面教師になるって展開に生きていたのは良かったね。
ワイルドゴジュウウルフvsティラノの戦いはお互い遠慮なしのガチバトルだったのが辛くもあり熱くもあったし、ティラノの怪力もウルフの「お前は俺の獲物だ!」も身内に向くことで改めてこんなに怖い相手だったんだと思わせられた。
何より母校でバチバチにこの戦いが展開されたことに興奮してしまった。学食の塔のとこぶち抜かれてんじゃーん!!
真白の「よく見ておけよ。指輪の戦士である以上、お前たちも避けられない戦いだ。」って台詞も彼の背景にある以前の戦いを感じさせてくれて好きだ。あの仲良かったレオンの相棒とも多分戦ったんだよなゴッドネス…。
公式からの発表もあったが今回からゴジュウウルフのスーツアクターが浅井さんから伊藤茂騎さんに変更となったがアクションに違和感や物足りなさは無かったね。伊藤ウルフもかっこよさそうで安心。
浅井さんはとにかく無事回復してあわよくばニチアサの舞台に戻って来てくれるのを願いましょう。
次週にはキレンジャーの如く二代目ゴジュウティラノが登場する様子。竜儀の完全退場は流石に無いだろうけどどのように復活し、そして二代目がどんなキャラになって行くのかにも期待だ。
第三勢力 厄災の尖兵 具島玲の実力とは

続いては玲さん関連について。
最初からずっと言われていたけど玲が厄災から力を与えられたって設定が出て来ていよいよ第三勢力としてクラディスが本編に出てくるの確定だなコレ。
何はともあれ玲さんのゼンカイザーブラックが似合い過ぎる。
こんな形でまたちゃんと戦うゼンカイザーブラックが見れたこと自体感動だよ。本編で全然戦わないんだもんトゥルーヒーロー…。
『ドンブラ』本編で突如生えて来たギアトリンガーからビームソード出す謎技もかっこよく使ってくれていて俺今になってゼンカイザーブラックの魅力に気づいたわ。ありがとう玲さん。
厄災指輪にユニバース指輪の力を閉じ込めることでテガソード無しで複数のユニバース戦士にエンゲージ出来るって設定もくすぐられる。ゼンカイザーブラックが似合い過ぎるけどマジレッドもかっこよかったしこれから玲のバトルシーンにも期待大だな。
今は2つの姿をスイッチして戦ってるけど後に玲だけのバトルフォーム出てくると思ってる。名前や目の色と同じで灰色の戦士になりそう。
バトルシーンは興奮したがなんかサラッと玲さんが病気だけどもう治ったとか言い出してちょっと頭に「?」が浮かんだ。薬飲んでるシーンはあったが病気ってのは初出しの情報だし。
てかこれ見よがしに見せていた腕の傷は玲が狂ったのとは関係ないの?単に陸王の罪の意識を刺激するためだけのものなのアレって。
夏映画を軸に厄災関連の話も出て来て『厄災編』(仮)の種まきに入った感じのする回でもあった。
特殊な成功体験が吠を苦しめている…

最後におもてなしナンバーワンバトルの吠と禽次郎について少し。
まさかまたバトラーロンリーウルフを見れるとは思わなんだ。
非常に特殊でニッチなコンカフェでの大きな成功体験がどこにでも通じると勘違いし大敗する吠からはある種の悲哀を感じる…
数少ない上手くやれたバイト経験がよそじゃ一切通用しないとか凹むぜおい。やはり吠はあのバイトを辞めるべきじゃなかった。
律儀に衣装まで来て本当に9話と同じことやってるのがいじらしくて可愛いねぇ…吠ぅ…。
禽次郎はおじいちゃん特有の若者にどんどん食べ物あげちゃうやつが発動しもてなす相手を困らせてしまった。そもそも本人も言っていたが禽ちゃんからすりゃ若者だけどバリバリのおじさんだよなあの人。
あとゆで卵をあんなに盛って置いたら温泉みたいな匂いしそう。卵は食べる過ぎると屁が臭くなるから一個か二個くらいにしときましょう。
そういや禽次郎が卵食べないと譲二に戻る設定ってほぼ死んでるよな。なんなら高校生設定も宙ぶらりんだし。
見た目若者中身おじいちゃんキャラは今回含め毎回面白くドラマチックに描いてる分死に設定が目立つのが少々残念。
全然関係ないけど禽次郎役の松本さんは最近筋トレにハマり過ぎて衣装さんから「あんまりゴツくなると衣装合わなくなるんで筋トレ禁止で」って言われたらしいね。戦隊は特に一年ものだから繋がらないとかで極端な体型変化は御法度なんだろう。
大変だな体型維持って。
次回
二代目ゴジュウティラノは紅茶の王子様!?
てかせっかく竜儀いなくなったのにすぐ次出てくるんじゃ竜儀が身を切った意味とは!?
餅付きナンバーワンは誰の手に!?
それではまた
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